芙乃との再開。
俺は圧倒的なステータスの差に凹んでいる。たしかに俺は3ヶ月寝ていたかもしれない。でも芙乃の成長スピードが早すぎて追いつけないよ。
「考、どうしたの?、何でそんなに悲しそうなの?」
理由を言える訳もなく、俺は笑って
「なんでもないよ、そう言えばドア切っちゃったんだけど大丈夫かな?」
「大丈夫ですよ。姉さんが何とかしてますよ。」
「そうだね。」
メリアが部屋に入ってきた。
「そうだね、じゃないわよ。貴方のせいでゾンビが入ってる所だったわ。」
「でも、塞いだんですよね。」
「じゃなきゃ、私はここに戻ってこないわよ。」
「すいませんでした。それよりこれからどうするんですか?」
「そうね、一応、食料と飲み物は確保したし、ゾンビに破られる心配もないから移動する気はないわね。」
「芙乃、俺はレベル上げも兼ねて、外にいるゾンビを倒してくるよ。」
「じゃあ、私も」
「待っててくれないか?」
芙乃は心配そうに
「でも、3ヶ月寝てたんですよ。」
「だから、リハビリも兼ねて全力で倒してくるよ。」
「分かりました。」
俺は心配そうな芙乃の頭を撫でて、部屋を出た。するとメリアは顔を青くして追いかけてきた。
「貴方、倒しに行くの?」
「レベル上げも兼ねて」
「なら、気をつけて。私達の世界のモンスターも居たから油断しないで」
「了解」
俺は鉱石の扉を開けてもらった。外へ出る時、最初に出会った女の子が
「頑張ってね。」
そう声をかけてくれた。俺は元来た道を戻っていると部屋のドアから大量のゾンビが現れた。俺は勝利を約束した銃を2丁出すとゾンビへと進みながら撃ちまくった。ゾンビは為す術もないまま、消滅して行った。
「手応えが全然ない。」
俺はそれから、ゾンビを殲滅すると入ってきた入口にたどり着いた。これで基地を取り返した。ステータスの確認は芙乃の元に帰ってから見ようと入口に背を向けた時だった。
「Vyugyuaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa」
変な鳴き声に振り返ると、入口から無理矢理、人型豚のゾンビが片手に斧を持ってゆっくりと近づいてきた。俺はゾンビを殲滅したように撃ちまくった。すると手に当たり、斧が吹き飛んだ。これで終わりだと思った瞬間、手が再生して、俺を襲わず斧を取りに行った。それを見た俺は勝利宣言を発動させながら炎の巨剣を掴むと人型豚を真っ二つにして、腐りかけの体を燃やした。体を地理も残さず燃やすと剣を閉まって鉱石の扉の前にたった。するも鉱石の1部がテープのように剥がれると俺はなかにはいった。
「随分と早いわね、引き返してきたの?」
「いえ、基地にいるゾンビと人型豚を殲滅してきましたよ。」
「わかったわ。戦闘班を作ってすぐに基地の立て直しを始めるわね。」
そう言って、走っていった。俺は芙乃の待って居る部屋の扉の前に立つと中に入った。
「考、早いですね。やめたんですか?」
「外にいるゾンビは全部倒してきたんだ。メリアにこの事を話したら、喜んで戦闘班を組むって言ってたよ。」
「そうなんですか」
「そうだよ、嬉しそうにしていたよ。」
俺はステータスを開いた。
佐倉孝
レベル25→35
力:1500万
耐久:1500万
器用:1500万
敏捷:1500万
魔力:1500万
SPステータスポイント149万8501
スキル:勝利宣言「敵に勝利宣言をした時、ステータスを1000倍」、勝利を約束する銃「弾絶対必中、どんな物も貫通する。弾は無くなることはない。」炎の巨剣「炎で作られた剣、切られたものは全てを溶かし聖剣さえ歯が立たない。」神炎「体に入れるこ事でこの火が消えない限り、死ぬ事はない。」天使の加護「自分または味方に対して天使の加護を与える事ができる。」天使達のスキルポイント「天使達の使わないスキルポイントを全て受け取る事ができる。レベルが上がる事に両方のポイントを999倍」限界突破「ステータスを数値化して、レベルとステータスランクの限界を失くす。」
sPスキルポイント149万8501
俺に芙乃は自分のステータスを見せてきた。。
朝上芙乃「あさがみ ふの」
レベル140→160
力:7500万
耐久:5000万
器用:8500万
敏捷:6000万
魔力:3050万
SP(ステータスポイント8万
スキル:女神の権能、生者を縛る絶対の鎖声、箱庭ノ楽園、熾天使の裁き「拳銃がマシンピストルに変わり1発1発が神炎の力を持つ。」、スキルポイント固定&2倍「レベルがひとつ上がる事に必ず900ポイントもらえる。レベルアップ時貰えるステータスとスキルポイントを2倍にする」、成長限界突破「ステータス数値化して限界をなくす」、ステータス振り分け値100倍「振り分けるステータスポイント×100倍する。」
sPスキルポイント71万
やっぱり、芙乃はチートすぎる。