友達が出来たきっかけ
処女作です
僕は至って普通の中学3年生だ
普通ではない所といえば
なぜだか分からないが
何時も死にたいと思ってる事だ
理由は自分でもよく分からない
だけど死にたくて
何度もリスカした
心配されて精神科に通わされ
学校では「病み気味少年」とよばれている
僕の普通ではない所はそれぐらいだ
クラスの皆は優しいし
悩みもあまり無かった
だから学校に行くのが辛い訳でも無かった
そんな僕は小学生の頃もこんな感じで
友達が出来たことなんで無かったが
中学では友達が3人できた
そんな友達の
名前は瑞奈、蒼空、緋織だ
この3人は幼なじみだ
3人の性格はというと
瑞奈は何時も明るく元気な女の子で頭はいい方で
蒼空は緋織と双子でどちらも頭がいい男の子で
性格は蒼空の方が何時も冷静で緋織は明るめの印象だ
そして僕を含めたこの4人には共通するものがあった
中学1年の春学校に行く時だった
僕は入学式に遅れそうになり
走っていた時に瑞奈とぶつかってしまい
その後ろから蒼空と緋織も来ていて
僕は入学式に遅れたくはなかったので
すぐに立ち謝って
そのまま走って学校に行った
だが教室でその3人を見た時はすごくびっくりした
まさか同じ学校だったとは
あの時制服なんて見る余裕もなかったからな…
と思っていたら
あっという間に下校の時刻になっており
帰ろうと思った時にその3人に声をかけられた
僕は今朝の事で何か言われるのだろうと思い
もう一度謝った
そうしたら
「気にしてないよ」と言われた
なら何故声をかけられたのだろうと思い
聞いてみたら
ぶつかった拍子に腕の包帯が解けてしまい
傷を見て心配になり声をかけたという
それを聞いて僕は「またか」と思い
「大丈夫だよ気にしないで」と言ったら
「そっか」と言われた
そしたら
緋織が
「それ、自分でやったのか?」と
聞いてきた
「そうだよ」と答えたら
俺らもなんだと言われてびっくりした
そう
僕らの共通点それは
皆死にたいと思ってること
リスカをしている事
その2つだ
そして蒼空が
「これも何かの縁だな、友達にならないか?」
と言ってきたので
僕は「いいよ」
と答えた
そして
この3人と友達になったのだ
(続)
初めて小説を書いたのでこれから頑張りたいです