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声なき声

作者: 藤島高志

足が震える。


心の臓が縮み上がる。


今日も飛べなかった。


明日になれば飛べるのだろうか。


それは勇気か。


それとも蛮勇(ばんゆう)か。



私は伝えるのだ。


殺され続けた声を。


私は(いか)るのだ。


殺され続けた自分に。



けど声はか細く、誰の耳にも届かない。



「命に代えても」と言えば、格好がつくだろうか。


誰か1人でも、悲しんでくれるだろうか。


考えられるうちは、私は飛べないのだろう。


もう何も考えられなくなれば、私は飛べるのだろう。


私は生にしがみつく。


1度きりのチャンスのために。


私は死に願いをかける。


私の声を誰かが伝えることを。






初めからわかっていたんだ。

独りでは何も出来ないことなんて。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「足が震える。 心の臓が縮み上がる。」 情景が伝わってくるようで、良かったです! [気になる点] 少し抽象的かな、とは感じました…。あと、タイトルの「声なき声」と、詩の内容がもう…
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