【出てきた登場人物およびその他設定紹介(第2章まで)】
本日3回目の投稿です。
こちらは公式設定資料集です。
この前に第2章最終話とネタバレ集を投稿してますので、ここから読み始めた!という方は気を付けて下さいね。
こちらも設定資料集なので、本編には関係ありませんから、読み飛ばしてもいいですけど、やっぱり読んでるとお話を深く感じることができますよ~。
※ここではこの章で登場した人物や作中の設定をまとめて紹介しています。また、本編では説明しきれなかったネタバレにはならない裏設定も公開しています。
本編ではありませんので、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
1.新規登場人物
アピア
アンペル学園の教師で、若い犬っぽい獣人女性。
非常に親しみやすい雰囲気を出しており、学園でも人気が高い。
担当科目は武術。多くの武器について非常に知識が豊富なため、アイリからアキの担当になってもらえるよう打診していた。
まったく未知だったアキの魔力剣の本質を見極め、アキに活用法を指導した。
リン
外の理の者のひとり。
アキとは全く異なる世界の人間で、500年前に自分の世界が滅びの危機を迎え、世界を超えてエーレタニアに侵攻した世界の人間。
その後、侵攻に関与しなかったその世界の神が観測者という、情報収集に特化した能力を付与した者をエーレタニアに送り込み、逆襲による逆侵攻が起こらないか監視していた。
能力はいわゆる『鑑定』。その人が持つ情報を探り、収集していたが、最終的には逆侵攻は起こらないと判断されたため、オブザーバー業務はリンが最後として打ち切られることとなった。
引き上げる直前にアキとリオに出会い、自分たちとは別の世界の人間がいた事、そしてアキの記憶の中に入って地球の文明に触れたことを喜んでいた。
リオ(魂の器修復後)
アキによって魂の器が修復されて人型になることも可能となった。
ただ、アキの魔力がまざってしまったため、姿はアキと同様少年姿にしかなれない。今後アキが成長したら元の青年の姿になるかもしれないが、少年の姿は元の姿とは大きく異なるため、ある意味カモフラージュに役立っている。
容姿は短髪の銀髪で目は緋色、耳の上にちょこっと角が生えている、見た目はちょっとだけかっこいいやんちゃボウズ。背はアキより若干高いぐらいで引き締まった体つき、おしりに短いしっぽ、背中には白銀の小さな翼がある。翼は任意でサイズを大きくすることで飛行することができる。
なお、背中に翼があるため上半身はランニングシャツぐらいしか着れないが、上半身裸でも『竜気』と呼ばれるドラゴン族特有の力で極寒の地でも凍えることはない。
アキ(2章で明かされた部分)
旅行者という能力を神に与えられていたことが判明。
·スマホを使用した独特な創作魔法に長ける
·創作魔法を行使するイメージがしやすい
·旅に必要な最低限のスキルを習得しやすい
·魔力保有量が多め
·トラブルに巻き込まれやすい
他にもあるらしく、神の力で強力に封印されているものがある。
2.用語解説
魂の器
その人の魂が具現化したもの。
噴水がある池のような形をしている事が多く、像の部分には魂をもつ人の種族それぞれの像が立っており、そこから水が出ている。
この水が魔力であり、出る水の量が自らの魂から生み出される魔力量である。なお、この水は人によって密度が大きく異なるため、少ないからと言って魔力が小さいわけではない。
また、池の大きさや深さは自身の魔力容量を示している。
魂の器はその人の人格そのものであるため、キズなどが入ってしまうと人格の豹変や魔力量の激減などの悪影響が出る。
邪法はこの魂の器を直接攻撃するために編み出された魔法のため、いったん受けてしまうと原則修復は不可能。
リオはこの魂の器を自ら崩壊させて瞬間的に爆発的な魔力を得るという禁じ手の裏技を使用して、相打ち覚悟で大魔王に立ち向かった。
この禁じ手によってリオの魂は消滅寸前に近い状況だったが、アキが創作魔法で魂の器を直接ガーデニングという物理的手法で修復するという、こちらも禁じ手に近い裏技で修復が完了した。
しかし、アキの腕では元通りにはできず、像はかわいいマスコットぬいぐるみに近い状態になってしまったため、リオは魔力が回復したにもかかわらず、勝手が異なって困惑してしまった。
合体変身魔法
リオの魔力が魂の器を修復してくれたアキの魔力と混ざってしまったことにより、魔力の一種の共鳴現象を利用してリオの力と体をアキに纏わせるという形で二人の力を合わせて驚異的な力を得る事ができる究極の創作魔法。
合体変身魔法の成立条件が魔力の共鳴現象なため、これまで成功した事例は全く存在せず、アキとリオが初めての事例となった。
合体魔法はお互いの魔力を一定以上まで高めて等しくすること、お互いが持つイメージが共通であること、掛け声を掛けることで成立する。
成功すると、変身して纏う側の能力を備えた姿になる。
アキの場合はリオを纏うため、白銀竜の姿を形どった姿になった。が、しかし!アキがリオの魂の器の像をかわいいマスコットぬいぐるみ風に仕上げてしまったために、変身後の姿は白銀竜のかわいい着ぐるみを着た格好(アキの顔は竜の口の部分)になってしまった。
しかし格好に似合わず、身体能力は大幅に向上し、飛行能力も獲得。魔法もノータイム発動、リオの創作魔法も使用可、さらにはアニメやゲームの技を再現したアキのオリジナル超必殺技まで使用可となる。
10分という時間制限はあるものの、変身中は大魔王にも匹敵するほどの世界最強の強さを誇る。
ただ、『かわいい着ぐるみを着て戦っている』という羞恥心がアキの精神力をガリガリ削り取っていくという欠点があり、アキはよほど追い詰められない限り使いたがらない。
3.地名
ジスタ3国
・ベース:『鉄壁の軍事国家』
・コレクタ:『商業国』
・エミッタ:『研究拠点国』
の3つの国をまとめて呼ばれている、中規模国家群。
相互に協力し合っているため、関係は良好。
レジスト
リオの故郷でドラゴン族の集落がある。
ハンティング家は集落ではかなり地位が高いようだ。
4.神器(2章まで判明分)
魔力剣
神よりアキに与えられたアキ専用の武器。
通常は束の部分だけで、ポケットに入る小型サイズで軽量、魔力を込めることでアキの髪の色と同じ透き通った青色の刃が顕現する。
アキのイメージ通りの切れ味と刃の長さになる仕様だが、標準サイズの1m、一般的な剣と同じくらいの切れ味状態が最も魔力消費量が少ない。
この標準を外れると、形状・長さ・切れ味によって魔力消費量が際限なく増えてしまうので、状況に応じて使い分ける必要がある。
無くしても無限収納カバンに戻ってくる安心機能付き!
スマホ
アキが元の世界で愛用していたスマホが、神によって魔改造されて神器化してしまった端末。
耐久性が高いほか、無くしてもすぐに手元か無限収納カバンに帰ってくるので、落としても安心機能付き!
容量は無限大になってるので、アプリをたくさんダウンロードしてもへっちゃらだが、神によって制限されている。
OSは『エンドロイド』という、神が作り頻繁にアップデートしている。
アプリはアキの創作魔法と連動しており、スマホのアシストで様々なチート機能を発揮するため、アキ専用の『魔法の杖』とも言えるだろう。
充電は魔力で行い、約1分で充電完了する。
異世界旅行には必須なアイテムである。
無限収納カバン
神からアキに与えられた神器。
見た目は普通のショルダーバッグだが、容量は無限大。耐久力バツグンで破れることはない。
程よい軽さで、動いても全く気にならないので、カバンを下げたまま戦闘も可能。
お疲れさまでした。
これにて第2章は完結しました!想定以上に多くの方に読んでいただいているようで大変ありがたいですね。現在第7章書いてますので、まだまだ続きますよ~!
さて次回予告はさっきしたんですけど、章の名前は書いてませんでしたね!
第3章 遥かなる旅路?
全12話構成です。史上最悪のトラブルがアキくんを追い詰めてしまいます。
でも、最後はハッピーエンドですから、安心して読んでくださいね!
第1話は人型となったリオくんと初めての宿泊で、思いもよらないトラブルに巻き込まれます!
ご期待下さい!




