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ボク達家族の運命を変えたあの日の交差点 [完] 編集版

作者: 桜川椿

ボクは猫のリーク8歳

お父さんお母さん藍ちゃんの3人家族

そこに8年前にやってきたのがボク

ボクは公園でダンボール箱に入れられて捨てられてのを藍ちゃんが見つけてくれたんだって

藍ちゃんがいなかったらボクは今生きていなかった本当にありがとう

そしてボクは沢山の愛情と想い出をもらったんだ

ボクは毎日がとても幸せだったんだ

その日はお母さんの誕生日だった

「お母さん今日誕生日だからケーキとプレゼントを買ってくるよリーク」とボクに伝えて藍ちゃんは、買い物に行った

その帰りに藍ちゃんは交通事故にあったんだ

藍ちゃんは交差点を青信号で渡っていたところに信号を無視した車が突っ込んできて藍ちゃんをはねた

藍ちゃんは死んじゃったんだ。まだ12歳だった

あまりに突然のことすぎてボクは理解できなかった

でも藍ちゃんのいない家は静まり返っていてボクはやっと理解したんだ

もう藍ちゃんはこの家に帰って来ないボクの届かないところに行っちゃったんだと

ボクを藍ちゃんのところに連れて行って

「ダメよ」

ボクの目の前に藍ちゃんがいた

藍ちゃんボクの声聞こえてるの?

「うんリークの声ちゃんと聞こえてるよ」

ボク藍ちゃんに会いたかったんだ

「うん私もリークに会いたかった。でもね私死んじゃったのよリーク」

ボクも藍ちゃんと一緒にいきたいよ

「それはダメよリークは一緒に連れて行けないわ。悲しいけど、ここでお別れなの。お父さんとお母さんをリークが元気にしてあげてお願いリーク。リークにしか頼めないの私がいなくなって悲しんでるから。お願いよリーク」

藍ちゃんも悲しいよねお父さんお母さんに会えなくなるんだもん

わかったよボクお父さんお母さんを必ず元気にするよ

「リークありがとう約束よ」

うん最後の約束だね藍ちゃん

「それとリークがこっちにくるまで私ずっと待ってるからね虹の橋で。だからリーク次は虹の橋で会おうね。これも約束だからね」

うん藍ちゃん約束するよ

そして藍ちゃんはボクの前から消えて行った

それから11年後ボクは年老いた

「今まで私達を沢山幸せにしてくれてありがとう。もう藍のところへ行っていいのよリーク」

そしてボクは虹の橋へ旅立ち藍ちゃんが微笑んでいた

「リーク約束守ってくれてありがとう」

藍ちゃんボク約束ちゃんと守れたかな?

「うんお父さんお母さんをいっぱい幸せにしてくれて本当にありがとうこれからはずっと一緒だよリーク」

うん。これからはずっと一緒だね♪大好きだよ藍ちゃん

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