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平成侍  作者: Aki
1/11

最後の侍

私の自信作です!

まだ書き始めたばかりなので、誤字脱字などがあるかもしれませんが、お許しください。

また、他のサイトへの転記はやめてください。


一応、漫画の原作志望です!

面白いと思います!

どうぞ、平成侍を楽しんでってください(´ω`)


@heisei_zamuraiです!

フォローして頂けると嬉しいです(*´`)

僕は、なんで謝っているのだろう。カナの遺体の前で…

~2日前~

カナ「開ちゃん[カイ]!早く!!」

夜の公園、開とカナがいた。

開「カナちゃん!待って!!」

カナ「開ちゃん!早く!!」

開「カナちゃん、なんで僕を呼んだの?小学生が夜いたら、いけないんだよ!先生が言ってたよ?」

カナ「私ね、逃げたいの。」

カナは泣きながら、振り向いて言った。

カナ「ここから、この世界から逃げ出したいの!!」

開「どうしたの?カナちゃん?」カナ「私ね、ママとパパに…」

そして、カナはこの世を去った。カナは、最後まで謝っていた。

カナ「開ちゃん、ゴメンね。」

今、カナの葬式中だ。

カナ母「あんたが、カナを殺したのよ!なんで、カナなのよ。」

カナちゃんは、最近ニュースで言われている、〔平成侍〕による殺人だった。

〔平成侍〕、このご時世、自分の意志を曲げず、意志にそぐわない奴は、殺す。人は、彼をこう呼んだ、〔平成侍〕。

みんなは、知らない。親も友も、カナ以外は知らない。

僕が〔平成侍〕だという事を。

僕は、言いたい。

カナは、僕のせいで死んだ?

カナが今頃になって、心配?

馬鹿じゃないか、腐ってる。

僕は下げていた頭を上げ、カナの棺の上で脚を組んだ。

開「ねぇ、 カナちゃんがいなくなって、悲しい?それとも、嬉しい?」

開は、カナの母を見て微笑んだ。泣き崩れた顔で微笑んだ。

カナ母「何言ってんのよ!あたし達は、被害者よ!娘を失ったのよ!」

開は、笑い出した。

開「ギャーハハハッ、それ傑作!!みっなさーん、聞いてくださーい。カナは、虐待されてましたぁ。」

その瞬間、空気が重くなった。

開「どうしたの?」

カナ母「変な事言わないで!私が、そ」

開「そんな事するはずない!って?なら、カナの体に聞いてみよう!」

そして、カナの棺を開き始めた。

カナ母「やめて!!」

開「認めんの?」

カナの母は、その場でへたり込み泣き叫んだ。開は、カナの棺から離れ式場を出て行った。

開は、小さく呟いた。

開「ゴメン、カナちゃん。僕…俺は、続けるからな。侍。」

開は、制服を緩めた。

開「俺は、人の道を開いてやる人間じゃない…壊す事しか出来ない。」

開は、屋上にいた。

開「俺は、今日から、壊[カイ]だ。」

壊は、自分の刀で、命を断った。

~3年後~

夕方のテレビニュース。

アナウンサー「今日、午前10時頃、○○小学校にて、全校生徒が、何者かによる、傷害事件が起きました。その内、3年B 組のクラスメイト、全員が重傷を負い、間もなく死亡が確認されました。警察は、殺人事件と傷害事件として捜査を続けています。」

ピッと、テレビを消した。

父「まったく、変なご時世だ。」

姉「みんな、刀による、切り傷だって。」

母「って!!!!あの子が通ってる小学校じゃない!迎えにいかなきゃ!」

そう言い母は、玄関へと、走った。

ガチャン。玄関の扉が開く。

志乃「ただいまぁー」

母「お帰り!怪我は?何もされてない?」

志乃「大丈夫よ。かすり傷だから。」

母「そう?良かった。」

志乃「母さん、疲れたから、部屋で休んでくる。」

そう言い、志乃は部屋へと上がった。

部屋のドアを開き、荷物を置き、ベットに座り込んだ。

志乃「あの男の子、誰だったんだろ…」

志乃が見た少年はその時、仮面を被っており、顔が分からなかった。

?「あの子?あの子は、壊て言うんだ。」

志乃「壊って、言うんだ…壊?」

志乃は、天井へ目を向けると、男の子がいた。志乃「あんた、誰?」

壊「俺?俺は、ただの幽霊さぁ〔魂〕」

志乃「名前聞いてんの!」

壊「だから、壊って言うの!」

壊「ねぇ、志乃ちゃん?お願い事が…」

コンコンと、志乃の部屋のドアを志乃の姉が叩く。

姉「志乃~、入るよぉ~。」

そうして、志乃の姉が、部屋に入って来た。

姉は、すぐに壊の存在に気付いた。

姉「か…い…くん?」

壊「あっ、桜ちゃん…3年ぶりだね~(笑)」

桜「なんで…」

志乃「知り合い?」

桜は、唖然として、部屋から出て行った。

壊「同級生~」

桜は、志乃の姉は、開の同級生だった。

志乃「で、お願いって?」

壊「ああ、その前に君すごいね~。君、なんで…平成侍名乗ってんの?」

志乃は、ベッドから飛び起きた。

志乃「なんで!その事!」

壊「だって、3年前に死んだ平成侍について、何にも明かされてないからね~」

志乃「あんた、平成侍の何を知ってんの?」

壊「何って?何も知らないけど?君こそ、平成侍の何を知ってんの?」

志乃「別に、何も知らないけど?あたしは、傷付けるのが好きなの。平成侍は、時代に似合ねぇ~[刀]という武器で殺っていた。ただ、そこにひかれただけよ。」

壊「ふ~ん、刀にねぇ~…平成侍の事も知らずに…まぁ、俺は関係無いけど。」

志乃「あんた、幽霊なだろ?」

壊「幽霊だけど、幽霊の中の地縛霊さ」

志乃「地縛って…自殺者かぁ~。大変だったんだねぇ~。」

壊「大変なものか!俺はただ、時代を変えるために死んだんだ。そう、未来の為にね。」

志乃「で、お願いごとって?」

壊は軽く手を叩き言った。

壊「そーそー、忘れてた!俺とさ、契約して欲しいんだ!」

志乃「いいけどなんで?何も取り柄のない地縛霊と?」

壊「一応、幽霊から進級して、悪魔になったわけ?だからさ?お願い!」

志乃「悪魔ね〜、あたしを傷付けないでよ?」壊「ってことは、契約成立?」

志乃「そゆこと!」

壊「ありがと〜!じゃ、これに記載お願いしまぁ〜す。」

こうして、元地縛霊の悪魔との共同生活が始まった。


開とカナ、志乃が出てきました。

壊は、なんのために志乃に近づいたのか。

何故、カナは自分の最期を開と過ごしたのか。

開やカナ、志乃の謎がこれから解かれていきます。

どうぞ、読んでください!

この小説は、最後まで読まないと分かりません(*´`)

では、またいつか(´ω`)

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