2話 ステータス 〜 命名者:なにも言わないのにステータスが表示した 〜
ここまで書けたけど、長くなったので一旦投稿。
相変わらず話が進みません。終始自問自答です。
>『オーバードスキル:不耗』を発現しましたす。
>『理:超越技能』を創造しました。
想定より四半刻の遅れがありつつも無事帰還と思ったら、先のような声が聞こえた。
倒れていたので起きようとすればひどい立ちくらみがした、がそれを堪えて立ち上がる。
そして、正面から誰か達が走り寄るのに気づいた、一人誰かが見えたと思ったら消えた。怪現象だ、後ろから衝撃を受けた、物理的に。前からも来た、顔が埋まった。
なんだこれ?
「ハルさんハルさんハルさんハルさんハルさんハルさんハルさんハルさんハルさんハルさん」
正面から抱きついているは多分女神さま、身長差のせいで呼吸ができないし前が見えないし埋もれている。あたたかくてやわらかい。ハグは親愛の挨拶、はーくんしってる。
「ハル、ハル、ハル、ハル、ハル、ハル、ハル、ハル、ハル、ハル」
背後から抱きついている何者か。先ほどこちらに走り寄ってきて消えた怪現象の人かな? くらいフード付きのマントにドクロ仮面、スキマからたれた髪の色は淡い金色で先の方が緩いウェーブがかかっている。大胆に露出してる肌は小麦色で白いビキニトップにホットパンツに生足。身長は小柄、まあオレより一回り大きいようだが……。そのバストは豊満である。見憶えはないけどなんとなく知り合いの気がする。ちなみにこっちもあたたかくてやわらかい。サンドイッチマンはーくん誕生だよ?
少し離れた場所に鋼色のストレートロングの既視感のある顔をしたの美人メイドさんが立っている。こっちも知り合い……ヴィオラかな、また身体変えたのかな? メイドロボ? ロマンだよね。
ツンと澄ました顔をしているけど、なんか羨ましそうな気配がする。はーくんしってるよ? ハグされてると好かれてる感じがしていいよね、わかる。
あ……オレ、ハグされて視界がふさがってるんだった。じゃ、今の俺の妄想か勘違い、という方向で。視界がいかないから見てるわけないんだよね。関係ないけど眼心目隠ししようかな? や、関係ないけど。
さて、しあわせサンドイッチされて動けないので、気絶ってるかな? 呼吸もアレだし。その前に走馬灯。
オレは女神さまに命名した後、天丼が食いたすぎて家に戻ろうとした。白い部屋に来た時の感覚は覚えているので、それを参考にすればいけると考えたのだが、ちょっと難航して、それに集中したらニュルンと意識だけ抜け出して家に戻った。
身体とあと魂魄を向こうに忘れてきたせいで色々と苦労をしつつ、天丼を作り上げ、ついでに端材でかき揚げ丼とか、なんとなく電波を感じたのでカツ丼を作り上げた。
どうやって持って帰るか考えてなかったが、試行錯誤した結果。
気合いでよくわからない空間に入れて取り出せるようになった、これドラさんの少し不思議なポッケ的なあれだ。どうせならと時間が等速なそれの時間の流れを変えられないか試して……やあやればできる。
ついでにちゃぶ台とか座布団とか他いろいろ突っ込んでから帰還……しようとしたら、神樹さんにインターセプトされてお持ち帰りされそうになり、宿木ちゃんが乱入してきた隙をついて、帰還した。無事想定より30分遅刻。それで心配させて抱きしめられてるのか? わからないなぁ。
と、走馬灯したところで睡魔がきた。おやすみなさい。
なんでだよ!?
む、夢か……。いやホント変な夢だった。なんで夢で自分の知らないこと説明されてるんだよ? というかオレ一度死んでるのかよ。
俺の身体がいつ死んでてもおかしくないくらいボロボロで精神だけでもたせてたって自覚なかったよ!
意識が抜けたから一気に身体が弱り出した、って!
あと転生してるのかよ?
まあステータス見ればわかるね。
よし例のセリフだ。
「ス
ステータス
名前
中原 青 LV1
種族
人間 雑種(超越種) LV1 (Evolution!)
龍族 人龍(世界神神祖龍 超越起源種) LV1 (Reincarnation!)
神族 理神『超越技能神』 LV1 (New!)
■族 (Lock……)
■■ (Lock……)
不明 特異精神種(超越種) LV1 (Mutant!!)
職業
無職 LV1
状態
状態調整中
技能・称号復元中
能力
筋力 L
生命 L
敏捷 H
器用 F
知力 F+
精神 EX
魔力 D
幸運 S#
調整中の為簡易表示
いや、言わせてよ。まあなんか多分変わってたかな?
ついでに比較用で前のステータスを思い出す。
流し見てただけだけど、内容は暗記してある。
容量限界とか成長限界とかしか印象がないけど。
ステータス(進化転生前)
名前
中原 青 LV-(成長限界)
種族
人間 雑種 LV-(成長限界)
職業
無職 LV-(成長限界)
状態
成長限界
容量限界
能力
筋力 M(成長限界)
生命 N-(成長限界)
敏捷 H(成長限界)
器用 G
知力 G
精神 S#cs
魔力 F+
幸運 O〜S#(常に変動)
称
ほい、カット。
この下にもステータスは続いていて称号やスキルが、あったはず。
でも比較用だから、ここで止める。
さてはて?
まずなんで種族欄が増えてるのかな?
枠が6個あって、1つが進化、1つが転生? もう1つはご新規さん。あと突然変異もあった。
残り2つはロックがかかっていると。
人間の雑種で龍族の人龍で神族の理神? あと不明 の特異精神種? まじなんだこれ?
人間:
この世界の人族とは異なる人。この第6世界とは異なる世界の人である。体組織に魔力を用いないで完全に物質で構成されている。別名異世界人、物質界人。種族レベルと職業レベル以外のレベルを持つ。 (名前欄のレベル)
体組織に魔力を含まない為、レベルによる変異が少なく弱い。
またほとんどの個体が魔力を宿していない為、そのままでは魔法を使えない。
召喚された勇者もこれにあたり、ただし肉体を神によって強化されており普通の人間より強く、魔力を使えるようにされている場合が多い。
人間は体組織に魔力を含まないため、魔力切れによる不調を起こさず、魔法など魔力による攻撃に耐性を持つ(治癒魔法を効きづらい)。
人族:
この世界で最も一般的な知的生命体。狭義の上での人族は身体特徴の少なく能力も平均的で数の多い人間とよく似た彼の種族のことを指す。
体組織の半ば程を魔力で構成されている半魔法生命体。これを人間と比較して魔法人、半魔人と呼ばれることがある。これ以外の広義の人族と比較して普人族、真人族、人種、人間族などの呼び名がある、普人族がもっともポピュラーな呼び方で、真人族はこの狭義の人族が他の人族を見下して名乗る名である。
広義の人族:
狭義の人族を含む古代人族を祖とした種族。体組織の半ば以上が魔力などので構成されている。
狭義の人族に他にエルフ、ドワーフなどの妖精人族、獣人族、魔人族などがある。このような多様性を持つに至ったのは、過去に古代人族を絶滅に至らしめた瘴気に適応する為である。狭義の人族の祖はもっとも瘴気の薄い場所にいた為変異は少なかった、寿命は大きく減少した。
魔人の祖はもっとも瘴気が濃い場所にいた為、数多くの死の上に魔人が生まれるに至った。
妖精人族は瘴気から生き残るため妖精や精霊と融合した古代人族の末裔である。
獣人族は複数経緯があり、その1つが瘴気による変異である。
神が人族を指す場合は広義の人族を対象とする場合が多く、現在多くの人族は狭義の人族を指すと思ってしまう。
雑種:
数多くの因子を内包した者。条件次第ではすぐに変異、または進化するだろう。
龍:
重さを伴うほどの大きな力が意思を持ち受肉した存在。始祖龍と呼ばれる。
発生当初は知性を持たず本能のまま暴れてしまうが、知性を持ち理性ある龍は強大な個体であり、高位龍と呼ばれる。
稀に生まれた時から知性を持つ個体がいる、これを神祖龍と呼び敬われる。
始祖龍の強さは大きさと密度と純度で決まり、特に密度は重視される。中には密度を底上げする為自らを圧縮し精錬し存在の格上げを図る個体がいるが、多くの個体はその行為で命を落とすが、成功者は強大な力を手に入れる。これを龍の試練と呼ぶ。
本来龍とは始祖龍だけを指し、単に龍と呼ばれていた。しかし現在までに始祖龍の出生は数を減らし、ここ千年は新たな始祖龍は確認されていない。
現在の龍は主に始祖龍の子孫を指し、高度な知性と力を持つ高位の個体を龍、程度の低いものを竜と呼ぶ。よく人間が勘違いするが、形の有無は呼び名に関係がない。ドラゴンでも強ければ龍、ワニ頭に鹿の角蛇の胴体でも知性が低ければ竜である。
竜に似た姿の別種を亜竜と呼ぶ。それと区別して真竜・真龍と呼ぶこともある。
世界神:
世界を統べ座を頂いた者の呼び名。
世界龍:
世界が創られるほどの力から生まれた龍、其は龍であり世界である。端的に言って異常個体。普通は世界になるほどの力はやはり世界にしかならない。
人龍:
人に化けた龍ではなく人の形に生まれた龍。龍の本体を持つのではなく人の姿が本体。人にしか見えなくともその力は龍であり、始祖龍ならばおよそ考えられぬ程に高い密度を誇るだろう。しかしそれほどまでに圧縮された力を持つのならば知性など持ちようがないだろう。
人龍は現在までに確認されていない個体である。新種の龍である。
理神:
世界に新たな理を創り出した者がなる種族であり、称号。生まれながらの神しかなれぬ天神を除けば、最高位の神である。
なんかめちゃくちゃ情報が出てきた。
すげー情報通だね。
なんか大概すごい種みたいだ。
あ、でも超越種がない!
超越種:
その種の規格から大きく外れた個体。超上位個体。
あ、あざす。
雑種の超上位個体って……。
これもうわからないね。
激しく同意。禿げろ。
不明
正体不明。存在不詳。それは一体何者なのか……?
特異精神種
身体と魂魄を持たず、生命にあらず。ただ心のみがそこにある。ただむき出しの精神は摩耗しない、ありのままの思念は損傷しない、ただそこにあるそれは果たして……。
何もしてないのに教えられた!?
あえて触れなかったのに情報をはいたでござるの巻。
明らかに異形だからね、しかたないね?
オレの14歳が疼いてきた。
名状しがたき情報を知ったあなたは……14へ行け!
死ねと!
酷い!
あんまりだ!
うーん、パラメータの見方よくわからないなー?(チラッ)
誰か教えてくれないかなー?(チラッ)
そんな親切な人いるわけないって(チラッ)
あーこまったなー(棒)
謎の連携だった。
能力:
基本的に神を対象したものである。Gが神の最低ラインでありHが人類最高峰と言われる。
一部の狭義の人族が使うパラメータはHをSからN- をGにすることが多いため注意。G以降はEXランクである。
数値の1はおおよそ新米冒険者1人分である。
筋力:
力の強さ、身体の強さ、物理攻撃力、積載量
生命:
身体の強さ、骨の強さ、頑丈さ、生きしぶとさ、持久力、気力、命の強さ、物理防御力
敏捷:
身のこなし、足の速さ、動体視力、反射神経、頭の回転の速さ、情報の取捨選択
器用:
手先の器用さ、身体操作、魔法の精密操作、意思伝達
知力:
地頭の良さ、魔法の威力、魔力効率、記憶力、記憶容量、思考加速、並列思考、魔法攻撃力
精神:
心の強さ、意思の硬さ、魔法の制御、魔力の保有量、動じなさ、図太さ、理性、感情の制御、魔法防御
幸運:
主人公力、世界の好感度
魔力:
能力の魔力は本来表示されない。人間の一部に現れる。
魔力とは魂魄が生み出すエネルギーである、魂魄を保有する生物ならだれしもが発している。
しかし人間は本来魔法が使えない、それは魔力をないのではなく体内に蓄積できないからである。だが一部の人間は魔力の蓄積、あるいは魔法を使えるほどの生産力を持っている。
ちなみに人類は身体の半分近くを魔力によって構成されているため、誰しもが魔力を保有している。知力や精神の高さが魔力値に補正。
パラメータランク:
O 0
N- 1
N 2
M 4
L 8
K 16
J 32
I 64
H 128
G- 256
G 512
G+ 1,024
F- 2,048
F 4,096
F+ 8,192
E- 16,384
E 32,768
E+ 65,536
D- 131,072
D 262,144
D+ 524,288
C- 1,048,576
C 2,097,152
C+ 4,194,304
B- 8,388,608
B 16,777,216
B+ 33,554,432
A- 67,108,864
A 134,217,728
A+ 268,435,456
S-- 536,870,912
S- 1,073,741,824
S 2,147,483,648
S+ 4,294,967,296
S++ 8,589,934,592
S+++ 17,179,869,184
S# 34,359,738,368
S#cs 68,719,476,735
※表示は最低値、最低値以上〜上ランクの最低値未満がそのランク。数値はマスクデータである。
2進数かよ。
Gから3段階で増えてる。
Sが7段階、想定外だったに違いない。
S#はプラス4つ分か、S#csってカンスト?
精神力
EXは書いてない、進化して限界突破したのかな?
ちなみに:
筋力 M(5)→L(10)
生命 N-(1)→L(10)
敏捷 H(100)→H(255)
器用 G(1,000)→F(5,000)
知力 G(1,000)→F+(10,000)
精神 S#cs(68,719,476,735)→EX(Error)
魔力 F+(10,000)→E+(100,000)
幸運 O〜S#(常に変動)→S#cs(68,719,476,735)
うん、わかりやすくなった。
ちなみにとか言ってるけど。マスクデータ出てるけど!
オレ身体弱いね。
思ったより強くなってないね?
そして精神がヤバすぎる!
687億だったのか、今はわからないけど。
あれ? パラメータって基本神を対象って、オレ神を超えた?
地味に運もヤバい。数値は地味じゃないけど。
称号
巻き込まれる者
押し付けられた者
呪われし者
絶望の呪い子
受け入れる者
適応する者
異世界人
異世界人(世界群『神樹と宿木』)
異世界転移者
巻き込まれし者
盛大に巻き込まれし者
逃げ切れぬ者
神域に至りし者
限界に至りし者
スキルワンペア
創世神の信徒
→創世神『ヘルブラウ』の信徒 (Update!)
創世神のファン
→創世神『ヘルブラウ』のファン (Update!)
創世神ファンクラブ会長
→創世神『ヘルブラウ』の会長 (Update!)
創世教教祖
創世神の秘密を明かす者
→創世神『ヘルブラウ』の秘密を明かす者 (Update!)
女神の悦びを見逃さぬ者
命名者
創世神『ヘルブラウ』の命名者
創世神『ヘルブラウ』を染めあげし者
※創世神の名称は名を明かされた者か命名者にしか表示されないため(ただし暴く方法はある)、『』とその中身は他者には表示されない。
加護
世界群『神樹と宿木』の寵愛
世界『宿木』の愛子
世界群『神樹』の狂愛
創世神の祝福
→創世神『ヘルブラウ』の祝福 (Update!)
創世神の加護
→創世神『ヘルブラウ』の加護 (Update!)
創世神『ヘルブラウ』の寵愛
呪詛
阿頼耶の呪子
悪霊の憑代
悪鬼の供物
妖魔の贄物
怨嗟の集積
最悪の蒐集
呪詛の蠱毒
災禍
絶望の凶獣
絶望の生者
固有技能
精神論
病は気から
笑う門には福来る
汎用技能
逸脱技能
豊穣神の鑑定眼
汎用技能
思考 信仰 認識 抵抗 耐性 情報 状態 知識 思念 道具 隠形 名前
逸脱技能
受容 適応 調和 雑食 直感 六根 六感 身体 魂魄 生命 呼吸 気力 魔力 魔素 思考 意思 意識 無意識 感覚 認識 使用 健康 生存
技能
分類:思考
分割思考 並列思考 多重思考 高速思考 思考加速
分類:信仰
信仰(創世神)→信仰(創世神『ヘルブラウ』)
託宣
分類:認識
鑑定 解析 診断 測定 目利き 見切り 看破
スカウター(バスト) (Lost……)
→ユニークスキル:豊穣神の鑑定眼
分類:抵抗
精神抵抗 神気抵抗 神威抵抗 魅了抵抗
分類:耐性
精神耐性 神気耐性 神威耐性 魅了耐性
分類:情報
情報閲覧 情報検索
分類:状態
自己鑑定 自己診断 状態確認
分類:知識
考察 推論 研究
分類:思念
念話 思念通話 思念通達 思念伝達
分類:道具
写真 撮影
分類:隠形
不意打ち 奇襲
分類:名前
命名 改名
分類:未分類
技能取得制限緩和 並列起動 多重起動 関連付け 一体化
狙撃
思い出してないのに前のステータスが出た。
えっ?
えっ?
なにそれこわい。
称号:
スキルワンペア
あなたは同名のスキルを2種類所持している。
スキルシステムの例外処置を付与され、スキルの取得制限が緩和される。順序が逆だが同名スキル等を取得できるようになる。
※本来、同名のスキルや極近似・同等性能のスキルはシステムにより制限が掛けられ取得できない。
付属スキル:技能取得制限緩和
呪詛:
阿頼耶の呪子
人間に嫌悪される(精神力や付き合いの深さで抵抗可能)。身体成長阻害。精神力に補正。知性が低いモノに好かれやすくなる。
悪霊の憑代:
霊や悪魔などに取り憑かれやすくなる。容姿に補正。肉体の状態をある程度上方に維持する。素材として上質になる。おいしくなる。
悪鬼の供物:
鬼や魔物に食べられやすくなる。容姿に補正。肉体の状態を上向きにする。栄養を得やすくなり、消化吸収の効率が上がる。食べらせないものでも食べられるようなり、栄養に変える。足りない栄養素を他の栄養素から変換できるようになる。体型維持に補正。痩せ太りしにくくなる。食味に補正。おいしくなる。
妖魔の贄物:
妖精や悪魔に食い物にされる。容姿に補正。疲れにくくなる。物事に飽きづらくなる。精気や魔力などのエネルギー類が上質になる。魔力に補正。食味に補正。おいしくなる。
怨嗟の集積:
周囲の呪いや厄、瘴気を取り込む。身体接触すればそのものから呪い等を取り込む。魔力に補正。
最悪の蒐集:
他者とって解決不可能な不幸に巻き込まれたり肩代わりすることになる。解決時に自身に恩恵がある。精神力に補正。
呪詛の蠱毒:
内に取り込んだ、負念や呪詛などを食い合わせてより悪化させる。
災禍
絶望の凶獣:
孤独に泣き人間を憎み世界に拒絶し全てを滅ぼし不死の獣。それの目が覚めた時何者かに繋がれていた、何度も暴れ外に出ようとしたが出ることは叶わなかった。諦めてそれが暴れるのをやめた時気づく、貴方は暖かかった、眩くも暗くもなかった。そこに気づいた時、それがずっと感じていた苛立ちと憎しみが薄れゆくのが理解る。孤独を感じないことに気づく。そう同じ絶望である貴方はそれにとって家族であり友であり親であり子である。ならば恐れることはない、貴方がいるのならこの世界も認めようではないかと、それは考え再び眠りについた。
絶望の生者:
貴方はなにもしない、ただそこにいるだけ。貴方は死なない。貴方は滅びない。貴方は消えない。貴方は蘇る。貴方はずっと生き続ける。視界からずっと消えない貴方は絶望そのものである。
固有技能:
本来技能としては不完全であり、欠落や癖が強いため保持者の存在があって初めて機能する。だがコストに見合わない性能がある場合が多い。本来は一人にしか保持者がいないが、まれに同じか近い血筋で保持者になることがあり、血統技能と呼ばれる場合がある。これは貴族に多い、それは優秀な固有技能持ちの血を取り込んできたからだ。なお二人目以降は初代ほどと性能を持たない場合がほとんどである。
血筋とは関係なく複数人(10人未満)、あるいは多人数(10人以上)の保持者いる場合もある。その場合、前者は準固有技能、後者は希少技能と呼ばれることがある。
取得者が多くなるごとに技能に近い性能になっていく。それは技能として完成しつつあるのではと言われている。
ハルコメント:α版、クローズドβ版、オープンβ版、製品版って感じかな?製品版がスキルで、もしかしたら曲線的に性能が変わるんじゃなくて、3段階で段階的に変わっているのかも?
精神論:
あらゆる行動に精神力の補正がかかる。希少技能
本来精神が介在しないものほど効果が減衰するが、最低比率がありゼロにならない。
ステータスの精神力が高ければ高いほど効果が上がる。
大抵のことを気合と根性でどうになるし、元気があればなんでもできる。愛と勇気があれば何にも負けないだろう。
※本来はあまり効果がなくハズレユニークと呼ばれる。
病は気から:
あらゆる状態異常耐性・抵抗に精神力の補正がかかる。希少技能
馬鹿は風邪をひかない、という。それは心を常に前向きにすることで免疫力を高めているのだ。
※本来はそこまで効果がなく精神論と並んでハズレユニークと呼ばれる。
笑う門には福来る:
幸運に精神力の補正がかかる。準固有技能
Q:幸せだから笑ってるんじゃないの?
A:その通りと感心顔になるが、だが待ってほしい。幸運な人ほど笑っている→自分も幸せを感じたくて笑う→笑ったらなんか幸せな気分になった→彼女ができる。ということだから、どこもおかしくないので完全論破。この質問は早くも終了ですね。
汎用技能:
コモンスキルを取得することができる。固有技能
コモンスキル単体では性能が低いが、同分類のスキルを使う場合、上乗せがかかる。
コモンスキルは低性能だからかレベル上限が高い。
逸脱技能:
エクストラスキルを取得することができる。固有技能
エクストラスキルは強力なスキルである。
上限に達したスキルをエクストラスキルに昇華させる事ができる。
このスキルはいまだ発展途上であり、未知数である。
豊穣神の鑑定眼:
神の名を関する鑑定眼。あらゆるもの見透かすことできる。(とくにバスト)固有技能
オレのコメントって、捏造されてる……。
質問されると面倒だから一気だし?
さっきから解説入れてくれる人といい……オリジナルの頭はおかしいんじゃないか?
オレらが言うな! でもホントだれが解説してるんだろ?
根源技能:豊穣神の選定眼:
我。
バスト・スカウター先輩!? ってなんか進化してる!
バストパイセンちーす。なんだよ根源技能って、かっけー!
おっぱい先生あざす! さりげに鑑定眼が選定眼に!
ネコ耳豊満師匠おっすおっす! 自己主張の仕方!
なんだよオリジンスキルって?