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勇者な幼なじみと魔法使いな俺  作者: 私の戦闘力は53万です
第一章
4/12

冒険3 暴走する幼なじみとついでに俺

中々更新できませんでしたがようやく更新出来ました!!

伊織が横で寝ていた!!










引っ張ってしまったがこんなことは昔からだったのでいまさらだ。


とりあえず起こそう。


「伊織、さっさと起きろ」


体をゆさゆさと揺さぶる。


「……おは…よう。駆」


「おはよう。伊織。ところでなんで俺と一緒に寝てんだ?」


「気分だ」


気分か〜。なら仕方ないな。


「そういや、あの後どうなったんだ?」


「そのことだが、君が気絶した後にアニエスとリインとで話あったんだが…」


フムフム、てかいつの間に女王のこと名前で呼ぶようになったんだ?


「向こうから頼まれたんだ。あと君にも名前で呼んでくれだと……………………ライバル増えたか?」



「んっ?最後の方なんて言ったの?」


「なんでもないよ」


わ、わかった!!わかったからそのいい笑顔はやめて!!


「わかればいいんだ」


あれが俗にいう暗黒微笑か……こ、怖かった〜


「まあ話の続きなんだが…」


うん。続けて、続けて。


「とりあえずはこの城に残り訓練をすることになった」


「え?いますぐ旅とかじゃないの?」


「ああ、君はともかく私は剣術を少しかじった程度の素人だからね。昨日、その話をしたらまずは訓練だと言われてしまったよ」


「はあ〜、まあ妥当な判断だな。」


「あと、君にも訓練があるらしいよ。わざわざ魔術師師団長がつけてくれるらしいからね」





「今更必要ないんだが…」


「まあそういわず頑張って実力を隠しておけばいいさ。」



「あ、気ずいてた?」


「何年君と一緒にいると思うんだい?それに私も同じように魔術を習うからね」


「絶対俺の方が教えるの上手いと思うんだけどな」


「まだ見てもいないだろうに……まあ教えてくれるのは助かるかな。……………出来れば二人きりで」


「別に構わないが?」


「い、いや。私たちはま、まだ17歳だしそれに………///」


「お〜い、帰ってこ〜い」


「ブツブツ…いや、君がいいなら私も。い、いやまだ清らかな付き合いが……」駄目だコイツ…どこかに旅立ってるし。


そんなことを思っていると


ガチャ


誰か入ってきた。


「イオリ様、カケルさん、朝ですよ〜」


リインか、


「おはよう、リイン。今日も元気だな」


「おはようございます!!カケルさん。わたしはいつでも元気ですよ?」


「ああ、そうだな」


「ところでイオリ様は?」


「いまは旅立ったばかりだ。夢の中へ…」


言いながらブツブツ言ってる伊織を指指す。


「イ、イオリ様……ハ、ハハ」


乾いた笑い声しかでない。

そろそろ可哀相なので正気に戻す。


「伊織、伊織!!帰ってこ〜い」


「ハッ!!私は一体なにを?」


伊織が帰ってきた


「おはようございます、イオリ様!!」


先程のことはなかったっけことにしている!?リイン中々は空気が読めるな!!


「あっ!おはよう、リイン」


「そろそろ朝ごはんですよ。早く行きましょう!!」


なに!?ご飯だと!!


「よし、行こう!!さて、行こう!!さっさと行こう!!」


昨日からなにも食ってなかったからな


「そうだね、行こうか?駆」



メ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜シ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!










〜〜少女達とおまけに少年移動中〜〜









「メ・メ・メシ、メシ〜!!白米さえあれば〜♪」


昨日からなにも食べてない俺は自作の歌を歌いながら上機嫌で向かう。


「な、何ですか?その歌」


「ご飯の歌だ!!俺はパンより米派だからな!!」


今の俺なら米さえあれば何でもできる!!……気がする。


「ちなみにここは洋食だよ?」


ピタッ!


「えっ?い、今なんて?」


「だから、昨日はお米なんて出てこなかったよ?」










な、なななななナナナナナNANANANAななな☆NA☆何だって〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「あの〜、KOMEってなんですか?」


「えっ!?い、いまなんて?」


「ですからKOMEなんて聞いたことないんですけど…」


「そんなばかな!!!」


米がこの世界に存在しないというのか!?


「はは……もう生きる気力をなくしたよ。死のう」


「ま、待つんだ!!駆。考え直すんだ!!」


「そ、そうですよ!! あっ!!もしかしたら東方のジパングにならあるかも!?」


な、なに!?


「それはこの世界でも米が食えるということか!」


「は、はい…………多分」


「そうときまればメシだ、メシ!!」










そうしてなんやかんやでメシを食った!!










「ではこれから訓練をしましょうか?」


「わかった」


「だが断る」


「「………」」


ご、ごめん伊織!!やる、やります!!やりますから!!その目はやめて!!その関節はそれ以上曲がら…ぎゃーーー!!!!!!!!!!!










「では、気を取り直して」


うう、痛いよ〜(泣)


「何から始めます?」


「魔法!!絶対魔法!!」


や、やばい。伊織の目が…キラキラしてる!!


まあ、いいか。


「では、移動しましょうか」


「だが断「駆?」…らないよ!?」


怖!!









〜〜少女達とおまけに少年移動中〜〜










何か教室みたいなところの前に来た!!


ノックをしようとするリインを制して、伊織は…………


「たのも〜!!」


いきなり扉を勢いよく開けた!!


「なにしとんじゃ〜〜!!」

俺は伊織に渾身のツッコミをいれた。


ツッコミのせいで俺と伊織の位置が入れ代わる。


そして目の前に鼻血を出して倒れている爺がいた。

疲れた……………………

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