私立北夭学園高等部
神崎要は普通の高校生、のはずだった。少しばかり頭がよくて、でも運動は苦手で、背が小さいのがコンプレックスな高校生男子だったはずなのだ。ところがある日、中学時代の部活のメンバーと会う約束をしてた彼は、突然異常事態に巻き込まれる。桜庭有が銃で打たれた瞬間、要はなぜか見知らぬ場所に迷い混んでいた。
「さあ、キミとの約束を果たそう。この『原初の書』を使って、今危機に陥っているキミの友人を助けておいで!」
知らない声の主に渡されたひとつの本。昔自分が預かってといったこの本のせいで、要の運命は揺らぎ始める。
「さあ、キミとの約束を果たそう。この『原初の書』を使って、今危機に陥っているキミの友人を助けておいで!」
知らない声の主に渡されたひとつの本。昔自分が預かってといったこの本のせいで、要の運命は揺らぎ始める。