表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/8

3話 3月1日 ②

今日から毎日、朝7時に投稿する予定です

昼休みになると、隣のクラスから、弁当を持った天川がやって来た。どうやら、あかねとお昼ご飯を食べたいみたいだ。


「ねぇ、あかねさん、よかったら一緒にお昼ご飯食べない?」


「ごめんなさい、お友だちと食べるから、一緒に食べられません」


「そうですか、.....あの、よかったら混ざって食べてもいいですか?」


「うーん、私は良いけど、他の人達は良いのかわからないな」


そこへ、小林や佐藤、中村などが来て


「私は良いよ」「「俺も良いぞ」「俺も構わないぜ」「私も」・・・


「だってさ」


「ありがとうございます」「あかねさんのこと知れる」


「ん?、なにか言った?」


「なんでもないよ〜」(聞かれてないくてよかった)


その頃、自席でお昼の準備をしていると、佐藤が来て


「おい、陰キャ、席が足りないからその椅子貸せよ」


「え.....」


断ろうとすると、佐藤が耳元で


「断ったらどうなるか、わかってるよな、どんな目にあっても知らないぞ」


「あ......はい、貸します」


「お前はどこかでひっそりと食っとけ」


と言われ、弁当箱を持って屋上に向かった。屋上には誰もおらず、一人で食べているとマネージャーの絢音さんから電話がかかってきた。

「もしもし、悠斗くん、今大丈夫?」


「大丈夫ですよ」


「えっと、要件はね、あなたが芸能界に復帰したじゃん」


「はい」


「それで、社長があなたに曲を作ってもらってそれを君の復帰祝の新曲を発表したいってさ」「無理だったら私から社長に言うとけど、できる?」


「ええ、できますよ、そのかわり、こっちで全部やっていいですか?」


「う〜ん、問題はないと思うけど社長には言っとくね」


「わかりました、期限はいつぐらいですか?」


「3ヶ月後でも大丈夫?」


「わかりました、けど、早く終わったら早く連絡しますね」


「了解、要件はこれだけだから、またね」


「はい、お疲れ様でした」


電話が終わり時間を確認するとあと10分ほどで次の授業が始まるので、急いで食べて教室に戻るのであった。

↓にある☆☆☆☆☆評価欄を、★★★★★にして応援して頂けると励みになります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ