【10】私、魔法使いとしては、凄いんです。スライムなんかに負けません。
《まえがき》
今度は、魔法使いとしてスライム退治に挑みます。
うまく倒せるでしょうか・・・?
現在までの主要登場人物
吉野英玲奈 主人公(高校2年生 17歳)
五十嵐静香 第4魔王(今は第4使徒という事になっている。)
御影桐子 序列7位の最上級悪魔(英玲奈の中では天使、という事になっている。)
マンションに戻ってきた私たち。
取りあえず、私はマンションのスリッパに履き替える。
「英玲奈、座って!」
ソファに座ると、
「何よ、さっきの戦いは!」
「あんなヘタレとは思わなかったわ。」
えっ、ヘタレ?スライムを3匹も倒せたのに・・・。
「刀もまともに持てない!それがヘタレじゃなくて何なのよ。」
「あなた、あれじゃ竹刀も持ったことがないでしょ。」
だって、私、女子なんだし、普通じゃないのかなぁ・・・?
「竹刀も持ったことがないのに、なんで日本刀で、あんなにテンションが上がるのよ!」
そりゃ、日本人だし、日本人なら当然よ。今、女子には、日本刀、凄い人気なのよ!
「桐子!あなたに英玲奈の指導を任せる。」
「1日2時間、強くなる訓練は要らないから、基本をしっかり教えなさい。」
「まずはへっぴり腰からね、あれじゃ見てるこっちが恥ずかしいわ!」
「承知しました。」
「そうね、1週間!それだけやれば形にはなるでしょう。」
「英玲奈、それまでは剣での戦いは禁止。戦いは魔法でやる!」
えっ、私、生活魔法しか持ってないんでけど・・・。
「英玲奈、手を出して、はいっ、攻撃魔法よ。確認して。」
「もうステータス全部を出さなくていいから、魔法のとこだけ確認して。」
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ステータス
【魔法】
攻撃魔法
火魔法 Level-1(1回の攻撃でMP1ポイント消費)
生活魔法
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「それとこれも。鑑定して。」
ローブ、杖、靴が出てきた。
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鑑定結果
魔法使いのローブ(魔力が付与された特別製)
魔力・物理の攻撃をともに防御します。
魔法使いの杖(木製に見せかけた鋼鉄製)
魔法の発動には関係しません。
手に持てば魔法の威力が少し上がります。
魔法使いの靴(先が少し尖った特別製の魔法靴)
魔法の発動には関係しません。
履いていれば魔法の威力が少し上がります。
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うーん、これってローブ以外は、あんまり関係ないんじゃ・・・。
「まあ、魔法使いだし、せっかく出したんだから。装備してみて。」
装備すると、
「なかなか似合うわよ。」
「よし、2回戦をやるとしましょう。」
「桐子、索敵!ここからオスタリオンの森を索敵して!」
「えっ、ここから?」
「何か問題ある?」
「と、とんでもありません。」
「半径100m以内に、魔物が何もいない所を探しなさい」
「承知しました。」
「半径100m以内では存在しませんが、80m以内で、1ヶ所存在します。」
「確認したわ、まずはそこに転移して、魔法の練習よ!」
「行くわよ!」
森の木々が少ない所に着いた。
「桐子、周囲を警戒!」
「英玲奈は魔法の練習よ!」
「あの木に杖を向けて!」
言われた通り、杖を木に向けた。
「火魔法を念じて、呪文なんかいらないから!」
私は、火魔法を念じた。
すると杖の先から1条の火柱が放たれ、木を直撃、なぎ倒した。
「少し、威力が強すぎるわね。これじゃ火事になるわ。」
「桐子、火は消しといて!」
「承知しました。」
「英玲奈、威力をもう少し下げなさい!」
「今のはレベル1の最大威力よ。」
「スライムが相手だから、最大威力は必要ない。」
「スライムをイメージして、それに合わせて威力を調整しなさい。」
「じゃ、もう一度、別の木に魔法を撃って!」
言われるままに、2本目の木に魔法を放つ!
さっきよりは、かなり弱い火柱が木を直撃した。
火事になる程度ではないが、それでも木は倒れた。
「さすがは魔法使いね、刀とは全然違うわ!」
「今度は連続攻撃よ。連続3回、さあ、やってみて!」
私は、3発続けて、3本の木に撃ってみた。
全て直撃、威力も問題なかった。
「これは、大丈夫そうね。よし、スライム退治再開よ!」
「最初の場所に戻るわよ。」
私たちは最初の場所に戻ってきた。
「桐子、索敵!」
「半径50m以内12匹、60m以内19匹。」
「桐子、50m以内の12匹を全部呼び寄せて!」
「承知しました。到達まで、約5分!」
「英玲奈、見えたものから、全部倒すのよ!」
「いい、躊躇しないで、見つけたら、すぐに攻撃!」
私は杖を身構えて、スライムが来るのを待った。
少し緊張してるけど、これは魔法使いとしての最初の戦い。
来たっ、距離は30mくらい。
とにかく、見つけたら撃つ。
これが、魔法での最初の戦いよ。
よし、撃つ。
スライムは一瞬で消滅。
続けて2匹目、3匹目と倒していく・・・。
12匹倒すのに、10分とかからなかった。
「英玲奈、ステータス確認!」
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ステータス
【名前】 吉野英玲奈
【種族】 人類
【年齢】 17歳
【性別】 女性
【職業】 魔法使い
【称号】 無し
【レベル】 0→1(獲得済みの経験値 150 / 次のレベルに必要な経験値 150)
【HP】 現在のHP 105 / 最大HP 105→125
【MP】 現在のMP 150→133 / 最大MP 150→170
【攻撃力】 52→62
【防御力】 52→62
【敏捷性】 71→81
【知力】 67→72
【運】 88→93
【魔力】 255(未開発魔力 50)
【魔力防御力】 455(未開発魔力防御力 50)
【魔法】
攻撃魔法
生活魔法
【スキル】
鑑定
回復
【ユニークスキル】
アイテムボックス
転移
ガチャ
【加護】
第4使徒の加護
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レベル1に上がったぁー!
MPが17も減ってる。練習も含めて17発も撃ったのか・・・。
「静香さん、レベル1になりましたぁー!」
「よし、帰還する!」
《あとがき》
魔法使いとして、本来の力を発揮する英玲奈。
英玲奈はやはり魔法使いでした。
今後も続けて、ご期待ください。
現在までの主要登場人物
吉野英玲奈 主人公(高校2年生 17歳)
五十嵐静香【種族】人類(第4魔王、今は第4使徒という事になっている。)
御影桐子 【種族】悪魔(最上級悪魔 序列7位、英玲奈の中では天使、という事になっている。)
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