私と初めて会ったのに、露骨に態度や言葉の暴力を投げつけてくるこの男はなんなんだよ！
私と初めて会ったのに、露骨に態度や言葉の暴力を投げつけてくる
この男はなんなんだよ！
あまりにも、“第一印象から態度の悪いこの男！”
しかも？ 口を開いたとたん、私の悪口を言い出したわ。
これは！ 完全にパワハラだと思うんだけど、、、。
今どき、“このご時世に、こんな奴がまだいるのか？”
お前、何様なんだよ！
かなりの巨漢で、見るからに目つきの悪いこの男から出る言葉も、
悪態しかつかない最悪な男だと私は思う！
『あのさ、いちいち説明しなくても分かると思うけど、デキて当然！
出来なかったら？ アホだと俺は思うだけだから、ちゃんとやれよ！』
『・・・ちゃんと説明もしてくれないのに、デキて当然って意味が分から
ないし、一から説明してもらわないと分かりませんよ。』
『“面倒くせー女だな！ 仕事ぐらいちゃんと覚えて来いよ！”
頭、おかしんじゃねーの！』
『はぁ！？』
『“だからブスで、仕事の出来ない女が俺は嫌いなんだよ！”』
『・・・・・・』
『“嫌なら、言い返せばいい話だし！ 嫌じゃないから言い返さないのか？”』
『“普通！ 社会人なら、どう考えても横暴な事を言われても言い返すという
考えは、なかなかしないと思いますよ。”』
『はぁ！？ なんでだよ、嫌なら言い返せばいいじゃん！』
『“初対面ですよね、普通！ こんな風に大人の男性なら言いませんよ。”』
『何が大人の男性だよ、言いたい事も言えないなら、大人の男性なんか俺は
なりたくねーな！』
『“もう、貴方とは話す気がありません！”』
『まあ、勝手にすれば！ どうせ俺に泣きついてくる日が来るよ。』
『“・・・ど、どういう事ですか？”』
『・・・まあ、何でもない！ じゃあ、お前の好きにしろよ！』
『好きにしますよ！』
・・・数日後、私は会社の社長に“あの男の悪態の悪さを伝えたが、”
どうも？ 社長からは、かなりの信頼を受けているのか？
あの男の方を社長は肩を持った！
私がしぶしぶ我慢して、あの男に仕事を教えてもらうしかないのだろうか？
『だから言っただろう！ 社長は俺の言いなりだからな！ お前が俺に
慣れるしかねーんだよ！』
『・・・・・・』
『何が、大人の男性だー！ 俺はそんなのにはなんねーけどな！』
『“根に持ってたんですか？ ネチネチとしつこい男！”』
『ああーネチネチ俺は性格もしつけーんだよ！』
『開き直ってるだけでしょ！』
『俺はそういう男だって、お前も知っとけッ！』
『・・・・・・』
・・・私は“行く会社を間違ってしまったのか？”
こんな男の下で、まともな仕事なんかできやしない！
上から目線で、私を完全に見下した言葉に怒りしか感じないわ！
今どき、“こんな露骨なパワハラをする人間を会社においておく会社は？”
ブラック企業に間違いないだろうが、でも今更辞める訳にも行かず、
ああ、私はどうしたらいいものなのか？
“辞めるなら、もっと早い方がいいのだが！
あの男のパワハラで、私は仕事を辞めれない弱い人間なのです。”
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
