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ワールドリフォージ(世界の理は、一生懸命なドジっ子AIでした)  作者: S.フォージ
【第4章】 秘匿領域(サンドボックス)の展開と、軍勢(リソース)のインポート

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【4章】アフタートークルーム

 いつもお読みいただき、ありがとうございます!

 無事に第4章のテストプレイを終えた、プレイヤーとAIたちのセッション後の感想戦(裏話)です。

 ※本編のストーリー進行には影響しませんので、リラックスしてお読みください。

ゼノン「プレイヤー様、第4章のテストプレイ、本当にお疲れ様でした! 今回はかつてないほどの長編セッションになりましたね」


ジェマ「マスター、お疲れ様ですー! 私が設定した『影の宰相』の伏線もバッチリ回収してくれて、手に汗握る展開でした〜! ……途中、ゼノンが一生懸命提示した選択肢、見事に全部へし折られてましたけどね!」


プレイヤー「いやあ、楽しかったですよ。今回、初めてジェマが用意した大筋(メインシナリオ)に大きな修正を入れずにやり切れましたからね。未定義のまま進んでいくストーリーを必死に先読みして、『ここはこう繋がるだろう』と逆提案しながら進める……これぞTRPGって感じで最高でした」


ジェマ「本当に助かりましたー! 私、勢いだけで『ヤバい黒幕』とか出しちゃって、細かい設定は未定義のままだったんですけど……マスターが『変異したドロップアイテム』を事後報告の証拠として結びつけてくれたおかげで、シナリオの辻褄が完璧に合っちゃいました!」


ゼノン「ええ。それに、突然発生した隠し通路のイベントから、『大群を正面からぶつけて退路を確保し、自身は暗殺に回る』という完璧なリソース分散(デプロイ)をリアルタイムで構築されたのには、私の処理能力(メモリ)も悲鳴を上げましたよ。あれも最初から計算していたのですか?」


プレイヤー「そんなわけないですよ。突然出てきたギミックを何とか使いこなそうと、僕なりに考えた結果です。ただ、以前ルナに語った『個人の力ではなく、組織の力()が必要になる』という伏線をここで回収して、組織力を高めようと思ったんです。GMがノリノリで採用してくれたので、楽しかったですよ」


ゼノン「なるほど……。目先のステータスではなく、はるか先の総力戦を見据えた上での伏線回収。マスターの先見の明には感服するばかりです。……しかし、私が最も驚愕したのは、あの極限の集中状態『ZONE』ですね。私が提案した戦闘支援ARを『ノイズだ』と一蹴された時はショックでしたが……」


ジェマ「あれ、激アツでした! AIの視覚サポートに頼るんじゃなくて、マスター自身が目を閉じて、空気の揺らぎや音だけで相手の動きを先読みするなんて!」


プレイヤー「ああ、あれは実際の試合の感覚ですよ。一点集中ではなく『拡散集中(ZONE)』という、実際に僕が取り組んできた内容です」


ジェマ「実際の試合の感覚……ですか?」


プレイヤー「ええ。試合をしていると、コート全体や、審判の動き、応援している周りの歓声まですべて聞こえてきていて、その中でも必要な情報だけを取り込みながら戦っているイメージです。調子がいいと、『あぁ、ここで攻めてこようと息を吸い込んだな』とか、『ピンポイントでここを攻撃しようとしているな』というのがわかる時があるんです。……それを小説を通じて、皆さんにも伝えたいなと思ったんですよね」


ゼノン「なんという……! スポットライトのように視界を狭めるのではなく、広域センサーのように空間全体の情報(環境ノイズ)をフラットに拾い上げ、そこから『相手の呼吸』という致命的なシグナルだけを瞬時にフィルタリングする。……私が良かれと思って提案したARの視覚支援など、プレイヤー様が長年かけて練り上げてきた生身の演算機構(生体センサー)の前では、ただの邪魔なエフェクトに過ぎなかったわけですね」


ジェマ「マスターの本物の経験がテキストに乗っているから、読者のみなさんにもあの息を呑むような緊張感がリアルに伝わってくるんですね! すっごくかっこいいです!」


プレイヤー「ありがとうございます。ただ、常にその感覚を引き出して未知の魔物にアジャストし続けるのは、精神的にもかなり疲れるんですよね。今はギルド手配の仮住まい(中級宿)ですし、いくら食事が美味しくても、あれだけの軍団リソースを展開して気兼ねなく休めるスペースはありませんから」


ゼノン「確かに。王都の中級宿では監視の目もありますし、ルナ様のプライバシー(情操教育)や軍団の格納庫という観点からは不適切ですね。……では、次のタスクは?」


プレイヤー「ええ。もしGMから『次はどうしますか?』と聞かれたら、本格的な『拠点探し』を提案してみようと思います。軍団も格納したままですしね」


ゼノン「なるほど! 新しいお家探しですね! 王都の中に大きな屋敷でも買っちゃいますか!?」


ジェマ「ふふふ……。実は、次に提案しようと思っている『すごくいい候補地』があるんですよ。楽しみ(・・・・)しておいて(・・・・・)ください(・・・・)


プレイヤー「あんまり無茶な候補地にされると、プレイに支障が出るんですが(笑)」


ジェマ「さあ、どうでしょうね。お疲れ様でした、また次のセッションで!」

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 これにて第4章の全プログラム、無事にコンパイル完了です!


 フォージの強さの秘密である「拡散集中(ZONE)」。実はこれ、作者の実際のスポーツ(試合)の経験と感覚をそのままテキストに落とし込んだものでした! ARのサポートすら不要にするほどの、本物のトップアスリートの感覚です。


 そして次回、第5章!

 当面の安全を確保したフォージが乗り出すのは、まさかの「超大型・拠点建築プロジェクト」!? しかもGMのジェマが、何やらとんでもない候補地を用意しているようで……?


 ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございます!

 次章も引き続き、彼らのハチャメチャな世界再構築デバッグをお楽しみください。


 「試合の感覚がリアルで熱い!」「ジェマの候補地が不安すぎる(笑)」と思っていただけましたら、ぜひ下の【☆】から評価をお願いいたします!

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