2話:出発
2話です
「ちりりん」扉についてる鈴が鳴り第一号の客がはいってきた。
「いらっしゃいませー!!」俺等は大声で一斉にいった
はいってっきた男はレンジャーやハンターなどを思わせる革製の服をきて結構体格のいい男だ
った
「うお!なにもしかして俺客第一号か?」すこしびっくりしながらも武器をみていく
「うーんなあ双剣ってのわかるか?あれ探してるんだがなにかないか?」そ・・双剣?
うーん聞いたことないしなー。昨日武器を一応全部確認したけどそれらしいのはなかったしな
ー
「それなら表には出してませんよ。それをほしがる人はそういないと思ったので奥にあります
から今取ってきます。」そういったのはリーだった
まあリーは一応天才鍛冶屋らしいから知ってるんだろうな
「しっかし店員は子供だけなのか?」
「あっはい。でも店長は老人です」
「なんかめずらしい組み合わせだな」まあお客さんと同じく俺もおもってんだけよな
そう話してるとリーが奥の部屋から出てきた
「いま置いてあるのはこれだけなんですが。」そう言って出したのは小振りな二本の剣だった
「おおなかなかいいじゃねえか。いくらだ」 「それは4万でいいですか?」
「まあ妥当な値段だな。俺的にはもう少しいってても良いと思ったんだが。」
「まあお客様第一号ですしそれ俺が作ったやつッスから。」
「おいおい・・・まさかお前あのリーってやつじゃねえか?」
おいーーリーの事しってんのか。
「そうっすけど。」
「おお。これを作るのもわかるな。しかしまさか武器屋で働いてるとは思ってなかったぜ。
また寄らせてもらうかな」
おおリーの剣が売れた。まさかほんとにすごいとは思ってなかったけど。
「まいど〜。」男は店を出ていった。
「リーお前ほんとにすごいんだな。俺たち専用の武器マジで作ってくれ〜」ジンが目を輝かせ
ながらリーに迫っていく。
「うう・・・作る、作りますからこっちに迫ってこないでー!!」リーがたじろぐ
ジンがやめるとリーは冷静にもどり後でどんなのを作るかいってくれと言って奥の部屋に引き
こもった。まああんなのに迫られたらみんなあーなるかもな・・・
*
「今日の収穫は〜リーの作った双剣が5万で売れて、バトルアックス2本で6万か。開店オー
プンだからもっと売れると思ったんだけどねー。」カリアが計算してみんなに伝える。まあ
そんな計算するほど売れていないけど。
「うちの武器はある程度の剣や槍が質がわるいんすよ」
「そうなの?」ノルンがきいてきた。
「はい。すこし刃こぼれしてりいろいろあります。」それで客の入りと売り上げが釣り合わな
かったのか
「じゃあリーにできるだけ武器をつくってもらえない?」カリアが提案した
「作ろうとしても材料には限界ありますし、材料を手に入れる金もそんなありませんよ。」
「じゃあ鉱山いって手に入れるしかないな」これを言ったのはジンだった。
「そうっすね。質のいい材料はあるていどありますから、それでジンさんたちの専用武器を
作りますからそれを持って行って下さい。」鉱山に出かけるのに武器を持っていくのはここか
ら近いのは火陰洞窟か長陽山だがどちらもモンスターがいるのだ。
「待ってましたーその言葉!」もちろん言ったのはジン。
「でもできるのには時間かかるし今は店に置いてあるのをもっていきましょ」
そうだよなすぐにできるわけじゃないしな。
「みなさんが行ってる間につくっときますからどんなのか言ってください。」
みんなそれぞれの欲しい武器をいった
「アニーはどうすんの?」「ん?ああ俺ね」
うーん俺に合う武器かどんなのがいいかな。いろいろ試して合ったのを見つけようかな
「俺は別にすぐ欲しいわけじゃないから後で決めるよ」「そうすか」リーが即答で答えた
「じゃあみんな武器をそれぞれもって」
俺は普通の中級剣と短剣、それに簡単な槍をもった。斧も持とうと思ったが無理だとおもって
諦めた。ジンはばかでけえ大剣「たしかバスターソードだったかな」を背中にかけていた
カリアは長めの槍をもっている。ノルンはボウガンだった。
「火陰洞窟と長陽山だけどどっちかつうと火陰洞窟の方が近いしこっちにいこうぜ。」
とうゆうことで初めての洞窟に俺は緊張しながらもワクワクしながら火陰洞窟に向かった!
次回は戦闘シーンを入れたいと思います