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職業リア充で異世界無双。  作者: すみを。
第1章:カラマ王国編
11/76

冒険者ギルドで絡まれた件について。

本日2話目です

その後、数十分程狩りを続け、俺達は街へと戻った。


少し森の奥まで行ってみたのだが、相変わらずスライムしか出てこない上に、このままだと迷ってしまうと思ったので引き返したのだ。


ちなみに、現在のステータスはこんな感じである。


『ステータス』


______________

|体力値: C-

|攻撃値: C-

|防御値: D+

|敏捷値: C-

|魔力値: E

|平均値: D+

|〜〜〜〜〜〜 〜〜〜~~~~~

|眷属にした魔物

|・スライム 〈 Eランク 〉

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

どうやら、Cランク、(本の効果を抜いたらDランク)になるとランクが上がりにくくなるようで、敏捷値がC-になった後、更に数十体のスライムを倒したがC-から変わらなかった。


これはCランクの魔物を眷属にしたのが最大っていうのも頷けるかもしれない。


そもそも、魔力値をどうやってあげるのかっていう疑問もあるんだがひとまずそれはおいとくとしよう。



街に戻った俺達は、ケイゴから貰ったお金で昼食を取ることにした。


朝の8時半くらいにここに転移して、説明とか色々あったせいで既に12時くらいになっている。


それに、久しぶりに運動したせいかお腹も既に限界だ。


ちなみに、ライムは『モンスターボックス』の中に戻ってもらっている。


まあ、『魔物使い』がレアジョブでない以上、人前に魔物を出しても大丈夫だとは思う。


でも、ケイゴは『魔物使い』が見世物にされていると言っていたので、出さないに越したことはないだろう。



「芝崎君!何食べる?」


街の雰囲気に触発されたのか、少し興奮気味の川口が俺に聞いてくる。


「そうだな、とりあえずこの通りを一通り見てから決めよう」


「うん、分かった!」


かくいう俺も、このいかにも異世界っていう感じの街にはわくわくさせられてるんだけどな。


だから俺は、色々な期待に胸を膨らませながら、舞と一緒に街の中を歩いていった。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〜〜



「ほんとに色々あるな」


5分ほど歩いた感想がこれである。


少し歩いただけで、武器屋、道具屋、宿屋、食事処など、様々な店をいくつも見つけることが出来た。


この通りだけでこんなに店があるとか激戦区過ぎるだろ、とか色々と突っ込みたいところはあるが、一番気になるのは目の前のこれだ。


________

|冒険者ギルド|

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


やっぱりあったか、冒険者ギルド。


ランクとかあるくらいだからあるとは思っていたが、実際に目にすると胸が高鳴る。


異世界に憧れていた身としては、この機会に冒険者になってみたいものだな。


冒険者ギルドをじっと見ていた俺に気がついたのか、川口が俺に「入ってみる?」と聞いてくる。


その気遣いに感謝して、俺は中に入ってみることにした。


テンプレだと、入った瞬間に冒険者に睨まれたりするけど、まあそんなことあるわけないよな。


そんな軽い気持ちで扉を開くと、周りから凄い勢いで睨まれるてしまった。


え、何で?


ガキがこんなところに来るんじゃねえぞとか、そういうことですか?


年齢制限があるとか聞いてないぞ?


「おい坊主、ここに何の用だ?」


下卑た笑いをした冒険者の一人が言ってくる。


その視線が俺の右横に向いているのを見て、俺は何故睨まれたのかを理解した。


要は彼女を連れてきている俺への嫉妬だな。


それを理解したおかげか、俺は心に余裕を持って返事をすることが出来た。


「冒険者ギルドなんだから、冒険者になりに来たに決まってるじゃないか」


「へ?お前本気で言ってるのか?」


「当たり前だろ」


「はっ、生意気なガキだ」


ふぅ、これで平和的に解決----


「でも、冒険者になるんだったら別に女は必要ないよなぁ?」


----は出来ないようだ。


「何が言いたい?」


「簡単な話さ。この先上手くやっていきたいんなら、その女は置いてけって言ってんだ」


「し、芝崎君」


川口が不安そうな目でこっちを見てくる。


その頭を敢えて冒険者に見えるように撫でてから、俺はその冒険者へ言ってやった。


「だが断る!!」


これ、言ってみたかったんだよな。


「あんだと?元々そっちに拒否権は無いんだよ。その返答をしたからにはどうなるか分かってんだろうな?」


その冒険者が睨みをきかして言ってくるが


「さあ、猿の言うことはよく分からないな」


俺はものともしない。


川口が狙われてるっていうのにここでひける訳がない。


「はっ、もういいや、『召喚サモン“べリア”』

あいつをやっちまえ」


俺の発言にブチッときたらしい男が、熊が一回り大きくなったような魔物を召喚する。


いや、熊なんだけど……細長い?


熊と魚を混ぜたような、よくわからない姿形をしている。


というか、あいつ、『魔物使い』だったのか。


でも、冒険者ギルドなんかで魔物を召喚したら周りに馬鹿にされるんじゃ----


「お、またイノマが喧嘩売ってるよ」


「ああ、あいつ偶にああなるよな」


「情緒不安定じゃないのか?」


「ははは、全くだ」


どうやらそんなことはないらしい。


まあ、違う意味で馬鹿にされてる感は拭えないが。


というか、今『イノマ』って言ったか?


あいつが『魔物使い』最強の男かよ。


なんかがっかりだな。


だが、そう思うと同時に、俺はどこか冒険者の言葉に違和感を感じていた。


とりあえず、川口を狙ってきている以上、何もしないわけにはいかないので、俺もライムを召喚する。


召喚サモン“ライム”』


しかし、ライムを召喚した瞬間に周りから笑い声が聞こえだした。


「マジかよ、あいつ、スライムなんかで熊鰻ブラックベアーと戦う気か?命知らずかよ」


「ははは、全くだ」


なんだよ、うちのライム舐めんなよ。


ライムは今までしっかりと働いて……働いて?


うん、まあしっかりと川口を守ってくれてたし、強い(はずだ)からな!


俺が周りの連中を睨んでいると、興ざめとばかりにイノマが熊鰻ブラックベアー応召リターンする。


「何の真似だ?」


「いや、お前が余りにも雑魚なんで、興がさめちまってよ。それに、今ここで潰すよりはもっと面白いことを考えたんでな。

見ろ、あそこに『魔物使いトーナメント』って書いてあるだろ?」


そう言って掲示板の張り紙を指さす。


「お前、明日あれに出場しろ。そこで直々に潰してやるよ」


「………それに出るメリットは?」


「うーん、特にねえな。あるとすれば、今ここで潰されずに済むってことくらいか」


そう言ってヘラヘラと笑う。


ぶっちゃけ、別にここで戦っても良かったのだが、それだと川口を危険な目に合わせることになるかもしれないので、その喧嘩を買うことにした。


「分かったよ、それに出てやる」


「だ、大丈夫!?芝崎君」


「ああ、俺を信じろ」


そう言ってまた頭を撫でてやる。


「いちいちかんに触るガキなことだ。まあいい、出るんだったら俺と当たるまでは負けんなよ?俺が直々にお前を潰さなきゃ意味がねえんだからよ」


「当たり前だろ。出るからには優勝してやる」


そう言った瞬間


「「ギャハハハハ!」」


「おいおい、まじで言ってやがんのか!」


「スライム野郎のくせに!」


「ははは、全くだ」


周りが一斉に笑いだした。


てゆうか、さっきから「ははは、全くだ」しか言ってないやついるよな。

なんかムカつくんだが。


とりあえず、俺は周りの言うことは無視し、イノマに睨みをきかせ続ける。


「へーへー怖い怖い。ほんじゃ、俺はここらで退散とするか。………明日、逃げんじゃねえぞ?」


全く怖いと思ってない調子で言ってくるイノマに俺は言い返す。


「逃げるわけがないだろ。お前こそ逃げんなよ?」


「はは、口の減らねえガキだな。ますます潰してえ。ただ見世物にされるだけの試合が少し楽しみになってきたぜ。ほんじゃあな。せいぜい頑張れよ」


そう言ってイノマは冒険者ギルドを出ていく。


後には既に俺に興味を失った冒険者と、かなり腸が煮えくり返っている俺と、心配そうな目でこっちを見る川口だけが残った。


とりあえず川口の頭を撫でてから、俺は『魔物使いトーナメント』の詳細を見ることにした。


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