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文鳥  作者: 桃愛
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それは...

物心着いた時から


そうだった。


人の物を


人の才能を


人の美貌を


人の環境を


うらやましく思う。


程度は違っても誰だって同じ気持ちを抱いた事はあるはず。


老若男女問わず襲いかかる黒い心の闇。


それは人をも殺せそうな勢いで


頭の中では何度も殺戮を繰り返した。


そういう意味では何人殺したか分からないし


そういう意味では私は凶悪殺人鬼。


相手をうらやましく思う気持ち。


いわゆる【嫉妬】


嫉妬ほど醜い感情はない。


十代の頃母から言われた言葉。


陰な感情だとわかってる。


自分、性格悪いわって思う。


良くない感情だとわかってるから


考えないようにしようと頭を振る。


無理矢理別の事を考える。


でも頭と気持ちは繋がっていて


結局また考えて考えて考えて


殺してころしてコロシテ。


〜嫉妬とうまく付き合う方法〜


なんてサイトを見てみる。


【嫉妬してる事を認める】


【嫉妬している事を相手に伝える】


【相手の何に嫉妬しているのかを考えて自分磨きの糧にする】


無理無理。


嫉妬心なんてプライドの賜物。


嫉妬してる事なんて認めたくないし


相手に伝えたくないし


参考になんてしたくない。


たかが漢字二文字で表せる【嫉妬】の心理に


簡単に人は支配される。


忘れてたのに


平気だったのに


普通だったのに。


嫉妬は人を


ワタシヲコワス。

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