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But , it's fun.

作者: 古山 新太
掲載日:2015/05/06

初めての投稿です。

完成度はもちろん高くありませんが、短いのでよろしければ読んでください。

 何から書けば、いいんだろう。まあ、『書く』という言葉を使ったけれど実際はパソコンに打っているから『書い』てはいないんだけどね。話が逸れてしまった。結論から打ちます。私、山城優は自殺します。お父さんはいないし、つらいこともあったけれどここまで生きてきたことに後悔はありません。ありがとう、お母さん。ごめんね。お母さんが入院した時から、お母さんが死んだら自殺しようって決めてたんだ。別にそれはお母さんのせいにしてるわけではなくて、黙っていたけど、学校でいじめられてたから。それじゃあこの遺書を読む人なんかいないじゃないか、って思ったでしょ。一人だけいるの。友達が、一人だけ。私をいじめてたグループの女の子で、前田美月って名前の女の子なの。普段は周りと一緒になって私をいじめていたんだけど陰ではやさしくしてくれた、唯一の友達。彼女は勉強ができるわけでも運動が得意なわけでもないんだけど、かわいくて、そのグループの中心だったの。あ、でも美月ちゃんがいじめの主犯格っていうわけではないの。だって私にやさしくしてくれたし、彼女も否定してたから。

 ・・・疲れてきちゃった。もういいかな? 最後に、もう一度だけ打って、終わりにしようと思う。

 お母さん、美月ちゃん。二人のおかげで今まで生きてこれました。ありがとう。




 美月は打ち終えると、疲労と達成感の入り混じった表情で優の死体を見た。それは、彼女の中ではなかなかいい出来だった。

 「これは私のことでもあるし、きっと、あなたのことでもある」

 画面に向かってつぶやいた後、美月は電源を切った。

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