6-14.世界樹へ突撃~~!!
※2026/4/3追記
先ほど投稿した際のまえがきで書きましたが、本日は商船三井さんふらわあ様の『さんふらわあむらさき』に乗船しております。
ただいま明石海峡大橋をくぐりました!橋を渡るよりもくぐる方が多いんですよね~。
世界樹の上空で遭遇した魔獣は軍隊カラスだった!無数の敵を倒したんだけど、世界樹からまだまだ出てくるんだよ!これじゃあキリがないなぁ〜。
「アキー!また来たぞー!こんなに住み着いてるのかよー!?」
「リオ!空中戦じゃ分が悪い!どこでもいいから世界樹に強行で降りて!」
「わかったぞー!」
「ナナ!カークくん!アトラちゃん!強行突入するよ!リオの後についてきて!」
「わかったわ!」
「了解だ!」
「あたいも!」
リオは軍隊カラスを避けつつ、世界樹に近づいた。すると、ボクたちの作戦に気づいたのか、軍隊カラスたちが世界樹の前に立ち塞がった!
非人道的な防壁である人の壁ならぬカラスの壁?とそう思った瞬間!カラスの壁が一斉に魔法を撃ってきた!
火魔法だからまさしく『炎の壁』だよ!?某ロマンあふれるRPG2作目だと防御系魔法だけど、こうしてみると怖いわ!
「だから甘ーい!ウォーターシェル!!」
リオの周囲が水の薄い膜で覆われた!そしてリオはスピードを落とさずに突っ込んでいった!
炎の壁にぶつかったけども、こっちは水の膜と竜気でガードしながら高速飛行しているから、大して影響なかった。先端はとがらせてるからね!かき分けて突き進んでいき、カラスの壁すら突き破って前方に視界が開けてきたよ~!
って!?もうすぐ目の前が世界樹だよ!?
「やばっ!?うわぁーーー!?」
「ちょっ!?きゃーー!!」
「えっ!?うわーーー!!」
「あっ!?ひゃーーー!?」
バキバキメキメキッ!と激しい音を立てつつ、ボクたちは世界樹に突っ込んじゃったよ···。不時着···、というか半ば墜落だよ···。
「いたたた···、みんなー!無事かー!?」
「え、ええ···。なんとかね···」
「いってーーー!!くそーー!とりあえずおれも大丈夫だ!」
「あたいも···。あいつら、わざと下がってあたいたちを墜落させようとしやがったな!?」
リオが声をかけるとナナ、カークくん、アトラちゃんから返事があった。なんとか無事だったね。おそらくアトラちゃんの読みが正しいかな?空中でカラスどもはボクたちが突き抜けると想定して、ゆっくりと世界樹へ後退して墜落させる気だったんだろうね。ホント、元の世界でもそうだけどカラスは賢いよ···。
でも、こっちはドラゴン族だからね!耐久力が竜気のおかげで高いから無事だよ!
「さて···、結果的に世界樹にたどりついたわけだけど···、どう動こうかなぁ~?」
「アキー?どう動くってー?」
「いやリオ、ダンジョンって言ってたから道があるのかな?って思ったんだけど···。見渡す限り木の枝とでっかい葉っぱだらけなんだよ。あんまり木の枝を折りたくもないし、葉っぱをむしるわけにはいかないんだけどなぁ~」
「確かになー。とりあえずここに突っ込んだ時にできた空間があるから、とりあえず戻りながら通れそうなところを探すかー?」
「それがよさそうかな?じゃあ行こうか!」
道がなければ作ればいいじゃん!ってわけにはいかないからね。仕方なく開けてしまった穴を戻りながら、どこかに通路らしきものがないかを探そうと戻ろうとした時!
『キミたち~!(キミたち~!キミたち~!···)ここに何しに来たの~?(ここに何しに来たの~?ここに何しに来たの~?···)』
どこからともなく声が聞こえてきた!しかも狭いからこだましてやかましいぞ!?
「え~っと、どちら様ですか?ボクたちはこの世界樹の下にある集落から、この世界樹に住み着いた魔獣退治を依頼されたんですけど?」
『お~~!?魔獣退治してくれるの~!?(お~~!?魔獣退治してくれるの~!?お~~!?魔獣退治してくれるの~!?···)助かるよ~!(助かるよ~!助かるよ~!···)あっ!(あっ!あっ!···)ワイはね~!(ワイはね~!ワイはね~!···)世界樹って呼ばれてるんだよ~!(世界樹って呼ばれてるんだよ~!世界樹って呼ばれてるんだよ~!···)魔獣に葉っぱ食べられて~(魔獣に葉っぱ食べられて~魔獣に葉っぱ食べられて~···)困ってたんだよ~!(困ってたんだよ~!困ってたんだよ~!···)昔にも金色のドラゴン族が追っ払ってくれたんだよ~(昔にも金色のドラゴン族が追っ払ってくれたんだよ~昔にも金色のドラゴン族が追っ払ってくれたんだよ~···)』
···こだまして言った言葉が重なり合って何言ってるのかわからんなぁ~。どうしようか?
「あの~、すいませんが声を小さくしてくれませんか?こだまが響きすぎて聞こえないんですよ!」
『···えっ!?(えっ!?えっ!?···)あ~、ゴメンね~。これぐらいならいいかな?』
「いいですよ。もう1回最初から説明してもらえませんか?」
『ワイは世界樹って呼ばれてるよ。魔獣に葉っぱ食べられて困ってたんだよ~。ワイ自身はどうにもできんからね。いつも世話してくれてる集落の人がこれまで退治してくれてたんだけど、今回は群れでやってきちゃったから数が多くてね~。昔にもあったけど、その時は金色のドラゴン族が通りがかってやっつけてくれたんだよね~』
「世界樹さん?よくしゃべるんですね?」
『そりゃエーレタニアができた時からいるからね~。神様がワイを植えてこの周辺の繁栄と管理を任されたからね~。って、動けないからなにもできないんだけどね~。そういえばなんでワイの言葉がわかるの?ついつい独り言でしゃべっちゃったけど、神様以外の普通の人には聞こえないはずだけど?』
「···えっ!?リオ?今の声って聞こえてた?」
「かすかだけどなー」
「あたしは聞こえないわよ?」
「じーちゃん?おれも聞こえないぞ?」
「フーはちょっとだけ聞こえる~」
「クーもちょっとだけきこえる」
「おれもちょっとだけだけどな!」
「あたいは聞こえないぞ?なんでカーク兄とクーは聞こえてるんだ?」
「···私は聞こえないね」
「オレは聞こえてるな。ナビだからか?」
「ハルとナナとモンドくんとアトラちゃんは聞こえない···。とすると、神の力の核があるか整調者の力を引き継いでるかで聞こえるのかな?」
『という事は、キミは神の力の核があるんだね?そしてそちらの白銀のドラゴン族さんは整調者だったのかな?』
「そうです。エーレタニアの住人ですが、別の世界の神をやってますけどね。いやいややらされてますよ。申し遅れました。ボクはアキと言います」
「オレは元整調者だったぞー。リオって言うんだぞー」
『そうなんだ!?良かったよ~!話し相手が1万年近くいなかったからね~!独り言ず~っと言ってたんだけど、反応してもらえて嬉しいよ~!そうそう!魔獣なんだけど、なんとかできそう!?大したお礼はできそうにないけどさ!』
「いいですよ。ボスの場所を教えてくれたら退治しますよ」
『ありがと~!それじゃあそこまでの道を作るね~!』
う~ん···。めっちゃしゃべるなぁ~。聞こえる人はかなり限定的だけどね。これ、リオのお母さんのイアさん連れてきたら無限に話をしそうな気がしてきたぞ?
世界樹はかなりおしゃべりでしたね。あんまり話ができる相手がいなかったので寂しかったというのもあるんですよ。しかも神の力を持つ者限定なので、なおさら聞いてくれる人はいませんしね。
さて次回予告ですが、世界樹のダンジョン攻略!と思いきや、世界樹がボスのところまでの道を作ってくれることになり、まっすぐ突き進むことになりました。
そして最奥にはボスが待ち構えてました!今回はド派手な魔法が乱舞しますよ~!アキくんの新魔法も披露します。
それではお楽しみに~!




