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俺、小田家に仕官します。  作者: 七竹真
2章 VS飯塚美濃守
17/40

16話 連車輪

お久しぶりです、natakuです。前回の投稿から、約1か月。他の小説を書くこととパソコンが壊れたことで、なかなか上げられずすみませんでした。

 飯塚美濃守方


「我が最強の陣――――――連車輪れんしゃりんをついに見せる時が来た。皆の者、天羽とかいう若造恐るるに足らず」

 儂がそういうと、山城―――江戸山城守嘉之えどやましろのかみよしゆきが反論してきた。

「しかしながら、本当に天羽源あやつが未来人ならばその陣に対抗するものも出てくるのでは?」

「そのような事は、あるまいて」

 当たり前だ。儂が考えたこの陣に小さな修繕点は見えても、大きな修繕点など見つかるはずもない。

 新しく苅間城主かりまじょうしゅになった野中瀬備後守氏兼のなかぜびんごのかみうじかね(のちの野中瀬鈍斉(野中瀬入道))も、

「私たちの作戦が、あやつ如きに敗れるはずがありません」

と援護する。


 ダッ


「だから、心配だと言っている。お二方とも自分たちの作った陣形に酔いすぎではないのかっ!」

 いきなり山城が立ち上がり、そのような事を言ってきた。だが、

「儂はこう思う。あやつは日ノ本の者の中でも有名な者や有名でなくても四天王程度なら知っているとな。現に、おぬしらのことは知らずとも、儂や御屋形様、赤松殿に菅谷親子、若様、手塚石見守らのことは知っておった」

「だから、この陣形のことも知らないということですね」

 備後が儂に続く。

「成る程。この江戸山城守、美濃守様のお知恵に感服いたしました」

「え、私は、私は?」

 野中瀬が何か言っているが無視をする。

「うむ、わかってくれてうれしく思うぞ」



   飯塚軍武将一覧


  大将 飯塚美濃守重光しげみつ

  副将 江戸山城守嘉之(小田六騎)

      野中瀬備後氏兼(小田六騎)

  武将 浅野五郎左衛門あさのごろうざえもん

      浅野藤右衛門あさのとうえもん

      堤豊後守景昭つつみぶんごのかみかげあき(海老ケ島七騎)



 決戦当日


「皆の者、我が最強の陣に敗北は無し!ゆくぞ。えい、えい!」

「「「「「「「おう、おう、おう!!!!!」」」」」」」

 どれ、天羽よ、腕試しとでも行こうかね。

江戸山城守、堤豊後守の名前(嘉之、景昭)は、調べても出てこなかったため、自分で考えました。ちなみに、沼尻又五郎は、沼尻播磨守又五郎ぬまじりはりまのかみまたごろう(史実です)に、仁平対馬は、仁平対馬守真幸にへいつしまのかみさだゆきとしていきたいと思います。

 

よろしければ、「超能力者の日常は、青春とバトルに囲まれています」も読んでください!

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