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未来の記憶  作者: 望月笑子
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ニシキヘビのぶつ切り

このメールを送信すると、執筆中小説にこの内容が追加されます。

タツヤは、レタスが敷かれたぶつ切りのニシキヘビを、美味しそうに食べ始めた。

「高級だよ。どうして食べないの」

「いや…、今お腹いっぱいで」

くるみは、どう言い訳しようかと考えた。

くるみは、小学校の給食を食べ残して、他の生徒たちと一緒に、担任に居残りをさせられたことがある。

他の子たちは、担任に叱られながら、泣きながらでも嫌いなものを食べていた。

でも、くるみにはどうしても出来なかった。口に入れた瞬間、目が白黒になって倒れそうになるのだ。

泣きながらでも食べれるなら、まだマシだと思った。しかし、食べなければ、帰宅することが出来ない。

そこで思い付いたのが、トイレに捨てることだった。

担任に、「トイレに行きたい」と願い出て、ポケットに入れたその苦手なものを流した。




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