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未来の記憶  作者: 望月笑子
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女性は、『女性らしく』なければ、女からも男からも疎まれる。

フウガが、一番つらいものは、男の嫉妬より同性の嫉妬だった。女に嫉妬する男は大したことのない男だと判断するが、同性から受ける嫉妬は、無意味に感じた。

男同士の嫉妬。女同士の嫉妬。プライドだけは高いが、非力な大人たち。その何もかもを、知りたくも、見たくもなかった。

世の中、「尊厳とは何か?」と問うことじたい、おかしな世の中になってきているのではないか、とフウガは思った。

人間は、他の生命体とは異なる特別な存在という思い上がり…。人間だけが偉いという思い上がり…。

人間の尊厳とは、生命力そのものではないか、とフウガは思うのだった。



その人間の生命力がなくなれば、尊厳そのものも自然に消滅して良いのではないのか、と。




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