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章外 3章 登場人物紹介

◆モンスター

【名称】ラスティリス

【容姿】桃色の髪を湛えた妖艶な美女(基本形)※髪色体型性別顔立ち全て変化可能→(大魔王時)水色の色合いをした山ほどもある粘液の塊。

【種族】色欲の(デモンロード・)大魔王(オブ・ラスト)/女王粘液魔(クィーンスライム)/変貌魔(シェイプシフター)/

【位階】伝説級:120

【称号】<色欲の(デモンロード・)大魔王(オブ・ラスト)><変貌魔(シェイプシフター)><七大魔王(セプテントリオン)><大型種(ヒュージモンスター):LL>

【解説】

 夜光が苦労して契約しティムした、七大魔王の内色欲を司る大魔王。

 普段の姿は男の欲望を煮詰めて性癖の型に流し込んで固めたようなと表現される。

 作中の説明にあるように、普段の姿は仮のモノであり、大魔王としての本性は巨大なスライムである。

 一人称はワタシ。夜光の事は夜光ちゃんと呼ぶ。


 性格は享楽的であり色恋を好む。

 普段は魔界の自身の領域で、色欲を司る配下の悪魔や色欲に堕落した者達と終わりなき享楽の宴に浸っているが、他者を揶揄うのも好きなので時折彼方此方をふらついて相手を探してもいる。

 大魔王の中ではフットワークが軽い二人の片割れであり、かつての『Another Earth』ではバレンタイン等のシーズナルイベントでよくイベントの主催者などをやっていた。


 戦闘時は初期の状態だと<魅了>を始めとした無数のデバフと精神系魔法でネチネチと攻めてくる。

 一定ダメージ後は無数の分身を生み出して手数を増やしてくる。

 ここまででも厄介であるが、問題は大魔王としての本性を現した時。

 本性は巨大な粘液の塊であり、さらにその膨大な容積の身体を擬態させて無数の口での多重魔法攻撃や、無数の腕での連続攻撃など1体とは思えない飽和攻撃を仕掛けてくる。

 スライムらしい吸収能力もあるが、色欲の大魔王としての能力の比重が高くそちらの方面はあまり高くはない。

 粘液体を分離させての分身も操れたり、変身能力と吸収能力を巧みに駆使し応用的な能力が豊富。



◆現地人

【名称】レオナルド・グラメシェル

【容姿】人当たりの良いにこやかな中肉中背の男。青年に見えるが、実年齢より若く見えるだけで、実際は40代。

【種族】人間

【位階】中級:100

【称号】<商人><鑑定士><役者>

【解説】

 皇国の政商として莫大な富を扱うグラメシェル商会の会頭。

 政商とは皇国の場合、国の財務を民から補助する正式な役職であり、経団連のトップ的な存在と位置付けられている。

 元々交易商人の中でも広い販路を持っていたため、早い時期から門の中の物品を取り扱いそれを全面的に国に収めた為に信用を得、今の位置に収まった。

 レオナルドはその陣頭指揮を執った人物である。


 表向き人当たりがいいが、他者の価値には冷徹な判断を下す。

 皇国に全面協力したのは、皇王を一目見てその価値を見極め、急伸すると判断したため。

 同様の判断を、夜光達一行に見出したために、彼らに全面的に協力すると言う博打に出ている。



【名称】セザンネル・ペリダヌス

【容姿】40代ほどの鷲鼻とあごひげが特徴的な長身痩躯の男。

【種族】人間

【位階】中級:100

【称号】<商人><貴族>

【解説】

 皇国の法衣貴族であるペリダヌス家の現当主の弟。

 ペリダヌス家は領地は持たないが、国からの安定した財源を元に商いに手を出し、一定の成功を得ていた。

 しかし貴族と言う家格の高さでも商売の道は多難であり、長らく更なる躍進を望み続けて居た。

 セザンネルはその状況を打開するように現当主から商会部門を託された人物であり、長い間密かに動き続けて居た。

 グラメシェル商会が門の中の物品で躍進した際は、出遅れた事と同じ路線での勝負は販路の広さ違いで勝負にならないと、国に門の中の品を納めるのではなく密かに貯め込んでいく方針を取っていた。

 今回一気にグラメシェル商会の追い落としを狙ったが、集めた物品の中に紛れ込んでいたとある宝石によりその運命は狂う事になる。



【名称】カーティス

【容姿】ローブで隠れているが、小柄だが広いがっしりとした体格の男。

【種族】人間

【位階】中級:100

【称号】<精霊術師><傭兵><中級土使い><下級斧使い>

【解説】

 ペリダヌス家に雇われて密かにグラメシェル家の追い落とし工作を続けていた傭兵の一人。

 元は斧使いであったが、偶然門の中に入る機会があり、そこで精霊術の初期転職アイテムと魔法書を見つけ、精霊術に目覚めることになった。

 精霊使いとしては土の属性が非常に相性が良く、実力はかつての『Another Earth』の中級位階のプレイヤーとして見ても悪くは無かった。

 しかしその分他の属性の精霊との相性は悪く、ごく簡単な術しか扱えないと言う面も。


 傭兵の襲撃では初手で土の精霊に相手の脚を封じさせて、振り向きも出来ない状態にする役目を担っていた。

 実際両足を固定されては背後からの襲撃に対処できる傭兵は殆どおらず、襲撃の成功を支えていたのはこの男が居たからと言って良い。


 劇中にて夜光達の捕虜となり、非常に雑な扱いをされつつ荷物扱いで運搬されている最中。



【名称】ダイン(槍使い) ベン(大剣使い)

【容姿】やや瘦せ型の槍のような印象のダイン 上背のある筋肉質のベン

【種族】人間

【位階】中級:100

【称号】<中級槍使い><傭兵><殺人狂>(ダイン) <中級大剣使い><傭兵>(ベン)

【解説】

 ペリダヌス家に雇われて密かにグラメシェル家の追い落とし工作を続けていた傭兵。

 槍使いがダインで、大剣使いがベン。どちらも元はごく普通の傭兵だったが、ペリダヌス家から貸与された魔法の武器に魅入られていた。

 魔法の武器は、槍の場合他者を殺害するごとに持ち主の能力を高める効果があり、大剣は殺害毎に予ダメージが増幅する効果を持っていたのだが、同時に精神のステータスが下がるデメリットを持つ呪われた武器の類であった。

 これに限らず、ペリダヌス家の収集したアイテムは、グラメシェル家が皇国に収めるには不向きと判断したアイテムが多かった。


 夜光を襲撃したことが運の尽きで、双方味方であったはずの男に殺害され、肉体はその後の戦闘の余波でくず肉に成り果てた。


◆???

【名称】貪欲(アバース)

【容姿】赤黒い光を湛える奇妙な赤い宝石

【種族】???

【位階】???

【称号】<???>

【解説】

 ペリダヌス家が収集してしまった宝石。

 本人曰く滅びの獣の一柱。

 他者を殺害することで、その所有している物品の一切を奪い操る能力がある。

 物品には死後の肉体も含まれ、その能力を駆使して皇都に紛れ込んでいた。

 ペリダヌズ家の門の中の物品の管理者と、グラメシェル商会追い落としの工作に使っていた盗賊風の男は、その手にしていたマジックアイテムにより密かに殺害され、肉体を操られていた事になる。

 特に他者の殺害に便利な毒の効果を持つ短剣と、即死効果を持つ短刀は便利であったため、自らの一部を剥離させて直接操作をしていた。


 現在は大魔王ラスティリスの身体の中に封印されている状態。

作者の忘備も兼ねての登場人物まとめです。

この後閑話を数話挟んで4章に移行します。


本業ですマーチ中の為、更新が途切れがちになりそうですが…

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