スタート
ガキなので言葉の使い方がおかしかったり文の繋がりがおかしかったりするのはスルーして、どうぞ
カチカチカチカチカチカチカチカチ
部屋の中にただひたすらボタンを押す音が響きわたる。
「チッ死んだ……」
平日の真夜中。時計の針は午前三時を指し示していた。
「そろそろ寝るかな…」
一人でボソッとつぶやきおもむろにスマートフォンを取り出す。画面に映し出されるのは少ない友達と、一つのグループである。
グループ名は同人ゲー製作の会。もとは仲の良かった引きこもりの友達2人を誘い、三人でゲームを作ろう、という目的で作ったグループである。いまじゃただのヒキニートの集まりでしかないが。
グループチャットを開き、メッセージを送る。
『そろねる』
するとほとんど間をおかず、即座にメッセージが返ってくる。
『おや』
『おつ』
一応わかるように説明すると、『そろそろ寝るわ』に対して、おやすみ、お疲れなどと声をかけてもらったという感じだ。
フゥっと息を吐きながらベッドに寝転がる。
じわじわと眠気が襲ってくる。
重くなったまぶたをゆっくりと閉じ、身体を寝る準備に突入させる。
「ふぅ…ウッ!」
まぶたを閉じて数秒後、突然辺りが光り輝いたように思え、とても眩しく感じた。
すかさずまぶたを開いてみると、真っ白な天井が見えた。以前よりとても高く、とても白くなっている天井が。
「あれ…?おかしいな。俺はいまベッドの上にいたはずなんだが。」
起き上がってあたりを見回すと、ベッドどころか、部屋という概念が消えていて、ただただ広く真っ白な空間が広がっており、大きな一つの扉が立ち聳えていた。
「なんだ、なんだこれ。どうなってやがんだ?まるでどっかに転送されたみてえだな…しかしここはゲームじゃねえぞ。いくらなんでも現実でこんなのあるわけが…それになんだ、このでけえ扉は。」
一一 とても、気になる。
この扉の先には、なにが待っているのだろうか?
ギギギギギギ ギギギギギギギギギギギギ
考えるより手が先に動いていた。
黒ずんで、とても重く、ずっしりとしているその扉は少しずつ少しずつ動いていく。
ギィィィィィィィィ
古錆びた扉を開ききった先に待っていたのは、予想すらしなかった光景だった。




