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日常(偽)  作者: 本須和 雄二
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 放課後になった。

「・・・。」

 急いで帰る奴もいれば部活で帰りが遅くなる奴もいる。そして俺は帰りが遅くなる奴だ。別に部活に入ってるわけではない。俺は帰宅部だからな、理由なんて無い。ただの気分さ、気分。

 そんなくだらない事を思いながら部活を真面目にしている生徒達を見る。知らない間に時間と我を忘れていた。

「・・・ハッ!」

 やべぇ・・・寝てたわ。こいつわ・・・帰るのがめんどくさいな。とりあえず時間を見てみる

PM7:37

 ・・・腹減ったな、何も考えずに帰るのが一番安定してるかもな。

「・・・お?」

 帰り道にコンビニを見つけた無視して帰りたいが俺の腹は限界だし(空腹的な意味で)・・・おや?勝手に体がコンビニに向かって歩き出したよ?助けて。

 コンビニに入ると共に定番の音が流れた。何であるのかわからんがとりあえず「イラッシャイマセー?」的な意味だといいな。うん。とりあえず俺は飯を買う前に気になる本誌があるか探してみる・・・無いなぁ。てか俺の欲しいのがコンビニに売ってるわけ無いか。チクショー・・・ん?あぁ手伝いはいい、自分で探すのが一種のロマンなんだ。理解してくれ。

「・・・。」

 いやさ、別に人の読む本とか趣味を叩くわけではないんだが・・・明らかに男性が読みそうな本を真剣に読んでいる女性がいる。目の前に。いや、写真集は読むと言うよりも見ると言う言い方の方がいいのかな?ま、気にしなくてもいいか。

「・・・。」

 俺が見すぎたのか女性はその本を元の場所に置き俺を警戒してるかのようにじっと見つめてきた。・・・この沈黙は耐え切れん・・・!逃げようか話そうか考えてる時に女性の口が動いた。

「変態?」

「!?」

 俺の頭の中は一気に吹っ切れた。最初に出てきた言葉が疑問系で「変態」・・・駄目だ、とりあえず質問にはちゃんと返そう。

「お、俺の顔・・・そんなに変態ッポイデスカ?」

「あ、いや、そういう意味じゃなくてね?その・・・あだ名って言えばいいのかな?・・・」

「・・・ハッ!」

 俺のメモリーが凄い勢いで読み込んでやがるぜ・・・。思い出した、全部思い出した。理由は忘れたが何かしらの原因で「変態」って呼ばれるようになったんだっけ?いやぁ・・・懐かしいなぁ・・・。

「全部思い出したぜ・・・久しぶりだな」

「やっと思い出してくれたか!ってことでこの本と弁当買って!」

「・・・!?・・・いや、別にいいけど・・・」

 別に金が無くて困ってるんじゃないぜ?困ってるのは買って欲しい物だ。なんでその本を堂々と買ってと言えるんだ?俺の記憶が正しければ未成年だよな?考えたら負けって奴ですか?分かりません。とりあえず頼まれた本と弁当とさけるチーズを持ってレジへ。

「すいません・・・これ、買います」

「・・・。」

 無言で作業にはいる店員。俺絶対「変態」って思われてるんだろうな・・・ハハッ悲しすぎて涙も出ないぜ。そんなくだらない事を思いながら何歳か年下の幼馴染(さっきの女性)に本と弁当を渡し、別れを告げて家に帰った。

 どうでもいいが俺は一人暮らしだ。結構前に親に追い出されたんだ。理由も無しに、まったく、どんな判断だ。って別に嫌ではないが嫌か?って聞かれたら「はい」って答えそうな事を考えないでさっさと家帰って寝るか。なんか疲れたよ。今日は

この小説を読んでいただきありがとうございます。

えぇ、テンプレの一種です気にしないでください。

これでノート1枚(裏と表)分が終わりました。

ぶっちゃげ本音言うと後2枚分しか残っていません。

どうしましょう。授業の時間を犠牲にしてチマチマと書こうと思っています。

では

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