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ピュアダーク  作者: CoconaKid
第二章
6/56

5 秘めた力

 人通りが全くない静かな廊下。

 ヴィンセントに後ろから押されるままに足をただ動かしてたが、生徒が周りに一人も居ないことに疑問を抱き、ベアトリスは辺りを見回した。

「ちょ、ちょっと待って、ヴィンセント。次のクラスはここなの?」

 ベアトリスは後ろから肩を掴まれていたヴィンセントの手をするりと抜け、彼の真正面に踏ん張って立った。何度も近くで見るヴィンセントに、気を許すと海からでたクラゲのように骨抜きになりそうだった。

「ん?」

 ヴィンセントは一度首を傾げながらも、その後ニコッと笑顔を見せることは忘れなかった。

 笑顔が眩しすぎるヴィンセントにベアトリスはくらっとしてしまいのぼせ上がる。

 しかし我に返って、しっかりしろと首を横にふった。

「あの、その、上手く言えないんだけど、なんかいつものヴィンセントと違うみたいなんだけど」

 言い難そうに体も一緒にモジモジとしていた。

「ああ、言いたいことは分かってる。そもそも勘違いしてるのは君の方だよ。といっても今の君じゃ理解してもらえないけど。僕はずっと君とこうやって話せることを願っていたんだ。だから次のクラスはサボった」

「えー! クラスをサボった!? それって私もってこと?」

「そうだよ。一緒にさ」

 ヴィンセントはさらりと言うと、いきなりベアトリスと手をつなぎ、廊下を走り出した。

「ちょ、ちょ、ちょっと…… どこへ行くの?」

 引っ張られるままに一緒に走り出すベアトリス。握られた手からドクドクと血が騒ぐように熱く流れている。

 前を走るヴィンセントの肩幅、広い背中、そして筋肉が浮き上がった腕、どれもどれもドキッとするほど男らしい。

 さらに下へと視線が向くが、黒っぽいジーンズの腰から長くすらっとした足に目を持っていくのが恥ずかしく後ろめたい。慌てて故意に目をそらしてしまった。

 その一瞬の目をそらしたすきに、ヴィンセントが立ち止まった。

 引っ張られて走ってたベアトリスは急に止まれずに、お決まりのように前につんのめりバランスを崩してしまう。

 しかし、それを計算したかのようにヴィンセントはしっかりと抱きとめていた。ドキドキがまた止まらない。

「ご、ごめんなさい。なんかヴィンセントに受け止められてばかりだね。私ドキドキしすぎて、心臓いくつあっても足りない…… あっ、その、つまり、あの」

 つい本音がでてしまったベアトリスの反応が楽しくて、ヴィンセントもまたウキウキした気持ちを恥ずかしげもなく素直にさらけ出して、陽気に笑ってしまう。

「君を受け止められるなんて、こんな光栄なことはないよ。君が望むなら、お姫様のように抱っこしてもいいくらいだ」

「ええ、それはやだ」

「あれ、どうして?」

「だって、私重いもん。そんなことしたらヴィンセント腕折れちゃうか、ぎっくり腰になるんだから」

 まじめな顔してベアトリスがいうとヴィンセントはさらに高らかに笑い出した。

 それとは対照的にベアトリスは萎んでしまう。

 気を遣って笑いでごまかしてくれなくてもいいと言いたげに、悲しげな瞳を向けた。

「本当なんだってば。ジェニファーくらい細かったらよかったんだけど」

「君は何かとジェニファーと比べては自己嫌悪に陥るね。ジェニファーよりも君の方がよっぽど美しいのに。さあ、おいで」

「えっ?」

 聞き間違いにちがいないと自分の耳が信じられずにいた。

 また夢を見ているのだろうか。

 思いもよらぬ事に、見るもの全てが現実のものと思えなくなってしまった。

 困惑したまま、自覚がなく事が全て運んでいく状態だった。

 

 ヴィンセントが関係者立ち入り禁止とかかれてたドアを開け、中へと入っていく。後ろから用心深くベアトリスも足を踏み入れた。

 そこは物置部屋だった。

 沢山の衣装が幾つも重なり合い、壁際のラックにぶら下がっている。部屋の真ん中を区切るように資料棚が置かれ色々な小道具やガラクタも置かれていた。

 そして部屋の隅にはベニヤ板や舞台作りのための木材が幾つも重なって置かれていた。

 ベアトリスは目をぱちくりしてヴィンセントを見てしまう。

 ヴィンセントもまた、驚いているベアトリスの顔を優しく見つめながら、胸の高鳴りが押さえられないのを感じていた。

「楽しくサボるにはもってこいの場所さ。ここは学校の催しで使われるものが保管されている。演劇部の衣装なんかもね」

 ベアトリスは確認するように部屋の中を見回し、目に付くものに色々と触れてみた。

「すごい。こんなに一杯色々あるんだ」

 ベアトリスが夢中になっていろんなものを手に取りながら見ていたその時、背後に人気を感じ、すぐさま振り返った。

 するとキバをむき出した恐ろしい表情のゴリラの顔がベアトリスに襲い掛かろうとしていた。

「キャー」

「おっと、そんなに怖がることはないだろう。僕だよ」

 ゴリラのかぶりものを素早く脱ぎ、ヴィンセントは参ったなと苦笑いしていた。

「ヴィンセント、やめてよ。私、またあの黒い影だと…… あっ、あの」

 ベアトリスは言いかけて、言葉を濁し目をそらす。

 自分でもどう説明していいのかわからない。

 それと同時にヴィンセントの表情も強張る。

 その後はそのことに触れたくないために、何も聞かなかったかのようにヴィンセントも慌てて弁解した。

「冗談のつもりだったんだ。ご、ごめん。あっ、あのさ、こんなのも見つけたんだ」

 話題を変えようと、ベアトリスの前に舞踏会で着るようなドレスをさしだした。

「これって、もしかしてプリンセスかなんかのドレス?」

「着てみたら?」

 ヴィンセントがTシャツの上からベアトリスにすぽっとドレスを被せる。

 ドレスの裾は床まで届き、ジーンズを履いてる足をすっぽりと隠した。

 何年も着てないのか、 古臭く色あせていたが、深みある真紅色のドレスは充分存在感があった。

 ただ試着するだけでも、充分高貴な雰囲気を漂わせていた。

「ちょっと、無理があるって。やだもう、ヴィンセント」

「雰囲気だけだから、それとほら、これ、ウィッグ」

 金髪のロングヘアーのカツラまで被せられる。そして壁にかけてあった大きな鏡の前に突き出された。

「うわー、ベアトリス、似合うよ。お姫様みたい。そしたら僕はこれをつけてと」

 ヴィンセントが黒いマントをばさっと羽織った。

「どうだい、王子様に見えるかい?」

 マントをつけなくても充分王子様でしょうが──と突っ込みたくなるベアトリスだった。

「私には似合わないわ。それにお姫様だなんてガラじゃないし」

 さっとウィッグを取ったときだった。鏡に映った自分の髪がいつもと違っていた。前日のあの箒頭じゃなく、髪の色が明るくなっていた。

 困惑しながらベタベタと鏡を見て髪を触っていると、ヴィンセントが後ろでお辞儀している姿が映っていた。

「ベアトリス姫、僕と踊って貰えませんか」

「へっ?」

 ヴィンセントはクスクスと笑いながら、すっとベアトリスの片手を取る。腰に彼の手がまわりこみ強引なダンスが始まった。

「ちょっと、ヴィンセント、私踊れないし、それにこんな格好で恥ずかしい」

「リラックスするんだ。ほらもう一度鏡を見て。今君はお姫様。光り輝く宮殿に沢山の家来を従う王国のお姫様。赤いドレスに身を纏い、威厳をもって群集の前に立つ。そして誰もが君にひざまつく。ほら、想像してごらん。君はお姫様なんだよ」

 静かに心地よい声でヴィンセントが耳元で囁く。まるで魔力を帯びた呪文のようにベアトリスに振り掛ける。

 不思議なことにベアトリスの体から余計な力が取り除かれていった。

 大地から芽が出るような新たな生命力が突然心に宿り、心地よい爽やかな風がベアトリスの体の中を駆け抜けぬけていく。

 徐々に自分を包んでいたものが取り払われ、最後はむき出しになって解放されていくようだった。

 その時、ヴィンセントは後ろにさがり、マントを翻して突然跪き、お辞儀した。

「ベアトリス姫」

 ベアトリスが振り返ると同時に、ヴィンセントの頭がシャキッと持ち上がりベアトリスを澄んだ瞳で見つめた。

 表情はキリリと真剣な面持ち、まるで騎士のように威厳が満ちている。

「私、ヴィンセント・バトラーはこの先ずっとベアトリス姫をお守りすることを誓います。あなたは闇に光を放ち、全てのものの心を満たし輝く天空の人。私はあなたの足元にも及ばない錆びれた黒騎士。しかし、あなたをお慕いする気持ちは私の姿に関係なく、強くこの魂に、刻まれています。あなたにこの魂を捧げ、あなたの仰せに従います。この先あなたの目にいくつもの真実が映ることでしょう。その時が来ても私の魂は今申し上げたとおり嘘偽りはございません。全てはあなたのために」

 ベアトリスは、ヴィンセントの大真面目な表情で話す台詞に、ごくりと唾を飲み込んだ。圧倒されるほどの熱意がジンジンと肌に伝わる。

 青白い陽炎がヴィンセントを覆っているように見えた。そこには本物の騎士が跪いていた。

 暫く沈黙が続く。

 それでもヴィンセントは微動だにせず、ただじっとベアトリスを見つめる。ベアトリスの言葉を待っていた。

 物置部屋の埃と荷物にまみれた空間は、騎士の存在で光り輝く石の宮殿の中へと変貌を遂げる。

 目の前に忠誠を誓う下部が自分の言葉を待ち望んでいる。

 身に纏う赤いドレスは数々の下部達の熱き血潮の象徴。それに身を包むベアトリスはもはやいつものベアトリスではなくなっていた。

 この雰囲気に飲まれ、解放された心がどうすべきなのか知っていた。

 誇り高き声でヴィンセントに命令する。

「それならば、私にその証をみせてみよ」

「はい、かしこまりました」

 足元に用意していた小道具の短剣を右手で掴み、ヴィンセントが立ち上がる。左の手のひらをスパッと切り、血がツーと手首に流れいった。

 赤い血を見たとたん、ベアトリスは正気に戻った。

「ヴィンセント、なんて事を」

「ははははは、大丈夫だよ。これも小道具だから。さっき見つけたんだ。血のり」

「もう、どこまでからかうのよ。だけど私どうしちゃったの。ヴィンセントが迫真の演技で迫るから私もつい調子に乗ってしまったじゃない。ほら早く手を洗ってきて。それから私、先に次の授業の教室に行ってるね。一緒にいたら、またなんか言われちゃうしジェニファーが怒っちゃう。ヴィンセントは昨日のことで私に負い目があって、何かと構いたくなるんでしょ。私なんとも思ってないから。だからもう気を遣わないで。ジェニファーのことだけを考えていて」

 ベアトリスは着ていたドレスを脱ぎながら、ブツブツとまくし立てていた。

 やり場のない気持がヴィンセントの体の中でくすぶり、震えるように立ちつくす。左手から血が床に滴り落ちている。それは心が流した涙のようでもあった。

 葛藤し続ける中、消化 しきれない感情が言葉となって叫ばずにはいられなかった。

「どうすれば、分かって貰えるんだ。どうすれば、今の君に僕の真の気持ちが届くんだ! 僕はベアトリスが……」

 最後の言葉が言い出せない。吐き出せたらどんなに楽か。しかしヴィンセントにはこの先のことを考えるとまだ言えぬ言葉であった。

 押さえ込めば押さえ込むほど激しく震えが止まらない。

「ヴィンセント、どうしたの。また劇の続き?」

 その時、ヴィンセントの目が赤褐色に染まった。

 野生の狼のように獲物を捉える目でベアトリスを見つめ、ジリジリと距離をつめて行った。

 欲望をもったことで、突然人が変わってしまったヴィ ンセントの表情がベアトリスを怖がらせ、怯えて足に根が生えたように動けなくした。

 しかし考える。ベアトリスなりに一生懸命考えた。

──怖い? どうして? 目の前に居るのはヴィンセント。クールで楽しくてハンサムでいつも優しいヴィンセント。なぜ怖がる必要がある? 好きな人が目の前に居るだけじゃない。ヴィンセントはこんな人じゃない。これは私が怯えて偏見をもった目で見ただけのヴィンセント。

 ベアトリスはシャキッと背筋を伸ばし、ヴィンセントを優しく見つめ返す。本能が芽生えたように心の中から慈悲深き愛が湧き出てくる。

 全てを受け入れ、何があっても逃げないと自ら手を差し伸べた。

 ヴィンセントはその手を取り、自分に引き寄せる。ベアトリスはヴィンセントの胸の中にすっぽりとはまり込み、厚い胸板に頭を持たれかけ目を閉じて彼の鼓動に耳を澄ましていた。

 ベアトリスの信じきった気持ちは、やがてヴィンセントに伝播していく。

 それを感じ取るや、赤褐色に染まったヴィンセントの瞳の色が徐々に元に戻り、表情もほぐれていった。

 胸元が妙に温かいと気がついたとき、ベアトリスを抱いていることをそこで初めて知った。

 目が見開いて驚き、慌てて離れる。

 それとは対照的に、ベアトリスはいつにもなく落ち着いていた。

 するべきことをした自分の使命感。自分の心のパワーを感じていた。

 それは限りなく透明で力強く輝く光。

 ベアトリスの体からもイメージした通りの光が発されていた。

 ヴィンセントは目を細め眩しいとばかり顔に手を掲げた。

 やがて、その不思議な光は、ベアトリスが気づく暇もなく次第に消えて行く。

「ヴィンセント、私、今自分じゃないような気がした。なんだろう、この感触。まだ体に残る。私どうしちゃったんだろう」

 ベアトリスは目を閉じ、消え行く光の余韻を離すまいと自分の手を胸にあて繋ぎとめようとしていた。

 そして急激に熱を奪われ寒気を感じて、足元がふらつきだした。

 それでも残った力で淡々と語り始めた。

「さっき、ヴィンセントが野獣に見えたんだ」

 ヴィンセントがドキッとして、小さく呻きをあげた。

「でもね、私それでもいいって思ったの。あなたがどんな姿をしていても私が思うヴィンセントに違いないって思えたから。そしたら不思議と落ち着いた。そしてあなたを救いたいって思ったら、体の芯から熱いものがこみ上げてきたの。でも力がみなぎって自分も燃え尽きそうだった」

 ベアトリスは宙を漂う綿毛のようにフラフラと現実と夢の狭間を彷徨っていた。

 体のパワーを使いきった後の消耗と副作用のアドレナリンが作用している。 まるで禁断の薬を体に投与したようだった。

 突然目覚めた力は、ベアトリスには刺激が強すぎて、体の許容範囲を超えてしまっていた。

 本人も手に負えない予想以上の力、しかしそれは何であるか、まだ本人も知らない。

 ベアトリスは力尽きたようにガクっと前に倒れこむ。ヴィンセントは慌てて受け止めた。

「ベアトリス、しっかりするんだ」

「ヴィンセント、私なんだか変なの。自分じゃないみたい。もしかしてヴィンセントが私の知らない私を呼び覚ましてくれたの。だったとしたら私は一体何者?  そしてあなたも一体誰?」

 ベアトリスは熱にうなされて意味を成さないうわごとを言っているようだった。

「ベアトリス、今はゆっくりお休み。僕が側についていてあげる。そのうち全てが分かるさ。だから安心して今はお眠り。今だけはまだこのままで」

 ヴィンセントはベアトリスを抱きかかえながら倉庫部屋の壁にもたれて座った。

 ヴィンセントがベアトリスの髪をそっと撫ぜる。彼女の瞼は重くなりうつらうつ らと夢の世界に引きずり込まれていった。

 無造作に置かれた普段滅多に使われない道具の数々。何も言うことなく部屋一杯に散らばっている。

 それらはこの先使われることなく見捨てられ忘れられるのかもしれない。

 自分達もそうなればどんなに幸せだろうと、ヴィンセントはそれらを見つめながら思う。

 寂莫たる空間でベアトリスの寝息が聞こえてきそうだった。ヴィンセントは空虚の瞳でベアトリスをただ見つめる。切歯扼腕たる思いがこみ上げ自分を殴りたくなってきた。

「僕はなんてことをしてしまったんだ。君を思うがあまり自分を制御できなかった。僕もまた自分の力に悩む者。そしてこれは君を滅ぼしてしまう黒い力。僕は君に近づいちゃいけなかったんだ。そうなっていたはずだったのに、僕は君に近づく方法を見つけてしまった。僕は本当に弱い男さ」

 短剣で切った手のひらを見つめる。切り口はすっかり閉じ、血も固まり乾いていた。

 血のりと言ったが、正真正銘のヴィンセントの血であった。

 自分の血を捧げることが、ヴィンセントが知る世界では嘘偽りない忠誠の誓いだった。

 ヴィンセントはベアトリスの寝顔を見ながら再度誓った。

「ベアトリスを守る。全てのものを敵にまわしても地獄よりももっと深いところまで落ちようとも」

 ヴィンセントは赤ん坊のように腕にベアトリスを包み込んだ。

 無防備な寝顔は安らぎを与えてくれるが、それ以上に本能をそそられた。彼女の唇をじっと見ていると、知らぬうちにベアトリスの顔がまじかに迫っていた。

 ギリギリのところではっとする。

 誘惑に負けまいと上を見上げ、大きく息を吸い込んでゆっくりと吐き出した。先ほどの失態は繰り返すまいと強く肝に銘じながら。

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