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勇者な幼なじみと魔法使いな俺  作者: 私の戦闘力は53万です
第一章
8/12

冒険6 訓練している筈の幼なじみとついでに俺2

テスト週間なのに書いてしまった!!


まあ息抜きだと思えば…


はあ

前回のあらすじ


漢の憧れ!!ギルド到着!!

依頼を受けた!!

森で一暴れだ!!

ドラゴンキターーー!!!!




こんな感じだな!!


まあ現在進行形で目の前にドラゴンがいるんだけどね☆



だが、我等人類は言葉という最大の文化がある!!


まずは平和的に言葉で解決だ!!


「ヘロー!!ないすとぅーみーとぅー、マイネームイズカケル・ミズモト!!ハーワーユー?」




グォォォォォォォォォ!!!!


怒っちゃった☆


「ドラゴンさんたら照・れ・屋さん(ハァト)」


グォォォォォォォォォォ!!!!!!(訳・なめとんのか!!ゴルァァ!!)





仕方ないな、本気でキレてるっぽいし真面目にやるか。


まあ、見たところドラゴンの中でも下位種だから余裕だな〜


真面目にやるけどさ。クロが五月蝿いし。


「来いよ、下等生物!!誰に喧嘩売ったかを教えてやるよ!!」


言い終わると同時にドラゴンが火のブレスを放ってくる。


あれだ、リオレウスを思い出せ。あんな感じだ。


ブレスを俺は当然避ける。

避けると同時に相手ドラゴンとの距離を一気に詰める。


そして魔力で強化した身体能力をフルに使い


ーーー斬ーーー



相手の顔を切り付ける。下位種とは言え相手は生物の頂点に君臨するドラゴン。簡単にはやらせてくれない。


ドラゴンから一度距離を取る。


そしてすぐに距離を詰め、切り付ける。


今度は離れない


ーーー斬、斬、斬斬斬斬、斬ーーー



相手に休む暇など与えない。何度も、何度も、切る。ただひたすらに、切る!!


ドラゴンが怒り吠える。


グォォォォォォォォォォ!!


そんな雄叫びには耳を貸さない。

相手の命を断つまで、切る

斬りつづける


(イケる!!)


勝利を確信した俺は、

(そういや、クロの空間切断って使ってないな。使ってみよう)


この剣は所有者の斬りたいと願うものを切る。



ならば



目の前のドラゴンを縦にまっすぐ切断した〜い☆


と、願いながらクロを振り下ろす。

すると、


「グァ?」


ドラゴンが真っ二つになっちゃった☆



え〜〜!!!!????


なんて見事な真っ二つさ!!


血が!!血がピューピュー突き出してる!?


そのうち少し痙攣していた元・ドラゴンは力尽きていった…


「あ、あのさ〜、クロ。お前って凄すぎじゃね?」


「い、いや、某もあれほどとは…」


MA・ZI・DE!!


「ていうか、お前自分のことだろ?なんで想定してないの?」


「某の切れ味は主の魔力によって増減するから………まさか主があれほどとは思わなかったのだ」


ああー、確かに吸ってたな、俺の魔力…


そんなことより


「コレどうする?」


コレとは、もちろん目の前の二分割された元・ドラゴンさんのことだ☆


「とりあえず取れる素材は剥ぎ取っておいたほうが良いのではないか?」


まあ、それはそうだな…




〜〜〜剥ぎ取り中〜〜〜





鱗やら牙やらを剥ぎ取った俺の前にはえっ、なにこれ?デカイ蜥蜴?みたいな感じになってるドラゴンさんしかいない


「それじゃ、村に一度戻ろう!!」



ドラゴンの肉は意外に旨かったと言っておこう


村に戻った俺は証拠の素材を村長に渡し、報酬を貰う。少しだけ狩りすぎて、素材の数を見た村長とその他が腰を抜かしていた。


俺は化け物かっつうの!!


ちなみにドラゴンのことは言ってません


言ったらめんどくさそうだからな…



そういえば、魔王の噂とか一つも聞かなかったな…


ホントに存在するかどうかも怪しいやし…


まあ、帰ってリインに聞けばいいか!!


帰ろう!!


実は俺、歩きじゃなくて飛んでんだよね


魔力に風属性を持たせて、俺の体を浮かせながらさらに方向を指定する。

意外に難しいんだ!!これが!!


誰に説明してんだ?俺?


一人で説明とか悲しい!!


スピードアップだーー!!









むっ!!なんか見た感じ盗賊っぽい奴らが馬車を襲ってるぞ!!

これは正義の味方の俺が助けないと!!


※今の駆はテンションがおかしいです


スタッ!!という擬音が似合う感じで着陸する。


「おい!!悪党ども!!この俺が成敗してくれる!!」


※重ねて言うと駆はテンションがおかしいです


「な、なんだテメエ!?」


「ぶっ殺されてえか!!」


と、騒がしい盗賊ども


「なんだ!?新手か?」


馬車の人達も警戒してくる


「うるせー、テメエら!!」


これは両方に言ってます!!


「これはテメエらが悪いんだな!!そうなんだな!!」


盗賊っぽい奴らを指指す。


「いや、違うぞ!!これは正義の為の行いだ!!」


えっ?それって…


「この兵糧が王都に届くとそれは則ちクロムウェル王国の力となる!!だからこれはクロムウェルの兵糧を断つための作戦だ」


マ〜ジ〜で!!


「お言葉ですがこれは兵糧なんて大層なものではありません。町の商人から注文された食材でございます」


フムフム、ということは…


「悪いのはテメエらじゃねえか!!」


渾身のツッコミをいれる!!もちろん魔力強化付きで!!

結構ダメージを受けつるみたいだ…


「クソッ!!どうしても邪魔するきか!!」


いや…ノリで


「野郎ども!!戦闘準備だ!!」


ジャキ


なんかリーダー格っぽい奴の号令でいっせいに武器を構える


4・5人くらいいるな…


はあ〜、逃げようかな〜


でも後ろの馬車軍団が期待した目で見てくるしな〜


仕方ないか、なんかさっきまで異様にテンションが高かったしな〜


今凄い低いけど…


「うおら!!」


そうこう考えてるうちに盗賊っぽい人達の一人が切り掛かってきた


うん、おそ!!


少し左に避けて足をかける


ズザザザァーーーーー!!


顔面から滑ってった!!コ、コイツできる!!体を張ったボケなんて!!恐ろしい子!!


「い、痛い」


男の涙目!!キモッ!!


「テメエ!!この野郎!!」


今度は3人がいっせいにきた!!


だが、俺は


「うおりゃ!!」


真ん中のやつを本気で蹴る!!



ドゴォォォン!!!!


凄い速さで跳んでいき、岩山に激突する


ほかの2名は武器を振り上げたまま止まっている


あっ!!こいつら凄い冷や汗を流してる


ギロッ


少し睨みつけると、


ダダダダダダダダダ


半端ない速度で走って逃げた!!


ただ、


「あんな化け物相手に出来るか!!」とか


「人間じゃねぇーーー!!」

とかいうのはやめて…

結構本気で傷つくんだ…


俺はそこで今まで空気だった後ろの人達に


「大丈夫ですか?」


と声を架ける


ダダダダダダダダダッ!!


こっちも逃げた!!酷い!!


……帰ろ…



飛んで帰りま〜す











俺は帰ってきた!!!!


報酬は現地で貰ったからギルドには行かなくていいな


じゃあどこに行こう…?


リインには一週間帰ってこなくていいです、とか言われたからな…


情報集めでもするか!!魔王のことも聞きたいからな


ならどこに行くか…

やっぱ情報集めと言ったら酒場だろ!!


というわけで酒場へGO!!











ここが酒場か……


あんなに迷うとはな…

おそるべし!!酒場!!


ここの人達、みんなエエ人や!!


しかしイメージ通りの外見だな………


いやいや、これこそ俺の望んだファンタジー!!


気を取り直して…入ろ!!


ガチャ


うお!!ガラの悪いオッサン達がめっちゃいるんですけど!?


「何を注文だい?」


こ、これはなんて素晴らしい髪型のマスターだ!!


「フム、ミルクで」


「ワハハハハ!!!!」


中々予想通りの反応だな、このオッサン達


「ボウズ、ここはガキの来る所じゃあねえぞ」


また素晴らしい髪型なことで


「はいよ、ミルクだ」


このマスターステキだ!!


「ハハハ、ミルクなんて飲むお子様は家に帰ってママにでもあまえてな!!」


あえてスルーします


「おい!!聞いてんのか!!ガキ」


スルー、スルー


「ビビって声も出せねぇのか」


「うわ、口クサ!!」


「なんだと、ガキ!!」


あっ、声に出ちゃった☆


だって臭かったんだもん


「大人しくしてりゃ付け上がりやがって!!」


いま、マジで臭かったんだよ!!


「くらえ!!」


いきなりパンチかよ、オッサン!!


後ろを見ずにパンチを掴み


パシ


引き寄せて


グイ


裏拳を打ち噛ます!!


「ぐはぁ!!」


うわあ、酒場の外まで吹っ飛んだ!!


「テメエ!!よくもアニキを!!」


うわ、今時アニキとか!!


てか酒場にいるほぼ全員が立ち上がったし!!



バキ、ドカ、ボコ、ポイ←(店の外に投げる音)


「いい汗かいたぜ!!」


「ゴメンな、マスター。店壊しちまったよ」


いやマジで、扉とか半壊してるし


「なあに、あいつらに直させるさ」


あいつらとはきっとあの憐れなチンピラどもだろう


マスター、意外に鬼だ!!


「そうそうマスターに聞きたいことがあるんだけど」

「なんだい?」


「最近召喚された勇者のことなんだけどさ…」


「勇者様?ああ、今代の勇者様は可愛らしい女の子らしいな」


「うん、それでさ魔王ってホントにいるの?」


「さあ?確かに実際に見たなんて人はいないが最近の魔物の活発化は魔王のせいなんじゃないかってのが国の発表さ」


「ということは別の何かが原因かも知れないってことか…」


「まあ、そういうことさ」


なら何故リインはあんなにも自信をもって魔王退治をしてくれなんていったんだ?

何か裏がありそうだな…



俺はそのまま釈然としないまま城に帰った

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