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勇者な幼なじみと魔法使いな俺  作者: 私の戦闘力は53万です
第一章
9/12

冒険7 魔術を一つ習得した幼なじみとついでに俺

かなり短いです。





城に帰ってきて俺はリインに会うために伊織が修業しているはずの練兵場に向かった。


実はギルドに行ってからまだ二日しかたってないのだが、何もすることがないので帰ったんだ。


いまは幼なじみの訓練を見ようと思っている。

急ぐことでもないのでゆっくりと歩いている。


この高そうな壺を盗んで売ろうなんて考えていないぞ。ホントだからな!!


まあ何はともあれ伊織に会いに行こう。


そうして少し歩いていき目的地である練兵場の前まできて勢いよく飛び込もうと考えていたら



ドゴォォォン!!!!


と、凄い音がした。

そのすぐあとに『伊織様、大丈夫ですか?』とか聞こえてきたので帰ろうかな、と一瞬マジで思ったけど入ることにした。


そこで見たのは穴だらけになった練兵場と倒れている兵士達だった。


思わず「なんでさ…」と某正義の味方の口癖を言った俺は悪くないはずだ。


とりあえず二人に近付こうと思い、駆け寄る。


「大丈夫か?」


煙だらけだが、間違いなくこの二人だろう。


「あれ、駆?どうしてここに?」


不思議がる伊織。まあ、確かに早く帰りすぎたけど、

「ああ、これはもうお迎えがきたのか…、駆の姿の天使なんて神様も気が利くじゃないか」


「うおーい!!まだお迎えは早いよ、てかリインも『あれ、おばあちゃん?その川を渡ればいいの?』とか、言うなーー。そして、この世界にも三途の川なんてあるんですね、勉強になったわ〜、なんて言ってる場合か〜!!はあはあ、つ、疲れた。いい加減ふざけるのはやめろ」


「あれ、ばれてたかい?駆。リイン、もうばれてるから起きなさい」


伊織がリインを、ゆさゆさと揺さぶる。


目が覚めない…、あれ?やばくね


気のせいか、伊織の冷や汗が凄いような…


「…………あれ?(^-^;)」

「リイーーン、目を覚ませー。頼むからその川を渡るなよ、リイーン!!」


その後30分くらいしてようやくリインが帰ってきた。


「さて、何故こうなったかを話してもらおうか」


二人には正座をさせています。


「それはだね、駆。実は………言葉にできない!!え〜い、回想スタート!!」







〜〜伊織side〜〜


そう、あれは忘れもしない三時間、あれ?二時間?気絶したからな…、まあそんくらい前のことだっt「忘れてんじゃねぇか!!しかもついさっきだし!!」少し静かにしなさい、あとモノローグに突っ込まない!!さあ、続けるよ


「私とリインは剣の練習をしていたんだ。


なんでもリイン曰く、


「伊織様には、水、風、そして上級の光の素質があります」だ、そうだ。


それから


「伊織様は魔術に興味をもっていましたよね?なら、いまから息抜きに魔術を使ってみましょう」


なんて言うものだから、私は喜んでその提案にのることにした。


身体強化ぐらいなら最初に覚えさせられたから、少し魔力コントロールの練習をしたあとに実践することになったんだ。

そして風属性の初期魔術である『ウインド・ブレイク』を唱えてみた。


そうしたら一回目で成功してリインが「凄いです、伊織様!!たった一回で成功させるなんて、才能ありますよ」

なんて、褒めてくれるものだから調子に乗っちゃって上級魔術を使ってみたんだ。でも、使ってみたら魔力の塊?みたいなものが私の腕に集まってリインが、


「!?伊織様、危険です。早くその魔力をどこでもいいから放出してください!!」


で、言われた通りにその塊を腕から外すように腕を、ブンブンふったら…

まあこの通りになったわけだ。」


わかったかい?、と言おうとしたら駆が何かを考えてることに気が付き言うのをやめた。


邪魔したら悪いし、こういうときの駆は相手の事など目に入らないからな。


まあ、なので駆はこのまま放置だ。


「リイン、お腹がすいちゃったから城に戻ろう」


「はい!!」


練兵場の修理は兵士達に任せて私たちは帰った。

勿論駆を置いて


〜〜伊織side end 〜〜



〜〜駆side〜〜



伊織の話を聞いて釈然としなかった。


聞いた限りでは魔力の暴走のようだったが、それは有り得ない!!


なぜならこの俺が解析していたからだ。


まさか、魔力の封印?それともプロテクトか?


自惚れるつもりはないが、俺の解析から逃れる封印術を造れる人なんて俺の世界でも両手の指の数よりも少ないぞ。


仮にそうだったとしても、そもそも何故伊織の魔力を封印すり必要がある?


伊織はには関わっていないはずだ。怪しいのはあの魔法陣だ。


どんな細工が…?










…………バカバカしい、そもそもこんなことを考えても何も解決しない。



伊織が何かされていたら、相手にはそれ相応の制裁を加えるだけだ。


伊織は守るってあの・・・に誓ったからな…



さあ、帰ろう!!









このあと、伊織とリインがいないことに気付いて悲しくなった。

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