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第二章 三幕 『幻夢と踊れ』

 刃が煌めいた。一撃、二撃! 振り払い、斬り、叩き落とす!

 凄まじい衝撃。弾き飛ばされるように、イリューンは地面と平行に宙を舞った。

 光が集まる。フレイムが呪文を唱える。

「世と我を隔離せよ! 盾となりて我が身を守れ! 『Testudines』ッ!」

 円陣型の魔法陣がフレイムを包み込む。見えない衝撃がオレンジの壁にぶち当たり、轟音を立てて吹き飛ばされた。


 ――走る。土を蹴り、スノー、ディアーダ、ジョージが路地裏を疾走する。


「こっちです! 急いで!」

「は、はひっ、ひいっ! じょ、冗談じゃぁ…っ!」

 息を切らし、ジョージは必死に足を動かした。飄々と前を行く二人に数分ほど遅れてジョージが走る。あと数メートル。ダバイ城正門は間もなくだった。

 空気が喉を焼き尽くす。水が欲しい。顎が上がる。もはやジョージは限界だった。

 二人の姿はとっくに見えない。恐らくは次の次、路地の角を曲がれば、二人は待っていてくれるだろうか。それを期待し、這々の体でジョージは路地を進む。

 二つ目の角を曲がった瞬間! 暴れ馬の如く追い付いてきたイリューンが、いきなりジョージを後ろから蹴りとばした。顔面から地面に激突。鼻から勢いよく血を流す。同時に、頭の上をハルバードが猛烈な勢いで通過した。

 肉に食い込む鈍い音。叫び声。そして、透明な血。姿は見えずとも解る。間一髪、ジョージに襲いかかった魔物が吹き飛ばされたのだ。

「う、げ…って、い、イリューンっ! お、お前、囮は…ッ!」

「いちいち面倒くせぇことやってられっかよ!」

 そう言い、イリューンは一人正面門へと駆け出した。

 見えない獣が砂煙を上げて襲いかかる。まるでそれが全て見えているかのように、イリューンは何もない空間に的確にハルバードを叩き込みながら走った。

 強烈な獣の断末魔が響く。激しい衝撃が見えぬ獣とぶち当たり、空気中に幾つもの波紋を作った。

 やがて、イリューンの眼前に城門が立ちはだかった。既に当初の計画通り、袖口にはスノー、ディアーダの二人が待機していた。

 それを見て――勿論、イリューンが足を止める訳がない。門の手前数メートルから跳躍。構えたハルバードを下向きに突き出すと、そのまま体当たりを敢行する!


 ドッグァァァァ―――ンッッ!


 凄まじい轟音。勢い、木製の門戸が弾け飛んだ。

「…なッ!?」

 遠く、理力障壁で囮を務めていたフレイムが呆気に取られる。が、それも束の間。すぐに怒りの表情を浮かべると、フレイムはイリューンの後を追い城内へ駆け込んだ。

 焦ったのはフレイムだけではない。すぐ傍で待ち構えていたスノー、ディアーダ、そしてジョージもまた絶句する。計画と正反対の行動に、温厚なスノーでさえ血管の切れそうな顔を浮かべていた。

 しかし今更、どうにもならない。すぐさま状況を把握、ディアーダはいつもの口調で切り出した。

「イリューンを追いましょう。」

 もっともな意見だった。個別撃破されては全滅は必至。スノーもそれには同意だったらしく、苦虫を噛み潰したような顔をしながらも頷いてみせた。

(な、な、なんでいちいち人の言うことを聞かねぇんだアイツはぁ…っ!)

 ジョージは口中で悪態を吐き、スノー、ディアーダの後について走り出す。吹き飛ばされた門戸を潜り抜け、遂に三人はダバイ城へと突入した。

 ホールではイリューンがハルバードを手に、辺りに置いてあった水瓶を片っ端から殴り付けている所だった。陶器の砕ける音が連呼する。ざぁッという音と共に、その場はあっという間に水浸しになった。

 やがて、水溜まりの中央でイリューンはハルバードを真一文字に構えた。フレイムはそれと背中合わせに、魔術師特有の掌を突き出した構えのまま、大声で怒鳴り散らした。

「冗談じゃねぇぞこの野郎ッ! 生きて帰ったらテメェ、必ずぶっ殺してやっからなッ!」

「へっ…やれるモンならな。さぁ、来やがるぜぇッ!」

 その台詞と同時に、ホール内に数十匹の獣の気配が雪崩れ込んだ。

 即座にスノー、ディアーダがイリューン、フレイムの後ろに廻る。円陣を組む。ジョージは慌ててその輪に加わった。

 壁を蹴る音。床を跳ねる振動。そして確かに伝わる視線と殺気。

「います…が、見えません…!」

 冷静に、しかし脂汗を浮かべながらディアーダが呟いた。スノーがそれに合わせ、

「見えないなら見えないなりに動くんです。壁、床、音、風に身を傾けなさい。」

「しち面倒臭ぇな、相変わらずよぅ。来そうならぶっ飛ばしゃいい、そんだけだ。」

 イリューンが相変わらずの調子で切り返す。フレイムは顰め面のまま、

「静かにしておけ…! 来るぞッ!」

 そう叫んだ。

 バシャン、と幾つもの水が跳ねた。飛沫が空に軌跡を残す。それは殺意の残滓。ありありと襲いかかる方角を報せていた。

 ハルバードを突き出すイリューン。防御の理力障壁を張るフレイム。氷の呪文を唱えるスノー。炎の呪文を唱えるディアーダ。そして、恐怖しながら闇雲に剣を振りまくるジョージ。

 ジョージ以外は一撃ごとに手応えがあった。見えない獣が絶叫を挙げ、吹き飛んだ。

 氷、炎、焦げ付くような鉄臭。そして、跳ねる水飛沫。

 次々と消えていく獣の気配。しかし、殺意は止まらない。七匹、八匹、いや、もっとか。数えきれぬ程の魔獣が、押し寄せる波の如くホールに集まって来る。

「くそう、敵が多すぎるぜッ! もう少し、手際よく侵入できりゃ良かったんだが…!」

「お前が言うか!? お前がぁぁっ!?」

「取り敢えず…フロアごと吹き飛ばしてみる、というのはどうでしょう?」

 ジョージは思わず目を見開いた。何を言ってるんだ、といつもの如く突っ込みに口を開こうとした瞬間、

「ディアーダ、短気はいけません。…が、今は許します。おやりなさい。」

「ん、なぁっ!?」

 唯一の常識人かと思っていたスノーが、ディアーダの無茶にお墨付きを与えた。ディアーダは当然、とばかりに澄ました顔で呪文を唱え初め、

「地の精霊。大気の精霊。寄りてつがいて万物を震わせよ。祖は力、力は波。すべからく砕き砂に変える力与えん事を――『Catfish』ッッ!」

 詠唱を終えるや、ディアーダが水浸しの床に向かい手をかざした。刹那、光り輝く理力がその掌に生まれ、凄まじい轟音が一面に響き渡った。

 水溜まりが跳ねた、と表現すべきか。突如、床板は振動を孕み、まるで盆をひっくり返されたかのように溜まった水の全てを空中に噴き上げた。同時に、石畳の全てが積み木を崩したかのように空中に弾き上がり――

「え、え、えぇぇぇぇっ!?」


 ――爆音。


 ――落下。落下、落下――!


「――お、ち、るぅぅぅぅぅっっっ―――っ!?」

 浮遊感にジョージが叫んだ。周りは闇。

 壁に掛けられた松明がオレンジの軌跡を縦に伸ばし――


 ずっだぁぁぁぁぁんっっ!


 二秒後。ジョージは激しく尻を床石に打ち付け、激痛に腰をさすった。

 追って、ざぁ、と水滴が雨の如く降り注ぐ。遠く、落下する水音は反響し、この場所が想像以上に広く、深い所にあることを如実に物語っていた。

「あ、あたたたた…じ、冗談だろ…いきなり振動呪文とか…! どこだよ、ここ…!」

 落下した先は、囚人を閉じ込める為の地下牢だった。勿論、今となってはそこに人影がある筈もなく。静寂だけが漂う石造りの廊下が眼前に広がっていた。

 数秒遅れで、ふわり、と浮遊呪文を唱えた魔術師達が降りてくる。いつも思うのだが、何故、誰も気を利かせて理力を掛けてくれないのか。

(…結局、ギルドには常識人はいないってことか…はぁ…)

 溜息を吐き、ジョージは四人を一瞥すると辺りを見渡した。通路の両脇は牢獄。苔生した廊下の突き当たりは影になって見えない。過去、城暮らしをしていた頃の記憶から察するに、恐らくは折れ曲がった通路か、階段がそこにあるだろう、とジョージは思った。

 このままジッとしていたところで埒は開かない。痛む腰を庇いつつ、ジョージは意を決し、立ち上がった。そして、通路の奥を目指し、とぼとぼと歩き出した。

 追ってスノー、フレイム、イリューン、ディアーダの四人もまた、細心の注意を払いながら通路を先に進む。

 鉄格子越しに小部屋の中を見やりながら、スノーは憔悴しきった声で呟いた。

「ここも…やられていますか…。これは、絶望的かも知れません…」

 城内において、最も堅牢な部屋は王の間ではない。その名の通り、囚人を収容する牢獄こそがそれだ。その牢が、完全に打ち破られていた。人影は既になく、一部の小部屋にはかつて囚人だったであろう僅かな血痕が、辛うじて数滴残されるばかりだった。

「…コイツはひでぇな。鉄格子が役に立たねぇとなりゃ…ひとたまりもねぇ。」

「俺達が苦戦するぐらいだ。…当たり前だろ。」

 珍しくイリューンとフレイムが同調する。が、仲直りをした訳もなく、相変わらず二人はお互いそっぽを向き、顔も見たくないといった雰囲気を醸し出していた。

 ディアーダはといえば、いつものポーカーフェイスを崩さず、列の最後尾を行儀良く守っている。図らずとも、最も前に出たくないジョージが先頭のままだった。

 やがて、行き止まり。見れば予想通り、影になっていた奥には螺旋階段があった。

 見上げればその先は薄暗く、城のかなり高いところまで繋がっているように感じる。

 嫌な予感を孕みつつも、進まない訳にはいかない。ジョージが怖じ気づいていると、気にする風もなく、真っ先にイリューンが階段を登り始めた。

 続いてスノー、ディアーダ、フレイムがその後を追った。迷っている内に、今度はジョージが最後尾となった。一人取り残されれば、嫌が応にも寂しさに身をつまされる。背中を寒い物が走り、慌ててジョージはそこを駆け上った。


 ジョージが螺旋階段を登り切った時、既に四人は赤絨毯の敷かれた広間に足を踏み入れようとしている所だった。

 窓から見える風景から、ここが二階ホールであろう事が判る。

 通常、城の造りからすれば、この先は王の間が鎮座する。無事であれ、そうでなかれ、目的地はすぐそこに違いない。張り詰めた緊張感に、スノー、フレイムが固唾を飲んだ。

 突如、ディアーダが怒りの表情を浮かべた。目の前数メートル――大扉の先から、邪悪な気配が漂っていた。例えようもない。今まで闘っていた魔獣のそれとは比べ物にならなかった。

「…この気配は…! あの時と…同じ…!」

 吐き捨てるようなディアーダの声が火を噴く。イリューンも、ジョージにとっても身に覚えがある感覚だった。

 邪教の祠に立ち込めていた邪気。門前町エマの教会に満ちていた妖気。そして、武闘会に現れた仮面の男が打ち放った殺気。

 それらが。その全てが、今まさに王の間から洩れ出し、三人の身を削り取るかのようだった。

 スノー、フレイムもそれは重々解っているらしく――身構え、大扉の両脇に待機すると、神妙な顔付きで中の様子を伺った。物音は聞こえない。しかし、何者かが『居る』気配だけは確かに感じられる。

 呼吸を合わせ――勢い、二人は思い切りその扉を蹴り開けた。


「――!」

「…な…!」

「なんだ、こりゃぁ…っ!?」

 ディアーダは絶句。イリューンは呆気に取られ。そして、ジョージは言葉を失った。

 五人を出迎えたのは、巨大な肖像画。しかし、それは人の姿を描いた物ではない。


 破壊神。暗黒の神。全てを滅ぼせし者。


 伝説に聞く邪神ハルギス。その凶悪な姿が描かれた絵が玉座の奥――突き当たりの壁に、斜めに大きく立て掛けられていた。

 そのあまりの情景に、五人はその場で凍り付いた。

 この感情を、何と表現すればよいのだろう? 法的にも同盟的にも、コーラスと肩を並べるほどの国家だったダバイが、邪教に完全に蹂躙されていた。その絵は、まさに国の崩壊を象徴しているかのようだった。

「…ようこそ。意外と、早く辿り着いたわね。…ウふふ…!」

 響き渡る、艶めかしい――声。

 あまりの肖像画のインパクトに、初めは誰も気が付かなかった。しかし、よく見れば玉座に女が座っていた。長く白い足を組み、妖艶な紫の口紅が蠱惑的に微笑んでいる。目の錯覚だろうか? その姿は淡い紫の霧に包まれ、立ち上る妖しさを演出しているかの如く――見ているだけで吸い込まれそうな、そんな魅惑的な女だった。

 バリッ、と堪えきれず、イリューンが怒りに任せた歯軋りをしてのけた。

「…てめぇ…ッ! どうしてここにいやがるッ! サブリナッ!」

「言ったでしょう…? アタシは駒。ただ棋譜に従っているだけ。指し手によっては、如何様にでも動くわ…例えそれが、敵陣であったとしても。…ウふふ」

 次の言葉を待たず――イリューンが跳躍した。玉座のサブリナ目掛けて、大上段にハルバードを振り下ろした。

 激しい破砕音。玉座が砕け、石片と金粉を撒き散らしながらぶわぁ、と舞い上がる。

(――いない!?)

 気が付けば、サブリナの姿がそこに無い。慌ててジョージは辺りを探す。

 いち早く、それに気付いたのはディアーダだった。中空に舞ったサブリナを睨め付け、すぐさまそちらに掌を向けた。こんな時のディアーダの判断力は凄まじい。いや、ただ目の前の女を最初から敵だと認識していただけかもしれないが、既にディアーダは攻撃呪文を唱え終えようとしていた。

「…放て弾道、貫け雷光! 『Eagle』ッ!」

 光の弓が空中に浮かび上がる。そこから幾つもの光弾が飛翔する。

 爆音、猛煙。そして焦げ付く臭い。

 訳も解らぬまま、それでも目の前の女が尋常ではない存在だと認識すると、瞬時にスノーとフレイムは声を合わせた。

「氷炎結界でいく!」「了解ッ!」

 まるで鏡合わせのように、二人が同じ動作で呪文を唱え始める。

「燃え盛る炎の御霊、細く列なり彼の者を捕らえよ。」

「凍てつく氷の精霊、細く列なり彼の者を捕縛すべし。」

 指先が複雑な象形を描く。魔法陣が空中に浮かび上がった。

「…『Eutardigrada』ッ!」

 瞬間、空間に無数の炎の鞭が現れた。それを取り囲むようにして、分厚い氷の壁がぐるりとサブリナの周囲を回転する。

 辺りを紅く染める熱線。そして、硬い氷のぶつかるような透き通った衝撃音。

 宙に舞うサブリナは、完全に動きを止められたかに見えた。が、その時。予想だにしない出来事が起こった。

「ふふ…並の魔術師ならこれで終わりでしょうけど…残念。ウふふ…!」

 サブリナが腕を振った。紫の霧が集まる。高く掲げられた手首に、殊更に目立つその腕輪。紫の宝石――アメジストが填め込まれていた。

(あれは、まさか――!)

 書物に書かれた内容がジョージの脳裏に蘇る。瞬間、幾重にも重なる炎と氷に包まれたサブリナが微笑んだ。

 サブリナの手中で霧が固まっていく。巨大な鎌。それは、噂に聞く伝説の武器の姿。

「…唸れ、幻夢鎌…ッ!」

 サブリナがそれを大きく振るった。

 刹那、辺り一面に紫の霧が舞い上がり、炎と氷の結界を侵食した。グズグズという耳障りな音。そして弾け飛ぶ結界が、硝子の砕けるような音を出す。

 同時に、サブリナの姿が忽然と消えた。スノー、フレイムが慌てて辺りを見回し、何が起きたのかと狼狽する。やがて、王の間全体を紫の霧が覆い尽くすと、陽炎が立つように再びサブリナが現れた。


 しかし――それは、普通ではない有様で。


 二人、三人、四人――、十二、十三、十四人。

 数えて十五人のサブリナが、ぐるりとその場に佇む五人を取り囲む。

 否や、カッと眼を見開き、イリューンは間髪入れず飛び掛かった。多人数だろうと知ったことか。ハルバードを大きく振りかぶり、片っ端から斬り払う。

 が、手応えはない。刃が当たった傍からサブリナの姿は紫の霧と化し、すぐさま別の場所にその身を映していく。

 幻覚か? それとも、この現象自体が魔剣の力なのか?

 口元に手を当て、同じ動作でサブリナが高嗤いをする。重なる声で十五人は言った。


【どう…? これが魔剣――幻夢鎌パープル・ヘイズの力。ふふ…もう少し遊んであげたい所だけれど、ダバイでの目的はもう終わり。次はまた我が主の棋譜に従わせてもらうわ。…ウふふ、アハハハハハ!】


 霧が舞い上がった。紫のそれは王の間全体をゆっくりと覆い隠し、何も見えなくなる。

 そして、突如――破裂したかのように霧が弾け、蒸発し、その場から跡形もなく消滅した。

 気が付けば、サブリナの姿はもう無かった。魔獣の気配も完全に消え去っていた。

 あれ程までに立ち込めていた邪気は朝露の如く――まるで、全てが夢だったのではないかと錯覚させる程、爽やかな風に混じって流れていった。

 ジョージは呆然とその場にへたり込んだ。スノーとフレイムは、口惜しげに見つめ合った。

 ディアーダは歯軋りをし、イリューンは力任せにハルバードを床に叩き付けた。

 もはや、言葉に出来るような事は何も存在しなかった。恐るべき敵と、恐るべき悪意に、五人はただただ脅威を感じるしかなかった。


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