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最終回後編 出発の朝に 伝説の地イスラを目指して

三日後。


早朝。


このまま温泉郷に留まるわけにも行かずリサイクル卿が提案したイスラへの旅に同行することになった。


村人はこの地に留まるか、自分の村に戻り一からやり直すか、はたまた伝説の地イスラを目指すかの三択を迫られた。

老人子供はこの土地に留まる割合が多く。故郷に強い想い入れがある者が村の再建に取り掛かる。

若者を中心にまだ見ぬ地イスラを目指す。


もちろんカン、アル―、プラスティ―、パックの四人もイスラの旅に参加。


リサイクル卿を先頭にプラスティ―の導きによってイスラを目指す。


準備はいいか!


おう!


今こそ伝説の地イスラ・オブ・ザ・ドリームへ!


うおおお!


出発だ!


おう!


いつ戻るとも分からない果てしない旅。


どこにあるとも分からないイスラ。


伝説は今始まった。


行くぞ皆!

張り切ってますね兄貴。

わくわくしないか?

そうっすね。


カン!

アル―が右腕を掴む。


ちょっと!

プラスティ―が無理矢理左腕にしがみつく。


重いし痛いんだけど。


カンが困ってるわよ!

あんたが放しなさいよ!


あなた!

そっちでしょう!


二人は笑いながら引っ張り出した。


そこにパックが乱入。


きゃあ!

パック何すんのよ!


へっへへ。兄貴は自分のものっす。


おいパック?

兄貴行きましょう!


カンは私の!

ふざけないで! カンはもちろん私のよ! パック待ちなさい!


何やってるお前ら!


リサイクル卿が雷を落とした。


兄貴!

カン!

カン!


                 <カン>

おっと間違えた!


置いていくぞ!


待って父上!


何をしている? 本当に置いていくぞ!


待って!


駆けていく。


この先どんなに困難が待ち構えていようとくじけようとも必ず辿り着いて見せる。


伝説の地イスラへ。


再び始まるカンの愛と冒険の物語が!


どこかでジャスラの鳴き声が聞こえた気がした。


イスラ・オブ・ザ・ドリーム


                    <完>


この物語はフィクションです。


後記

イスラ・オブ・ザ・ドリーム=夢の島

予告

新作 太郎王子と七人の旅人(仮)

十二月中旬予定

お楽しみに。




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