朝起きたら彼女が蜜柑になってた話
産まれて初めてエロを書きました。短いです。
朝目が覚めると、俺の横で寝ていた美香はおらず、蜜柑がひとつ、転がっていた。物音は聞こえない。
外に出たのかもしれないと俺は思いつつ、転がっていた蜜柑を手にとった。
「ひゃぁっ!」
手にとった瞬間、美香の悲鳴がする。俺は辺りを見回したが、やはり美香の姿はない。
「れ、れーじくん……あの、私ここ、えと、蜜柑に、なっちゃったみたい……」
その声に、俺はぎょっとして蜜柑を見た。
確かに少し、生温い。少し指で撫ぜてみる。
「いやぁっ、撫でないで! 」
美香はまた悲鳴をあげた。
少し、蜜柑の皮が湿っている。これはもしかして……。
俺はもう一度蜜柑を撫ぜた。
今度は指を這わせるようにして。
「ひっ、や、やめてぇ〜っ! 」
確実に蜜柑の皮は湿っていく。
俺は確信した。
美香は、一糸纏わぬ姿のまま蜜柑になっている。
そして、ヘタに近づくにつれて、敏感な部分に近づいているのだろうということを。
蜜柑のヘタに近い部分を触るほど、蜜柑は熱を帯び、震える。
俺はそれに気づき、ニヤリと笑った。
「もっともっとびしょびしょに濡れて、ジュースになれよ。お前は俺が飲み干してやるからさ」
蜜柑の皮についた水滴が俺の手の上に落ちた。
蜜柑はブヨブヨと柔らかくなってしまった気がする。
俺はヘタへの攻撃を決意した。
この後、部屋には悲鳴と喘ぎ声が響き渡ることになるのだが、そのシュールな絵面は想像で補ってもらうことにしようと思う。
何かすいませんでした。