章外 2章 登場人物紹介
章外となります。3章のプロットを練りつつ閑話などを数話。
◆プレイヤー&モンスター
【名称】アルベルト
【容姿】赤毛でやや小柄な青年。活発な印象を与え、その仕草はどこか幼さを宿している。
【種族】人間/英雄/超人/半神
【位階】伝説級:100
【称号】<竜王騎士><槍聖><守護聖者><投擲の達人><竜使い>
【解説】
夜光のと同時期に出現した『門』の一つの中にいた青年であり、夜光と同じプレイヤー。
称号の構成の通りに、竜騎士のプレイスタイルを貫いてきた。
相棒は普段は三つ首の、本気を出すと九頭の竜王ヴァレアス。
槍を得意にしており、近接での槍捌きの他に投槍の腕前も非常に優れている。
2章では行わなかったが、空中を踏みしめての短期飛行が可能であり、相棒と空中での連携攻撃も得意としていた。
また、槍での防御は鉄壁であり、大型化したモンスターの攻撃すら弾く技量を持つ。
性格は直情的であり曲がったことを嫌う。
強い者には敬意を払うが、同時に弱い者は庇護対象と認識する。
その言動から、夜光は彼のリアルの姿を中高生だと予想している。
【名称】ヴァレアス
【容姿】暗褐色の三つ首の竜→(戦闘時)黄金に輝く鱗の三つ首の竜→(九頭竜化)各属性を示す色の9本の首を持ち、首以外は黄金の鱗で覆われた竜
(人化時)金髪で高貴さを隠さない美少女。ややロリ気味。
【種族】竜卵/小竜/竜/上級竜/竜王
【位階】伝説級:100
【称号】<竜王><乗騎><天空の覇者><九頭竜><大型種:LL>
【解説】
アルベルトが手塩にかけて育て上げた相棒にして九つ首の竜王。
普段は3つ首の竜だが、全力で戦闘する際はその首は9本になり、圧倒的力の奔流を振りまく破壊の化身となる。
ちなみに雌。
後に関屋から譲られた人化のアイテムにより人化も可能となる。
ゲーゼルグらとの戦闘時は広範囲へのブレスの乱打を主な攻撃方法としたが、九つの首のブレスを一点に集中する対単騎用の奥の手も有する。
性格は鷹揚であり、またアルベルトはわが友と言いつつ親や兄と言った親愛の情を向けている。
【名称】ライリー
【容姿】普段はやや気だるげな黒髪の青年。目立つ片眼鏡と、ツナギの上から白衣じみたコートを羽織っている。
【種族】人間/英雄/超人/半神
【位階】伝説級:100
【称号】<創造者><三重至高錬金師><調整者><上級魔術師><特級鑑定士>
【解説】
夜光のと同時期に出現した『門』の一つの中にいた青年であり、夜光と同じプレイヤー。
魔像の製造に特化したキャラメイクとなっている。
女中人形と魔像を無数に作り出した趣味人であり、メルティは女中人形の、伍式迅雷は魔像のそれぞれ彼にとっての最高傑作である。
『門』の中で目覚めた直後にホッゴネル伯爵に自前のマイルームである工房を占拠されてしまったため、仕方なく伯爵に協力してきた。
夜光の同盟に参加後は、同じ魔像作成者として夜光と意気投合する姿がよく見られる。
60m級魔像ギガイアスとの戦いでインスピレーションを得た彼は、後に自身も60m級魔像『轟雷』を生み出すこととなる。
【名称】メルティ
【容姿】すらっとしたしなやかな体をヴィクトリアスタイルの女中服で覆った金髪の美女。
【種族】人形/女中人形/生体女中人形/俺の嫁
【位階】伝説級:100
【称号】<完璧女中><毒の達人><死の刃><高位錬金術師><寵姫>
【解説】
ライリーが全力で仕上げた女中人形にして、彼の嫁。
生態部品をふんだんに使っているため、人間と見分けがつかない。
生態部品の調整により、体型はある程度自在に変化が可能。
ライリーを影に日向にサポートする助手であり、陰で主の敵を屠る暗殺者でもある。
主が魔像に乗り込む際には、オペレーターとしても活動する。
性格は冷静だが好奇心も強く、同時に平然と主とののろけを垂れ流す劇物でもある。
【名称】伍式迅雷
【容姿】白銀の装甲で覆われた魔像。背面には飛行時の安定用の翼兼攻撃用小機の鳥子機が設置されている。
【種族】神鉄魔像
【位階】伝説級:100
【称号】<調整魔像><大型種:L><剣の達人><追加兵装><高出力機関>
【解説】
ライリーが作り上げた総神鉄製の20m級魔像の5号機。
4号機までは素材違いであり、初代迅雷が鉄、弐式が鋼、参式が真銀、肆式が剛鋼で作られていた。
一体型の武装光刃剣は本体から直接エネルギーを得て居るために、驚異的な切れ味を誇る。
背面は姿勢制御用兼攻撃子機の翼を有し、また各装甲の下には内臓武装が隠されており、遠近共に隙のない強力な構成となっている。
出力を引き上げると、余剰エネルギーが装甲が赤熱化させるほどになり、驚異的な機動力を発揮できるようになるが、内部に操縦者が居ることが必要であり、また熱は操縦席にも影響が出るため多用出来ない諸刃の剣である。
◆現地人
【名称】シュラート・グラン・エルゴス・フェルンヌス
【容姿】顔立ちだけは貴公子そのもの。40代前後だが、20代の若々しい顔立ちに見える。
【種族】人間
【位階】伝説級:10
【称号】<武王><槍の達人><将軍>
【解説】
夜光のマイフィールドへの扉が開いた地方、フェルンの領主。
現地人だが、『門』の中で発見された成長促進剤を服用したため、伝説級という破格の位階に至っている。
ただし、種族はAEでもクエストの達成が必要であった為、人間のままであり、同じ位階でもプレイヤーたちよりは能力値等が低くなっている。
豊かな領地を受け継ぎ、また自身も才覚に恵まれた『持てる者』。
皇国の方針に従い幾度かの外征にて複数の都市国家を征服した戦上手でもある。
【名称】ラウガンド・ボステック
【容姿】灰の髪色の初老の男。
【種族】人間
【位階】伝説級:50
【称号】<剣聖><騎士団長><上級官吏>
【解説】
フェルン領軍正騎士団の団長を務める男。
シュラートの幼少よりの武の師であり、全幅の信頼を受けている。
シュラートと同じく成長促進剤を服用し、また前線に立つ機会が多いためシュラートよりも位階が高い。
【名称】ネルビルス・トリアス・ジュライス・ホッゴネルヌス
【容姿】40代の特に特徴のない顔立ち。
【種族】人間
【位階】下級:30
【称号】<領主><下級剣士><官吏>
【解説】
フェルン地方の南方に位置するナスルロン地方の有力領主、ホッゴネル領を治める領主。
ホッゴネル伯爵。
領地は鉱山で潤っているが、同時に年々その産出量は減っており、領主は代々危機感を抱いていた。
同じナスルロン地方の他領はさほど魅力のある地は無く、北方の豊かなフェルン地方を狙うのは必然だったのかもしれない。
その代々抱えた欲求に釣られたのか、ホッゴネル家には何時しか奇妙な指輪が居付くことになる。
ブランエッツァーの戦い後は、生きてはいるが抜け殻のようになっている。
◆???
【名称】傲慢?
【容姿】30代手前の特に特徴のない顔立ち。
【種族】人間?
【位階】???
【称号】<文官長><上級官吏><???>
【解説】
夜光達にに接触してきた謎の男。
夜光達の事情を見通すような言動と、<大地喰らい>の核の譲渡を要求してきた。
ブランエッツァーの戦い後の戦後処理の最中、城中にて遺体で発見される。




