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未来の記憶  作者: 望月笑子
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「電話オペレーターとかは、顔が見えないから良いとしても、スマイル0円だけは絶対おかしいと思うんです」

「感情労働だって言いたいのかい?違うね。思わずこっちが笑っちゃうくらいなんだからさ。それもサービスのうちなんだよ。それだけ、お客に寛容な店だっていうアピールなんだからさ」

「それなら正確には、その笑顔は0円ではなく、プライスレスにするべきですよね」

「プライスレス…?カクテル・バーにそんなのあり?」

くるみは、トマトジュースを一口飲んで、顔をしかめた。

「なんかこれ、変な味がします」

「どんな味?」

「レモンのような…マンゴーのような…イチゴのような…」

「アメリカンチェリーか、プラムなのか、リンゴなのか分からない味よりマシだよ」

そう言ってタツヤは、ウォッカの入ったショットグラスを口へ持っていった。




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