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行間 蘭堂薫、そして赤城勇翔
時は満ちた。
世界はこれより、嶋内悠真という悪魔の手による滅亡を回避する。
私が嶋内悠真の命を刈り取る事で、人々の幸福が集まった素敵な世界は守られる。
時は満ちた。
世界はこれから、蘭堂薫という憎しみに囚われた女の狂想劇に翻弄される。
俺が蘭堂薫の暴走を止める事で、全ての文明が炎に焼かれて灰燼に帰さず世界は守られる。
それが私の絶対的な正義であり
私の生きる唯一の道であり
人々の幸せの道しるべとなるのだから
それが俺の絶対的な正義であり
俺の生きる唯一の道であり
人々の幸せの道しるべとなるのだから
この理不尽な現実に立ち止まる場所は無い、そのためならば残酷な決断だって容易く下そう──
この理不尽な現実に後戻りする場所は無い、醜悪な感情などで世界の選択などさせはしない──
──それが世界のためならば




