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未来の妻

最終回やっと書けた~! いつもの2話分くらい長くなってしまいました (´Д`)

 少し感触に慣れて来ると、那津は手足を曲げたり伸ばしたり動かしてみた。


 今までより重たく感じるが、大丈夫そうだ。



「キザシ、妾を起こしてくれぬか?」


 那津は両腕を前に差し出す。


「おう、じゃあゆっくりな。いっせーの!」



 キザシは那津の正面から両手を握り、ゆっくり上半身を起こすのを手伝った。


 那津の手を握るキザシは、妙な気分になった。


 不老の体がただ眠っている時には、特別に何かを感じる事は無かったのだが、目を開けて言葉を発し意思を持って動き出したのなら、あまりに存在感が違い過ぎる。


 しかも普段より少し大人に近づいた益々可憐な那津に触れるのはドキドキする。


 意識して、いつも通りに振る舞う。



 那津は後ろ手をついて、首を左右にこくこく曲げたり前後に曲げたりひねったり。


「ううう‥‥‥肩がキシキシ痛むのう。足の付け根もズキズキ痛む。霊体の時の痛みとは比べ物にならん懐かしき本物の痛さじゃ。さすが実体じゃ‥‥‥妾はもう幽霊でいた方が楽じゃ」


「あはは。まあな、霊体の体は現世で生きていた時の類似品で、似て非なる物だからな。現世の実体は重い。那津の死は特殊な死で、生きた体が残っているけど、通常は死ねば『霊』の部分しか残らないだろ? その霊体の状態って、入れ物を脱ぎ捨てて俺ら霊界の生き物に凄く近くなったってことだ」


「ふうん、霊体の妾はキザシたち霊界生き物に近いのか」


「ああそうさ。俺たちはいわば人間の霊体よりも もの凄く凄く濃い霊体ってことだ。基本同じなんだぜ? だからこうしてずっとここで一緒にいられる。那津や蓮津の今の霊体の姿って、魂が体から離れた時に自然に出来た姿だ」


「そうだのう。知らぬ間にこうなっていたのじゃ」


「みんなそうさ。それでそのままの姿でさっさと成仏へ進むのが通常さ。でもな、霊体は流動的でもあるんだぜ? だから俺らは変化(へんげ)出来る。だから人霊だって霊力と意志さえあれば、自分自身の範囲でなら姿は変えられ無くもないんじゃないかな。赤ちゃんから死ぬまでの実際に体験した間の姿でなら」


「へぇー。だが、人霊は霊力が元々少ないから結局は無理なのじゃろう? そんなことより、妾はこの元の体がまるで借り物になったかのようじゃ、重い重い! よっこいしょっと」


 那津は恐々膝を引き寄せ、力を入れて立ち上がる。


 キザシは心配で、さっと横に立つ。



「妾は生前、よくもこんな重たきものを、ぴょんぴょん跳び跳ねさせていられたものよ‥‥‥今となっては信じられぬ‥‥‥」


「無理すんなよ」


 キザシは那津の手を取り、那津の歩きを補助する。


「はぁ~、重たき足じゃ‥‥‥」



 最初はやや大儀に感じた那津だったが、次第に不老の体を動かすのに慣れて、その辺のあった木の枝を竹刀代わりに、気合を込めて振り回すまでになった。 


「何事もやってみれば案外出来るものじゃな。忘れていたこのカラカラ感覚じゃ。本当の体はすごく喉が渇く。少し休憩じゃ」


 那津が床に座り込んだ。


「お疲れ。さすが自分の入れ物だっただけのことはあるな。すぐ慣れちまってさ。喉渇いたならほら、これ食えよ」


 キザシはすぐ横に置いてあった那津の食べかけの霊樹の実を渡した。


「ありがとう、キザシ」


 那津は霊樹の実を小さくかじる。途端に驚きで目が大きく見開かれた。


「んまっ! うわぁー、ほんとの体で食べるといつもより格段においしいのじゃ! どうしたことか!」


「へぇー。感覚が違うんだ? 実体の方が感じやすいんだな」


「そのようじゃのう。妾はずっとこのままでいたいくらいじゃ!」


「まあ、出来なくはないぜ? 俺の力添えと霊樹の実さえあれば楽勝で」


 那津はもろ手を上げて大喜びだ。


「わお! やったー! じゃあ妾は‥‥‥このま‥‥ま」



 その那津の笑顔が、(にわか)に苦しげに(ゆが)んだ。


「うっ‥‥‥く、苦しい‥‥‥キザシ‥‥‥」



 那津の手から、食べかけの霊樹の実が ぽてっと落ちて転がった。


 床に顔をうずめ、うずくまって胸を押さえる那津。


「うぐぐぐ‥‥‥はぁ、はぁ‥‥いたっ、痛い‥‥ふぇっ‥‥‥キザシ‥‥‥」


「な、那津! どうした? ま、まさか生きた人間には霊樹の実は毒だったとかっ? 待てよ、でも薬効最には渡してたけど。喜んで食ってたよな。ん、待て? あのじーさんは仙人! 特殊だよなっ! うわ〰️!! 吐けっ、那津。吐き出せっ!」


 キザシは那津の背をさする。


「む、無理じゃ‥‥‥今さら‥‥‥」


「ああ、俺はどうすりゃいいんだっ!」


「おび、ううっ、ぐるじい‥‥‥キザシ‥‥‥お、帯を‥‥‥」


 正座のまま前に倒れ床に伏して耐える那津の右手が、腰後ろの帯の結びを探っている


「ふぇっ‥‥帯を‥‥ほどいて‥‥‥‥はやく‥‥‥」


「ああ、わかった!」


 キザシは、よく分からない複雑な結びにイラつきながら、がむしゃらにほどく。



「よし、緩んたぞ! 他には、那津?」


 苦しげにゼイゼイ体を揺すっている那津の背中を必死で撫でるキザシ。


「う‥‥‥このままで‥‥‥いい‥‥‥ゼー、ゼー、ゼー‥‥‥」


「みずッ! 俺、水持って来るッ!」



 キザシが椀に水を汲んで戻ると、那津はうずくまったままじっとしており、先ほどより落ち着いて来たようだった。


「那津、起きられるか? ほら、これを飲め」


 那津の前にしゃがんで水の椀を差し出す。



「はぁ~‥‥‥キザシありがとう‥‥‥なんとか収まったようじゃ」



 那津が片手で胸を押さえながら、もう片手で椀を受け取り、顔を上げた。



「はうわッッッ!!」



 キザシはしりもちをついた。そのままの姿勢で前を向いたまま器用にスススと後ずさる。



「な、な、那津! ど、どうなってんだよッ!」


「ふぁ?」


「ま、待ってくれよッ!」



 顔を赤らめたキザシは、怒っているようにも見える。



「どうしたのじゃ? 妾がどうかしたのか? おかしなキザシよのう。有り難く水をいただくのじゃ」


 那津は視線の先をキザシの顔から手にしている水の椀に変える。


「ん?」


 那津が椀を両手で包み込むと、いつもの椀がやけに小さく感じる。やけに指が細く長いような。


「まあ、これは妾より成長しておるからな」



 それほども気にも留めずに一口頂いてから気がついた。



 ──水の椀の中に映る水鏡の自分の顔は、大人びた女の顔。


 水面を澄ませてからもう一度よーく、覗き混む。


「‥‥‥うぬ? 似ておるが蓮津ではない‥‥‥」


 左右後ろ上をキョロキョロ見回せど、ここに他に誰かがいるはずはない。



 次に、すぐそこでしりもちをついた姿勢のままこちらを見て固まっているキザシを見た。


 なぜかさっと目を反らされた。



「‥‥‥妾がなにか?」



 椀を横に下げて自分を見下ろす。



 自分の指が最初よりも、しなやかな長い指になっていることに気がついた。


 まるっこい手の甲についていた指は、スラリとした長い指に変わっている。帯が緩んで大きくはだけた胸元は完全な女性のもの。スッと伸びた白く長い足が、足りなくなった着物の丈の裾からはみ出している。



「ギャーッッッ?! 妾はどうなったのじゃ! キザシッ!」


 那津はあまりの変化にびっくりしてキザシの目の前にハイハイしながらダダダッと詰め寄った。



「わっ、よ、よせ! そんな格好で俺に近づいたら‥‥‥!」



 那津の不老の体はいきなり最高点まで成長達してしまった。


 美しい白い肌。長いまつ毛に縁取られた黒い大きな瞳はまだ潤んだままだ。目の周りが苦しんだ名残でまだ桜色に染まっていて なまめかしい。



「のう! キザシ! 聞いておるのかッ! これはどうしたことじゃ?!」


 那津がハイハイで詰め寄るほど、キザシは床についた尻をずらしながら後ろに下がって行く。


「キザシは何で逃げるのじゃ!」


「ダメだって‥‥‥来んな!‥‥‥イテッ!」


 バンッ と壁に背をぶつけたキザシはもう行き止まり、逃げられない。



 真正面から詰め寄られた。




「むむむ‥‥‥キザシ! 妾はどうなっておるッ?!」


 真ん前に来た那津の顔を見ながら、恐る恐るキザシは手を伸ばした。


「な、那津は‥‥‥‥‥こんなに‥‥‥きれいなんだな‥‥」


 キザシが那津のほほに右手でそっと触れた。


「きれい?」


「‥‥あいつは‥‥‥将来こうなるとわかっていたんだ‥‥‥だから那津を‥‥‥」


「キザシ?」


 キザシは、ほほを撫でた指をすべらせ、那津のあごを指に乗せた。


「那津‥‥‥俺‥‥‥」


 キザシが前に動き出した刹那。




「うっ、キザシ‥‥‥!」


 また那津が再び苦しみ出した。


「那津ッ!」


「ふぇん‥‥‥痛いっ! あああ‥‥‥んぐっ‥‥キザシ‥‥‥」


 那津はキザシの首に抱きつき、肩に顔を埋めて痛みに耐える。


 キザシはどうしたらよいのかも分からず、ただ抱き留めている那津の背中をさすった。


「そうだ、那津! 体から出るんだ! 体から出たいと強く念じろ! したら俺も手伝って出れるはずだ」


「む‥‥‥無理じゃ! いっ‥‥‥痛くて何も考えられぬ!」



 那津は再びずいぶんと苦しんだ。無意識にキザシの肩にかぶりついたほど。




「はぁー‥‥‥苦しかったのじゃ‥‥‥」


 那津はキザシから離れて横にコロンと寝転がった。


「もう、いいのか? いてて、あ! ここに那津の歯形がついてるぞ!」


 那津にしがみつかれた右肩から衣がずれ落ちて、肩の角にはくっきり噛まれた歯形が残っていた。


「どれどれ‥‥‥本当じゃ! すまぬ! あまりの苦しさで‥‥‥」


 那津が横になったまま左腕を上げて傷跡を触ると、先程とは違った長さの腕と指であることに気づいた。



「キザシ‥‥‥妾は元に戻ったのじゃ。これは、最初に見た不老の体の大きさの手じゃ! 妾の顔はどうじゃ?」


「‥‥‥元に戻ってる」


 キザシも訳がわからず困惑しているようだ。



「今のはなんだったのじゃろうか。びっくりしたのう‥‥‥」


「‥‥‥ああ、最高潮に驚いたぜ‥‥‥」


「あ〰️、もうこりごりじゃ! さっさとこの体から出るのじゃ。またおかしなことが起こってはたまらん!」


「ああ、そうだな。じゃここに仰向けに寝たままで。出たいって願え。俺が引っ張るからさ」


「いや、妾は今、最高潮に出たいと思っておるから一人で出来そうじゃぞ」




 ************



「‥‥‥まさかこんなふうになるなんて俺も知らなかったな」



 キザシはいつもの霊体に戻った那津を前に感心している。


「どうなっておる! 不思議じゃ。妾の霊体も体に合わせ、もうじき15歳の年相応になったようじゃ。まさかこの不老の体と同じに変化するとは‥‥‥」



 不老の体から出た那津は、その体と同じ姿まで成長していた。


「どうじゃ? キザシは変わった妾をどう思う?」


「‥‥‥いいんじゃね?」


 この年相応の那津はキザシをときめかせる可憐な乙女だった。


 先ほどの急激な変化で、いきなり最高点にまでに成長した那津では何かとヤバ過ぎて困ってしまう。


「えへへ。妾が生きておったらこうなっていたのじゃ。これが妾の本来の今!」


 くるりと回って見せてから少し恥ずかしげに那津が笑う。


「一度入ってみてよかったのじゃ。死ぬほど苦しんだがの。‥‥‥さあ、もう、いいのじゃ。キザシ、これは永久にしまっておこう」


 今の一件で不老の体には嫌な思い出が染み付いてしまったようだ。


 那津は、横たわる自分と同じ姿の『不老の姫』をうんざりした顔で見下ろす。


 その乱れたままの着物に今さらながら気づき、横に座って着付けをせっせと整え始めた。


「おいおい、自分の体なんだから大切にしろよ! たまには入って動かした方がいいだろう。人間が霊樹の実を食べたのがいけなかったんだ、きっと」


「‥‥‥そうかもしれんのう。本当の体で食べる霊樹の実はすごくおいしかったのに残念じゃ。でももう入りとうは無い」


「そうだな、それって残念だな、マジ‥‥‥」


 霊樹の実はともかく、いつかまた数年後に入って欲しいとは密かに思うキザシであった。




「そうだ、那津。蓮津姫からの那津への贈り物も見てみようぜ! こん中になんだかわかんねぇけど、入ってるらしいから」


 キザシがヨロズ袋を掲げてパタパタ振る。


「おお! 蓮津からの。そうじゃの、お礼も言わなければならん」


「よーし、全て出でよ!」


 キザシが袋の口を広げて、今度は霊力で命じて取り出し、中の物を一気に床に並べた。



「うわー! これは現世からの実物じゃ」


 那津に似合うであろう美しい手鞠模様の着物と金の帯、手鏡、キラキラ揺れるかんざし、そして一通の手紙が並んだ。



 那津は真っ先に手紙に飛び付いた。 


 ドキドキしながらパラリと手紙を開く。


 ヒラヒラと長い紙が下に伸びる。


 見覚えのある蓮津の美しい文字が、つらつらと並ぶ。



 手紙を黙読する那津の顔を見つめるキザシ。


 順に読み進む那津は、うなずいたり、小さく笑ったり、そしてうっすら涙を浮かべたり。




 *******



 那津様へ



 これはわたくしの告白文ですわ。


 わたくし、彼岸に来てから那津様のことをずっと探しておりました。


 そして天命にて那津様の夫であるキザシ様にお会いすることになり、那津様の居所を知ること叶いました。


 那津様は自分が亡くなった時の記憶を無くしてしまわれましたが、その責任はわたくしにあるのです。そしてあなた様は、わたくしの心が弱かった故に、わたくしを想うあまりに亡くなられたのです。


 ですから、今度はわたくしが那津様をお助けする番なのですわ。この魂をかけて。


 なんの事やら分からぬでしょう? なれど、わたくしにはそれ以上のことを申すことは叶わぬこと、お許しくださいませ。


 ただ、蓮津は誰よりも那津様の味方であることをご承知なさって下さいませ。


 那津様は側室の娘であるわたくしを厭うことなくわたくしを慕ってくださいました。そのおかげでわたくしの寂しい心は慰められ癒されてきたのです。ですから、わたくしはそんな那津様を大変愛おしく思っておりました。


 那津様、キザシ様はとてもすてきな方ですわ。


 キザシ様は心から那津様を愛しておられます。


 それはわたくしという試練をものともせず、ひたむきに那津様のために尽力されていたことが何よりの証拠。蓮津の密かに試みた作為を見事突破しておりますればキザシ様の那津様への想いは本物。


 ですから、わたくしはキザシ様を大変信頼しております。


 わたくし、キザシ様ならずっと那津様を愛し護り続けてくれると信じております。とてもお強くお優しいかたですもの。キザシ様と現世での分まで幸せになってくださいませ。


 そして、これは蓮津からの贈り物です。


 お二人の婚姻には、これをお召しになってキザシ様に見てもらうのですよ。


 美しい那津様をご覧になればキザシ様も喜ばれることでしょう。


『不老の姫』はもう一人の那津様。


 大事にするのです。そしていつかはキザシ様とのお子も為すことも出来ましょう。


 那津様が笑顔でいてくださればわたくしは幸せなのです。


 わたくしも幸せに過ごしておりますれば、ご安心くださいませ。


 この幸せも那津様からの授かり物なのですわ。


 事情があってなかなかお会い出来ませぬが、わたくしはいつだって那津様のことを想っております。  蓮津



 *********




「蓮津‥‥‥‥」


 那津が手紙を読み終え、キザシに顔を向ける。


「蓮津がキザシのことをえらい褒めておるぞ! 試練だの作為だのと、なにやらよくわからん一文も一つ二つあったが」


「おお、俺のことをあげあげ? わかってんじゃねぇか、蓮津はよぉ」


「妾のことを愛し護り続けてくれると書いてあるのじゃ」


「当たり前だろ、そんなの。那津は俺のただ一人の大切な妻になるんだからな。そうだろ? 那津」


 キザシは那津を座ったまま左脇に抱き寄せた。


「‥‥‥キザシ」


「俺は那津を愛してる。たぶん出会った瞬間から」


「‥‥‥ありがとう。妾もキザシが大好きじゃ! 『不老の姫』が16になったら、妾はもう一度入る。そして蓮津が贈ってくれた着物を着て結婚の宴じゃ! 待ち遠しいのう。その時キザシは妾の美しさにおののくがよい! ふっふっふ」


 那津は抱き寄せられた左腕の中から、可愛らしい笑顔をキザシに向けた。


 キザシは先ほどの未来の那津の姿を思い出し、顔を真っ赤に染めた。







                                完

最後まで読んで頂きありがとうございました。


これは2年程前、私が初めて書いた小説の一部分を抜き出して改稿したものです。元小説は、読み返したら文章が非常にヤバく、現在は非公開設定にしております。今回大分改善されたと思います。


元小説の続きを今連載途中の『内気少女といにしえの恋』の続きに、改稿しながら書き足して行きます。雰囲気は全く変わって現代学園ストーリーですが、話は繋がっております。よかったら読んでみて下さい m(_ _)m


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