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-4322年-謎ノ時空【Cadia】  作者: Cadia
【二章】魔法世界の旅
8/9

-No.7-未来都市VS4人の旅人

三連弾の三話目です。


都市長の部屋には何が……


都市側では闇の陰謀が動く。フェアリVS悠介達 魔法大戦が始まる!!! 勝者はどちらか?

テンポよく鉄の階段を上る足音が聞こえてくる。現在、悠介は最上階への階段を上っている。


──必ず最上階には何か有る。


悠介の勘いや体がそう感じていたのかもしれない。階段を上る音は消えて悠介は着いたのだ最上階に。そして目の先には光を縦長方形に切り取ったような入り口が見える。そして、入り口に向かって一歩一歩ゆっくり歩き出した。そして半分程まで来た瞬間、何者かに方を触られた。驚いて振り返るとエルシオ達だった。


「あの兵たちを全部倒したのか……」


しかし、体中に軽傷を負っていた。悠介は心配そうに見つめているとそれを感じ取ったのかこちらが聞く前に口を開いた。


『心配しなくても大丈夫だよ。先行きましょ』


そして4人はゆっくりと部屋に入った。一瞬辺りは真っ白になりそして景色が映し出された。部屋は全面ガラス張りでこれまでの塔の中とはまるで別の場所だった。そして都市の風景を眺めると異変に気がついた。何やら夥しい数の小さなものが動き都市を埋め尽くしていた。


「なんだあれ……」


4人はそれ以上の言葉は出てこなかった。


『人々だよ』


いきなり聞覚えの無い声が4人の後ろから聞こえてくる。振り向くとデータによって映し出された1人の男が立っていた。


『君たちは知っては行けない事を知りすぎた。本来なら消さなくては成らないのだがチャンスをあげよう。この都市全員の倒し無事この都市から抜ければ君たちの勝利だ。しかし途中で死んだら永々の眠りに落ちるだろう。ワズリアの街長のように』


「貴様、何故そんな事を知っている」


エルシオが睨みつけるように問う。


『簡単なことだよ。私の命令で殺させたのだから』


「ふざけるなぁぁぁ」


エルシオがエルシオが殴り掛かろうとするのを悠介が制した。


「止めろ。奴の挑発に乗るな。しかし何故、Cadiaの人間を従えている?」


『調べた本にも書いていただろう。全ての星々にCadiaの人間が紛れ込んでいると。私もそうだ』


「お前等の目的は何だ?」


『君たちが門までくる事を楽しみにしているよ』


聞く耳を持たず。その言葉を告げてデータは消えた。


「どうする? この数相手に戦うか?」


『上等だ!! ぶっ倒してやる』


『そうね。街長の為にも』


「よし、自分の全力を出して立ち向かうんだ」


『おぉー!!』



そして4人は団結した。


「そこにある緊急ロープで下まで降りよう」


部屋の窓を突き破りロープを下ろして地面まで一直線に降りた。4人は同時に地に着き地面には砂埃が上がる。


『4人組がいたぞ』


その声とが聞こえた後、さっきの兵の数の100倍の5000と言う数の大群がこちらに押し寄せて来た。


『ここは俺に任せろ。許してくれ……【メビウス】』


足下が光に満ち周りには風が吹き荒れる。髪は靡き顔は下からの光に影を作った。そして唱える。


『我が身の前に六芒星の魔法陣現わる。右上には灼熱の炎。右には瀑流の水。右下には母なる地。左上には閃光の光。左には漆黒の闇。左下には蒼清の天。いまここに6大元素よ一つに成り解き放て【六芒星・六極魔】』


するとエルシオの前方に魔方陣が展開され六芒星の六つの角にそれぞれの6大元素が出現したかと思うとそれらが集まり超絶の物質を作り出す。そしてその物質は光線と成って5000人全てに向けて放たれた。瀑煙が上がり辺りは一瞬見えなくなってしまう。そして視界が回復すると5000人が全員が地面に伏していた。


『ふぅ、次行こうぜ』


エルシオは額を拭いながら言う。3人はそれに応えて走り出す。もう何度も驚く事があったのでこういう事には慣れていた。そして無法地帯に着くと三獣の咆哮が聞こえてくる。底に立ちはだかっていたのは人間ではなく赤く固い鱗の肌に迫力のある大きな翼に蛇のような尾のドラゴンが2体そしてフェニックスの中でも頂点の存在、鳳凰は睨め付けるような鋭い眼光とくちばし。そして常に燃え盛っている翼は鳳凰として十分な貫禄であった。


『Sランクスピリッツが三体……』


SランクとはAランクを越えるスピリッツにつけられるランクだった。


『一気に片付ける。【メビウス】!! 【六芒星・六極魔】』


先ほどと同様の魔方陣を展開し六大元素で超絶の物質を作り出し放ち忽ち瀑煙をあげる。三獣は絶叫をあげている。


『やった……』


しかし、それは勘違いに過ぎなかった絶叫と勘違いしたのは怒号だった。奴らを怒らせてしまったのだ。そして三獣は再び咆哮をあげ廃墟の民家を踏みつぶす。するとその勢いで周りの民家も粉々になる。


『そんな……【六芒星・六極魔】が効かないのか』


「次は俺だ」


剣を掲げた真上の曇天の空に丸い大きな穴があいたかと思うとその穴にめがけて突如、太陽が姿を現し接近してくる。その太陽は灼熱の炎は荒々しく燃え盛り龍のごとく炎は飛び交っていた。その灼熱は地にいる人々まで届き暑さを感じさせる。そして太陽のプロミネンスの一つが剣に向かって降り注ぎ巻き付いたと思うと炎は漆黒の黒に変化した。悠介はその剣を腰に構えた。


「宇宙の全ての星々の内より太陽。今ここに姿を現し灼熱の刃とかせ【太陽刃・黒点】」


そして構えた剣を横に引く。その剣から放たれた漆黒の炎は鋭い波動となり三獣を切り裂いた。しかし、それは虚像で実像は真後ろにあった。


そして、振り返った時には巨大な炎の塊がこちらに向けて放たれていた。


『──魔法で無くても──』


ガウスは大きく飛び上がると剣でそれを斬り裂いた。すると、見事に消滅する。


『魔法が聞かないなら剣だ!みんな連携技だ』


4人は剣を構える。


『ガウス!』


エルシオが叫ぶと、まずサイドから二体のドラゴンの足を狙い斬りかかる。渾身の力で剣を振るうと足が斬り落とされる。不安定になったドラゴンは横たわる様に倒れる。そこにすかさずリーナと悠介が目に剣を突き刺した。すると断末魔の叫びを上げ、動かなくなった。しかし、それだけでは留まらず。エルシオとガウスは飛行していた鳳凰に向かって剣をブーメランの様に投げつける。すると、翼の両脇に刺さると鳳凰は徐々に飛行力をなくし地面に落ちた。その瞬間を見て悠介が走り出す。


「リーナ!」


リーナは悠介に自分の剣を投げ渡し、悠介はそれを一つずつ両手に構える鳳凰の首をクロスして斬り裂いた。鳳凰

は大量の出血をしやがて、横たわる様に死んだ。


「ナイス連携だな」


そして、彼らは第二関門を突破した。


『最後は彼奴らだな』


そして、遂に門までやって来た。しかし、今までより最大の刺客が揃えられていた。


次回、最終決戦!


悠介達にバーサス都市長


ピンチの時、奴が現る!?

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