2話 源、勝貞に小田家と菅谷家の未来の評価を教える
日間ランキング13位!(歴史部門)
俺の目の前にいる菅谷さんは、小田家の外様大名で、藤沢城主。そして、利根、小貝川の水軍を率いていたはずである。
「あの、菅谷さん?」
「未来から来た?ふざけるな。おぬし、儂のことを田舎者だから、京都のことなど知らぬと馬鹿にしておるのだろう。」
「いえいえ、とんでもない。菅谷さんは、450年後に息子さんだけ有名になってます。俺みたいな歴史マニアじゃない限り、あなたが藤沢城主で利根、小貝川の水軍を率いている武将だなんて知りませんから。」
「何⁉儂のより政貞の方が 有名になると申すか。 ならば、若や殿はどうじゃ。」
この時代だから、
「えっと、氏治さんは不死鳥の如く小田城を取られては取り返す人ですが、愚将と呼ばれています。しかし、領民にとても好かれた殿様ということも伝わっているので、内政向きの人なのでしょう。有名度は、低いですね 。政治さんは、知っている人こそ氏治さんより少ないですが、 小田家の中でも名将として名高いです。」
「……ふ、フハハハハハ。良いことを聞いた。 お主を政治様に謁見させてやろう。」
まじか。モノホンの戦国大名か。俺家臣とかになっちゃうのかな。んで、未来のこと知ってるから小田家を天下統一させちゃうのかな?
やべ〜、テンション上がってきたぜ!