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未来の記憶  作者: 望月笑子
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このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

「そういえば、タツヤさんには悩み事ってあります?」

「オレにだって一応、悩みはあるよ」

「何ですか?」

「しいて言えば、くるみちゃんが、オレになびいてくれないことかな…」

そう言いながら、タツヤは、ウォッカを口に含んだ。

「オレも、もう29だし、そろそろ結婚しなくちゃならない年齢かなって」

「そんなことないですよ」

思わずくるみは、顔を赤らめて俯いた。

「そんなことなくないよ。オレの親父も、もうそろそろ退職する歳だしさ」

タツヤの父親は、イーハトーボ製造工場の商品開発部長を任せられていた。

海外に子会社を持つこの超巨大製造工場では、年間8兆円を売り上げる。しかし、世界の通貨は統一されつつあった。

この製造工場では、あらゆるものがネットワークに接続され、そこから情報を取ったり、遠隔監視、遠隔制御、遠隔操作ができる。

それにより、様々な効率化や利便性の向上がはかられるのだ。




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