表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/335

27話 異能 〜 命名者:またかたすかしだった……ムシャクシャしたので命名した、なんでもよかった、いまでは落ち着いている。 〜

 関係ありませんが、デカという10倍を示す単位があるようです。

 10分の1のデシと合わせて、そういう日本語に聞こえてしまいますね。


 刑事(デカ)弟子(デシ)

 はざっ(しゅ)、はーくんだよ!


 実はちょいワル疑惑が出てきたはーくんだよ? おぬしもワルよのう?


『宿敵』ちゃんと『怨敵』ちゃんが妹だったなんて……この青のはーくんの眼を持ってしても見抜けなかった!


 ちなみにどっちもD(デカい)よ? でも、二人の身長は20センチ以上の差があるからだいぶ印象が違うんだよねぇ……。



(忘れないうちに)あらすじ

・はーくん、実は呪われて別側面(オルタ)ってた。

・はーくん、地味にTS疑惑。

・はーくん、概念(おおいなるちから)を得ながら複数所持によりボッシュート。



 うん……TS(女→男)とか誰も得しないからやめよう。

 童顔で女顔の自分の平凡顔(フツメン)を考えると悲しくなるはーくんでした……。




「あ、そういえば、『生』についての補足があった」

「ワタシが『(アキ)』を『怨敵(アキ)』と呼ぶ理由の一つ」

「実際のところ、『怨敵(アキ)』が持つ『生』の性能により『魔王』による人格の上書きは防がれていた」

「これはどういう事かというと、『怨敵(アキ)』が持つ『生』の由来による性質にある」

「その『生』の『始祖』である『到達者(レベル5)』は生まれつき到達位階(レベル5)であり、それは試練もなく、『死』を取り込むこともなかった」

「だからなのか、彼女及び『眷属』達の『生』は強い光の属性を持っていた」

「ついでに、その(カゲ)たる『(ワタシ)』の闇の属性はより深いものとなっていた」

「故にこそ『怨敵(アキ)』が持つ『生』は強い光の属性を持ち、闇の属性──呪いへの強い抵抗力を持っていた」

「だからこそ、始まりの段階で『宿敵』を呪いで仕留めきれず、飽和量に達するまでの事態が動かなかったのだが」

「それに『魔王』の人格の上書きとは、『魔王』そのものが人格を持つわけでなく、宿主の人格を基とした洗脳に近いものである」

(もっと)も『邪神』まで行くとさすがに完全に人格を持ってしまうのだが」

「ついでに言うと、邪神と同化した『幼児(ハル)』には『魔王』による人格の上書きと同等の悪影響が見られたはずなのだが……」

「これはどう考えても水掛論にしかならない為、流す」

「結局のところ、そこまでの危機でなかった(無害とはいってない)にもかかわらず『幼児(ハル)』に呪いを擦り付けた事への逆恨みの様なものだ」

「ちなみに余談だけど、『到達者(レベル5)』由来の『生』は光が強すぎ、そして『(ワタシ)』の闇が深すぎる為、通常の方法では到達位階(レベル5)にはなれなくなっている。『到達者(レベル5)』同様に自力で到達位階(レベル5)に達しろと言う者だから、実質不可能──いや、『聖者』は惜しいところまで行ったか」


「まあ、それはそれとして」

「さっき『幼児ハル』には複数の『概念(おおいなるちから)』の様なモノがある、って言ったね」

「確かに『生』や寄『生』(注釈:『怨敵(アキ)』から寄生した『生』の略称)の変質した『概念(おおいなるちから)』やワタシが判別できない『概念(おおいなるちから)』があった」

「しかし、『概念(おおいなるちから)』のようでそうでないものもある」

「『生』の欠片(カケラ)

「砕けた到達位階(レベル5)の『生』は、複数の欠片(カケラ)となり『幼児(ハル)』の魂魄へと入っていった」

「そも『概念(おおいなるちから)』は最初、小さな力の欠片(カケラ)であり、位階上がって行くごとに欠片(カケラ)は大きな結晶に育っていく」

「さっき話した資格位階(レベル1)はなんなのか? それも砕けた『生』の欠片(カケラ)である」

「複数のある欠片(カケラ)の内、到達位階(レベル5)の『生』の心核(コア)であった、その特別な欠片(カケラ)だけが再び『生』へと育つのだ」

「ならそれ以外の『生』の欠片(カケラ)とは無意味なモノなのか」

「大部分では間違ってはいない」

「基本的に概念(おおいなるちから)は魂魄同様に砕けるようなものではないが、砕けたとして意味があるモノではないし、資格位階(レベル3)以下ではその心核(コア)欠片(カケラ)とて無意味となり、その力は失われてしまう──覚醒位階(レベル4)以上となって心核(コア)資格位階(レベル1)となる」

「もちろん例外がある、到達位階(レベル5)へ達した概念(おおいなるちから)だ」

到達位階(レベル5)概念(おおいなるちから)欠片(カケラ)心核(コア)以外にも意味のある欠片(カケラ)を生み出す」

「その欠片(カケラ)は能力の(もと)へとなる、概念(おおいなるちから)ではない能力だ」

(もっと)もこれによって生じた能力──うん、異能(アビリティ)だね」

異能(アビリティ)概念(おおいなるちから)と同じ様に魂魄を占有し、一人一つしか所有する事ができない」

「つまるところ、異能(アビリティ)概念(おおいなるちから)とも、他の異能(アビリティ)とも競合して、互いに阻害しあってしまう……能力の複数所持者が無能と化してしまうのは風情(ロマン)がないよね……」


「ところで『宿敵(アカ)』が生まれた周回から発生しだした事件を覚えているだろうか」

「おさらいも兼ねてに説明するね──その周回から凶暴化する動物が発生しだし、また超能力者が目立つ様になった」

「それらはその周回だけで起きたことではなく、それ以降の周回でも起きていた」

「いや、それどころか周回を重ねる毎に数が増えていった」

「その超能力者は今週回に至っては5人に1人の割合で存在する様になった」

「まあ、その超能力者にもバラツキがあり、その多くが無能力者? 不能力者? ──いや、ちがうな非能力者? うん、非能力者」

「超能力者の多くが、非能力者に毛が生えた程度の低能力者ばかり……悪し様に言えば水増ししていたんだ」

「同時に凶暴化する動物の数が増え、いつからか人間までが凶暴化するようになっていた」

「ワタシにとっては正に対岸の火であったが、暇つぶしとしてちょうどよかったので、あのバケモノオオカミの再来までは超能力者と凶暴化の調査をしていた」

「調査の結果、この二つは同じ何かによって起きている事がわかった……なんとなく原因は一つではなく、複数の可能性があると感じたが、それ以上の進展はなかったのだが……」

「ここにきて、その原因の正体に近づくとは思いもしなかった」

「まあ、ここまで言えばもうわかりきっているか……」

「原因は到達位階(レベル5)の『概念(おおいなるちから)』の欠片(カケラ)だ……それも『生』でも『死』でもない別口の概念だった」


「つまり、この世界にはワタシ達以外の『概念(おおいなるちから)』が存在()る」

 今回も(もと)という、また紛らわしい字がありました。


もと→本・元・基・因・素


 と5種類あり、どれでも同じようではありますが、微妙なニュアンスが違いそうで、使い間違いが怖いですね。




以下メモ


 ことのおこり。はじめ。


本・基

 根幹。基礎。土台。⇔末。


因・元

 原因。理由。


素・元

 原料。材料。


 もとで。もとね。元金。原価。



 ……なんだろう、元が万能すぎる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ