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勇者な幼なじみと魔法使いな俺  作者: 私の戦闘力は53万です
第一章
1/12

冒険0 召喚された幼なじみとついでに俺






俺いまは長年の親友である友人Aと一緒に帰っていた。

俺はあまり頭のよろしくないため夏休みであるのにも関わらず補習という学生にとってまったく嬉しくない地獄を味わって来たのだが……



その前に俺達の紹介をしておこうか。


俺の名前は水元 駆(ミズモト カケル)だ。最初に言っておくが、俺は……





"魔法使い"だ!!










…………うん、わかってたさ!そんな冷たい視線を投げ掛けられることぐらい!!

だから隣にいる親友の友人Aぐらいにしか話してないし!!でも、その視線は少し傷つい「君は一体なにをブツブツ言ってるんだ?」「ああ、何でもないよ。伊織」



そうだな、コイツの事も説明しておこうか。コイツは火元 伊織(ヒノモト イオリ)。名前でわかったかもしれないが、女だ。

いわゆる幼なじみってやつだな。コイツは頭がいいにも関わらずこういう補習には自分から参加してくる。そのことについて以前尋ねてみたら呆れ顔で「…君は女心が分かってないな」と返された。ほかの女友達に聞いても「…鈍感」とか、「…伊織ちゃんかわいそう」とかしか返してくれなかった。男友達には殺意の篭った視線を向けられるし……



ま、俺には女心は一生わかりそうにない。



そうそう魔法のことだが……本当のことだ。

俺の家系は魔術師の家系で父親は優秀な魔術師、母親はかなり優秀で有名な魔術師だ。

なんかその方面では伝説残しちゃってるらしい。


そんな両親の血を受け継いだ俺は当然のように魔術師、いや魔術師を越えた”魔法使い”になるべき存在として育てられた。

まあ、そんなことだからまともに両親から愛情を貰ったことなんてない。

だが、俺はそれを不幸に思ったことはないし、そういう環境のおかげで俺が魔法の域に達したことは知られてないわけだから。








休話閉題










ところで、俺がなぜこんなことを説明しているかというとだな……



いま、足元に正体不明の魔法陣があるからだ。

これでも俺は魔法使いに達した人間だ、これくらいはわかる。


これは召喚魔法だ。

しかも、相手の意思に関係なく強制的に召喚する悪質な。


俺一人ならば、どうとでもなるんだが……



忘れていたかもしれないが、いま横には伊織がいる。

この魔法は魔術の心得がある程度ないと視認できない。

つまり抗う事すら難しいという訳だ。



なので召喚されたときに離れ離れにならないようにくっついておく必要がある。



だから……



「伊織!!」



あいつが反応する前に優しく抱き留める…

おお?なんか伊織、顔が真っ赤になってるぞ!?魔術の副作用か?見たところそんな機能はないが……



と、そんなことを考えてるうちに魔法陣が輝きだし、伊織を力強く抱くとさらに真っ赤になった。

だから何故?と思っていると俺達の体はその場所からなくなった………










俺が次に目を開いたときは…………城の中だった。

この小説がみなさんの暇潰しにでもなればと思います



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