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星月の異世界日記  作者: 山タコ
村編
5/15

目標

最初ほんのちょいトスさん視点入ります

(重い話を、してしまった)

俺は少し反省した。辛かったとはいえ年下の子にする話ではない。そう、俺が反省していると。

「辛かったんだよな、急に全てを失ったんだ」

そう言うとトスさんはバッ、と顔を上げた。その顔には困惑の色が見えた。

「俺にもそんな事があった。トスさんの気持ちは良く分かる。だからさぁ」

そのまま俺は続ける。

「最強になるついでに取ってやるよ。この村の仇」

俺は椅子から立ち上がって宣言した。

「ありがとう、、頼む、、!」

トスさんはそう言い俺の手を握っていた。


「すまんかったな!重い話をしてしまった!」

その夜、メシを食べている最中に言われた。トスさんはすっかりと気分を戻したようだった。

「構わないよ。むしろこれから助けてもらうんだそれぐらいはしないとな」

そう俺が言うとトスさんは笑い始めた。

「お前なぁ、最強になると言うからには神将級の兵士は勿論、天使の中の最強格熾天使様、悪魔の最強ルシファー様、まだまだ他にもいるんだぜ?」

聞いた事がある天使や悪魔ばかりだ。最強になるからには天使や悪魔でさえ敵なんだ。

「当たり前だ!だが、俺は戦闘に関しては知識しかない、だから稽古をつけて欲しい」

回想を聞く限り今知り合いはトスさんしかいないんだ、だからこの人に稽古をつけて貰うのが最も良い考えだ。

「勿論、俺も協力させて貰う!明日から始めるぞ!」

全く、テンションが高いな、、

「あぁ、よろしく頼む」

今回はネタが少なく短くなってしまいました。すいません。

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