【第5章設定ネタバレ集】
おはようございます。
夜勤明けで今さっき起きました。
起きたので、早速第5章のネタバレ集をお届けします。
本編は夜勤から帰ってすぐの早朝に投稿してますので、そちらもご覧くださいね!
※仕事でトラブって現実逃避しているってのもありますので、そのあたりは勘弁して下さい(笑)!
※こちらはこの小説における設定および元ネタの紹介です。
ここを先に読んでしまうと本編の面白さが半減するかもしれませんよ?まずは本編を読んでいただきましてから、ちょっとエーレタニアを深く知りたい!
作者、何考えとんねん!と往復ビンタするようなツッコミを入れるネタとしてご活用(?)下さい。
※そろそろネタが尽き始めてきました···
5-1
スロモのはちみつ
スロモの部分の元ネタは鉄道の信号用リレーである『緩動リレー』の英語『Slow Motion Relay』からです。
鉄道の信号設備は重要な安全設備である以上、信頼性が極端に求められる分野なんですが、このリレーは軌道回路と呼ばれる列車の在線検知(そこのレールの部分に列車がいる)において、ローカル線などで列車本数が少なすぎてレール上の錆のせいで検知しづらい場合に、『ある一定時間以上検知ができたら動作する』というリレーです。
ちなみにアリの好物は意外にもはちみつらしいんですよね~。
手動のエレベータ
これは実際に作者がフィンランドへ行った際に泊まった古いホテルにあったものそのままです。
ただ、乗ったことはありませんでした。他の旅行客が閉めなきゃいけないドアを閉めずにそのままにしてしまい、どこかの階で止まったままだったのです···。
仕方なく、デカいスーツケースを持ってヒーヒー言いながら5階まで上がりましたよ。
ちなみにフロントの人は作者がチェックインしたと同時に帰ってしまったので、クレームすら言えなかったです。そもそも英語カタコトでしか話せないし···。
エコロアリ
元ネタは電気用語の『電食』の英語『Electrolytic corrosion』です。
電食とは、直流電流を一定方向に流していると、一方の金属は腐食してもう一方にはその金属が引き寄せられるという、いわゆるメッキの方法の一つなんです。
ただ、メッキ以外だと鉄製の水道管がゆっくり溶けて破裂したりして社会的被害が発生してしまうことがあります。
これは直流の電気を使う鉄道で、レールに流れた電流が変電所に帰る途中で水道管とかに寄り道しちゃうからなんですね(交流の場合は架線横の線に吸い上げてます)。
この電食とは関係はないんですが、作者は昔に漏電調査で屋外のケーブルを調査した時に、事故の個所がアリに食われているのを発見したことがありました。
そうなんです!アリってケーブルを食べちゃうんですよ!ギ酸で溶かして銅も食べちゃうようです。
それを思い出して第5章を書きました。
5-2
某皇帝VS山手線の英雄たちのゲーム・某継承する皇帝のゲーム
元ネタは『ロマンシングサガ2』ですね!七英雄のネーミングセンスは素晴らしかったですよ。
お気づきの読者が大半でしょうが、第5章全体の元ネタはこの作品のワンシーンです。
作者はこのゲームのサントラを聞きながら執筆してました。
アリだーーー!
元ネタは先述の『ロマサガ2』で、サバンナでのアリイベントが始まった際の最初のセリフそのまんまですね。
選択肢として、穴を埋めるか中のクイーンを倒すかが出てきます。もちろん埋めてしまえばそこで寝ない限りイベントは終了です。かなりシュールな展開ですけどね~。
5-3
しかし まわりこまれてしまった!
元ネタは『ドラゴンクエスト』で戦闘から逃げきれなかった時のメッセージですね!FCの4では8回逃げたらかいしんのいちげき!ばかりになるというバグはよくお世話になりました(笑)。
5-4
ボクのこぶしが光ってうなる!敵を探し出せ!と輝き叫ぶぅ!ひっさーーつ!クエイクパーンチ!!
元ネタはアニメ『機動武闘伝Gガンダム』のドモンの必殺技であるシャイニングフィンガーを繰り出す際のセリフで、元は『オレのこの手が光って唸る!お前を倒せと輝き叫ぶ!ひっさーーつ!シャイニング・フィンガー!!』です。
できればこの先で東方不敗ネタも出してみたいですね~!あの人も濃かったからなぁ~。
バリアを展開して高速で敵陣に突っ込んでいってたんだ!
元ネタはアキくんの名前を参考にしたアニメ『機動戦艦ナデシコ』のアキトの機体であるエステバリウスの技ですね。
バリアを武器にするという発想は、当時子供だった私にとって衝撃的でした。今考えると、シールドバッシュも一緒ですよね。
歩幅電圧
地面の抵抗が多少あり、そこに大電流が流れると両足の間隔分の電圧が発生して感電するという現象が起こってしまいます。
この時の電圧を『歩幅電圧』と言います。詳しくは設定資料集の『感電の魔法』で説明しています。
雷が地面に落ちた時に周囲の人が感電して動けなくなるのはこの現象のためです。
5-6
黒っぽいシルエット
これも有名ですよね!元ネタは青山剛昌先生の『名探偵コナン』の犯人役のシルエットですね!
しかもこの人、スピンオフまでしちゃったのはビックリでしたよ。
速報なので精度が悪いのかと思われます。後ほど詳報をお届けいたします
元ネタは電気事業法第106条及び電気関係報告規則における事故報告の仕方です。
ビルなどの高圧以上の電圧で受電する需要家における受変電設備のトラブルによって周囲を停電させてしまった事故を『波及事故』と言い、そこを担当している電気主任技術者または保安協会は『事故を知ってから24時間以内に国に速報を上げる』事が義務付けられています。そして『30日以内に詳報を国に上げる』事も義務付けられているんです。
昔はFAXで書面を送る方式だったんですけども、今はスマホで提出できるようになりましたね。事故で停電してるのにFAXってムリやろ!と思ってましたのでね。ちなみに作者はまだ経験してません。これも電験の試験に出ますよ!結構報告しない人多いんでね。
5-7
某世界的チェーンのハンバーガー屋
元ネタは『マクド』です。作者は関西人ですから何か?
海外行ってマクドってどうなん?と思うでしょうけど、日本の月見のように国によってオリジナルメニューがあるので、それを楽しむのもアリですよ!
アメリカではサラダ中心のベジタリアンセット、シンガポールは朝マックでラップという生地でハッシュポテト巻いたものとかありましたね。
ググると出てくるので、メニュー見るだけでも楽しめますよ!
一流芸能人でもないから当てる必要ないしね。
元ネタはお察しの通りバラエティ番組の『芸能人格付けチェック』ですね!
作者がある程度当てられるのは音楽かな?幼少期に一応ピアノやってて絶対音感はあるので、耳はいい方なんですよ。
『高い』方を当てるのであって、うまい方を当てるのではないと連勝中のあの方が言ってましたね。
作者は国際線のファーストクラスにもマイルで乗りましたが、キャビアを『なんじゃ?この塩辛いイクラは!?』と思った瞬間に一流にはなれないと感じました(笑)。
···ところで皆さんは本作をどのあたりに格付けされますか?
えっ?『映す価値なし』!?
···せめて『(小説家)そっくりさん』にしてくれませんか?
5-8
YOUたちは何しに我が国へ?
元ネタはバラエティ番組の『YOUは何しに日本へ?』ですね。
作者自身もそうですが、個人旅行で海外から来る人ってかなり調べてから来てるし、かなりマニアックな理由で来るんですよね!
震災の経験
アキは作者と同じ神戸出身として書いていますので、経験とは阪神淡路大震災の事です。
作者は六甲山の裏の北区だったので大きな被害はなく、停電と家財の損傷程度で済みました。夜明けまでは車で暖をとりつつカーラジで情報収集をしてましたね。
リーク砂漠
元ネタは漏電で、英語読みです。
漏電は流れた電流が電線以外に通っている状態なので、感電と火災の危険が高くなります。
特に水回り製品は漏電しやすいので、コードが傷ついたり、水が電気製品にかかりにくいよう気をつけましょうね!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
電気ネタは書いてて楽しいんですよね~。
知ってる知識を仕事に活かすのも楽しいんですけど、こうやって作者の頭の中の世界でも活かせるという体験ができるのも、小説を書く楽しみの一つかな?と思いますね。
まさか大学で勉強した知識がこんな形で役立つとは、あの時には考えられなかったなぁ~(笑)!
本作で少しでも『電気』という、『現代科学の魔法』の一端に興味を持っていただけると嬉しいですね!
さて、昼飯食ったのでもう一回昼寝します。設定資料集の投稿は夜になりそうですね。
では、おやすみなさーい!




