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くるみは、看護学校を卒業後に、地元の職場で2年間働き、22歳で転職を決意した。
首尾よく准看護士として、ここイーハトーボ工場の敷地内の医務室で、週5日の常勤の仕事に就いている。
医務室は通称、企業内健康管理室と呼ばれ、工場職員のメンタル相談や健康相談や病気や怪我の応急処置や休養室だった。
くるみは、ミス・ナイチンゲールという全日本でのコンテストでグランプリを受賞したという経歴の持ち主ということもあり、まつ毛が長く、色白で、目鼻立ちがはっきりした女性だった。