【第2章設定ネタバレ集】
本日は第2章完結のため、ネタバレ集と設定資料集も投稿しています。
ここはネタバレ集です。
ここから読み始めた方!この前に第2章最終話を投稿してますし、ここのネタは第2章全部読まないと『なんのこっちゃ!?』ってなります。
せっかくだから読み返してみませんか?1話平均2800字程度なので気軽に読めますよ?
※こちらはこの小説における設定および元ネタの紹介です。
ここを先に読んでしまうと本編の面白さが半減するかもしれませんよ?まずは本編を読んでいただきましてから、ちょっとエーレタニアを深く知りたい!
作者、何考えとんねん!と往復ビンタするようなツッコミを入れるネタとしてご活用(?)下さい。
2-1
アンペル学園
元ネタは電流の単位『アンペア』から。3文字ルール?それは人の名前であって、学園の名前は対象外です。でも短い方が書くにも覚えるのも楽でいいですね。
大出力魔力砲
元ネタはアニメ『魔法少女リリカルなのは』で登場するなのはのディバインバスターです。
収束魔法
こちらも元ネタはアニメ『魔法少女リリカルなのは』で登場するなのはの最後の切り札魔法スターライトブレイカーですね。シリーズで最も盛り上がるシーンです。敵味方問わず消耗し放散された魔力を全部回収してトドメの一撃をおみまいするので、魔力を使い果たした最終盤で使用するという、かなりえげつない魔法ですね。
2-3
リン
こちらも序章で紹介したPS2の『ダーククロニクル』から大賢者クレスト(リン)から拝借。『観測者』という名前と老婆を思ついたとき、最もぴったりなキャラだったので、採用しました。ゲーム中の役割もかなり似てるんですよ。
某スパイの家族
元ネタは『SPY×FAMILY』ですね。映画面白かったです!
2-4
アピア
初の人名で電気用語から考え出しました。元ネタは『逆電力継電器(Reverse Power Relay)』の略称『RPR』の頭文字からです。
電力会社から工場やお店など高圧(ほとんど6600V)受電する場合、事故が発生したら回路を遮断しないと停電規模が大きくなってしまいます。
『継電器』とは、事故が発生した際に停電する範囲を可能な限り小さくするために動作するデカいブレーカー(遮断機)を切る条件なんですね。
この逆電力継電器は太陽光発電所や工場や病院などで独自に発電機を持っていて、電力会社から受電する回路に直結する場合に必要な継電器です。
これは電力会社で事故が発生すると停電しますが、顧客が独自に持ってる発電設備がつながってると電気が電力会社側へ逆流して2重事故につながりかねないので、電力会社側の停電の時に顧客から電力会社側へ電力が流れようとしたら遮断機を切るよう条件付けしたものなんですね。
電気主任技術者を目指してる方!法規の試験で最近頻繁に出てきてますよ!この小説は試験勉強にも役立つのです(オイオイ!)。
2-5
「やめろぉー!!アイリー!!これ外さないと、ぶっとばすぞー!!」
元ネタは昔の『とんねるずのみなさんのおかげです』の『仮面ノリダー』の改造人間にされる際の言葉です。
まぁ、魂にかける特殊な治療なのである意味改造されていると言っても過言じゃないかな?と思って採用しました。
「は~い、大丈夫ですよ~。『(死ぬほど)痛くない』ですからね~。痛かったら手を上げて下さいね~」
実はこれ、作者が市民病院の歯医者で親知らずを抜く際に歯医者さんに言われたそのままです(笑)。
麻酔を貫通して痛みが来たので手を上げたら「は~い、暴れないでくださいね~」と言われ、抑えつけられました。
あんたが手を上げろって言ったから上げたんやろー!!と言いたかったのですが、残念ながら歯医者で口を開けっ放しだったため叫べませんでした。
『絶対大丈夫!』
元ネタは『カードキャプターさくら』の桜ちゃんのセリフからです。
2-6
あの胃にやさしい錠剤
元ネタは私が二日酔いの頭痛の際にお世話になっている『バファリン』です。
2-7
13kmもいけそうかな~?
元ネタは久保帯人先生の『BLEACH』にて護廷十三番隊三番隊隊長、市丸ギンの斬魄刀の技で、剣を伸ばすものですね。
魔力剣
序章から登場してるのに元ネタ書いてませんでしたね!
元ネタはNHKのオリジナルアニメ『飛べ!イサミ』のイサミちゃんの武器ですね。『スターウォーズ』じゃないんですよ。
ただ、本作ではポケットに入るようにオリジナルよりもさらにコンパクトにしています。
このアニメ、変身シーンが入った途中からめっちゃ化けた作品でしたね!佐藤竜雄監督が『キャラが勝手に暴走した!』と言ってたのが印象的で、暴走するってイメージが当時は全くなかったですね。
本作ではこの2章から暴走する場面が多々ありまして、作者自身が何を書いてるのか読み返して驚くことが多かったです。
ちなみに佐藤監督が言うには『設定が多すぎてキャラが倒れる』『設定がスカスカでキャラが立たない』のは作品として面白くないそうです。本作はなんとかどちらでもない状態になったのはありがたかったですね。
無限収納カバン
これも序章から出てるのに説明してなかったですね!
元ネタは『魔法陣グルグル』で主人公のニケが持っていたショルダーバッグです。無限収納は精霊のギップル担当でしたけどね。
リュックじゃなくてショルダーバッグなのは盗難対策です。
治安のいい日本ではあんまり気にしないでしょうが、海外でリュックは後ろからカッターで切られてスリの被害に遭いやすいのです。
実は元警察官の叔父が昔のオーストラリアのシドニーでこの被害に遭いまして、被害届を出しに交番へ行ったら『Police!?』とバカにされた!と悔しがってましたね。
ですので、作者が海外へ行く時はスーツケースと首を通したショルダーバッグです。
首を通すことでひったくり被害を防止しています。
2-8
趣味はガーデニングです
元ネタはとある人気声優さんが某アニメイベントにて言ったウソです。
出演されている某アニメのラジオにゲスト出演した際、そのウソを信じてしまったファンが『影響されてガーデニングを始めた』とメールを送ってきて、しかも紹介されたその時にウソと本人から言ったというものです。
その人気声優さんは『ピュアなんだね~』と言って、放送中にパーソナリティーに怒られました。
···これで誰なのか分かった人はスゴイ!
2-11
記憶の中へ行ってみたいと思いませんか?
元ネタは井上陽水さんの『夢の中へ』の『夢の中へ行ってみたいと思いませんか?』からです。ちょっと古すぎですかね!?めっちゃ流行った曲ですね。一部変えたので大丈夫かと思いますが···。
しかしなにもおこらなかった
元ネタは言うまでもなく『ドラクエ』ですね。
えっ?その言葉の前の文が気になるって?世の中には知らない方がいいことがあるんですよ?
明人が住んでた街
これは作者の出身地である神戸が元ネタです。海浜公園はアジュール舞子、島は淡路島、橋は明石海峡大橋、鉄道はJR神戸線(山陽本線)の新快速、空港は神戸空港です。
途中で踏切を渡るシーンがありますが、実際には存在しません。車が渡れるJRの踏切は西明石~摂津本山間はないんですよ。山陽電車はあるけどね。
科学も魔法みたいなものかもしれませんね!
元ネタは広井王子様著、小説版『魔動王グランゾート』の一節です。
『科学とは魔法の一分野である』という記述を、当時中学生だった作者は強烈に感動しまして、この時から『電気は魔法である』と本気で考えるようになり、大学でも電気工学を学びました。
わずかな一文が作者の人生を決定づけてしまったのです!
何がキッカケになるかわかりませんね。
明人が序章2話で電気は魔法だ!話していたのは、作者が本当に会社で言ったくだりのまんまです。結末も実話です(笑)。
船上バイキングとその船
元ネタは商船三井さんふらわあ様の関西航路で執筆当時最新のフェリーである、『さんふらわあくれない・むらさき』のバイキングです。
現実には乗船して1泊なんですが、作中では船上バイキングクルーズとしました。
実際には中華はないんですけど、古今東西いろんな食事をリオたちに味わってもらおうと、ちょっと盛りました(笑)。
本当はクルーズ船の『ルミナス神戸Ⅱ』にするつもりだったんですが、リオはマナーなんて知ったこっちゃないだろうなぁ~と思って、残念ながら不採用となりました。
高速を飛ばしてっていうのは阪神高速湾岸線です。大阪南港のトレードセンター(ATC)にあるさんふらわあターミナルへ向かっています。
神戸なら六甲アイランドからのさんふらわあごーるど・ぱーるじゃないの?と思うでしょうけど、くれないのバイキングは質が別格なんですよ!
作者は昼の瀬戸内海カジュアルクルーズとかで結構乗船させていただきました。
いいですよ?船旅!
ただ、外洋は揺れて気分が悪くなって寝込みやすく、船内で執筆してたら船酔いしました(笑)
ちなみにこちらは知り合いが社員としていまして、ちゃあんと『(個人的に)許可』は得ましたよ!
会社的にNGだったらゴメンナサイ···。
2-12
日曜朝にやっていた西新宿が舞台のアニメ
元ネタはアニメ『デジモンテイマーズ』です。変身シーンの掛け声は『マトリクスエヴォリューション!』ですね!聖地巡礼行きましたよ~。
子供向けなのに設定が大人寄りだったので、見ごたえありましたね。
なお、本作では変身中にアキが素っ裸になることはありません。光ってすぐに完了です。
いや、だってね!?これは旅行モノの作品なんで、ヒーローじゃないんですよ!?
それでも『どうしても見たい!』とおっしゃる方は、書籍化かアニメ化したら見れますよ。まずムリですけどね!
インテグレーション!
「一体化」の英訳そのまんまです。
ちなみにこの合体変身ですが、当初はボツネタだったんです。
変身ヒーローって、旅行関係ないやん?ボツ!って思っていたらですよ。リオが『面白そうじゃんかー!やらせろよー!こっちで勝手にするからなー!』と言い出してしまい、収集つかなくなってしまったのでやむを得ず登場しました。
ただし、その代償はちゃんとアキとリオに払っていただきますが(笑)。
パジャマっぽいとある動物のスーツを着た作品
元ネタはくまなの様の『くまクマ熊ベアー』ですね。
あのスーツもなかなかのインパクトですが、こちらはかわいい着ぐるみにしました。かわいいは正義だよ!?えっ?罰ゲーム?
某有名RPGのドラ〇ンマスター
元ネタはリオの姿を引用させていただきました、サターンの名作RPG『LUNAR Silver Star Story』のドラゴンマスターです。
いや、やるなら作者もこっちの姿がいいですよ?ただ、これはあくまで旅行モノなので、ヒーローじゃないからネタにしてやろうか?ということで作者からアキとリオに対する『逆襲』の意味でボツにしてやりました(笑)。
2-13
どうして···、どうしてこんな事に···。
元ネタはアニメ『けものフレンズ』でのかばんちゃんのセリフからです。
某変身ヒーロー
カラータイマーはありませんが、元ネタは『ウルトラマン』です。
レジスト
元ネタは電気抵抗の英語読み『レジスト』からです。回路記号がジグザグなので、龍(竜ではなく)の長い体に似てるなぁ~と思って付けました。意外に気に入ってます!
ジスタ3国
元ネタは電気の半導体の1つである『トランジスタ』です。トランジスタは通信の増幅回路の他、インバータなどではスイッチとしても使用される半導体ですね。
3本足のある半導体で、各端子にはベース・コレクタ・エミッタと名前がついています。3国の名前も端子名からです。
ベース端子はいわゆる水道の蛇口と同じです。電流を多く流すとコレクタ~エミッタ間に流す電流を大きくできます。
逆にベースに流す電流を小さくすると、コレクタ~エミッタ間に流す電流を小さくできます。
他にも半導体はありますが、どれもこのトランジスタと原理はほぼ一緒です。
半導体とは、ベースに流す電流によって導体(電流を流せる状態)にも不導体(電流を流さない状態)に変化させられる部品なんですね。
そういった特性があるため、3国には以下の属性をつけました。
・ベース:流せる電流は信号電流で小さく、抵抗が大きいので『鉄壁の軍事国家』
・コレクタ:集めるという意味があるため、商品が集まる『商業国』
・エミッタ:排出するという意味があるため、研究し結果を輩出するという意味で『研究拠点国』
としました。
本作史上最高文字数でお届けしたネタバレ集、いかがでしたでしょうか?
まぁ、執筆中に思いついたらメモ書きで残していったものなんですけどね、結構な文量になりました。
それだけ作者が情熱をかけてるって事でよろしくお願いいたします。
あと、さんふらわあネタは大丈夫だそうです。知り合いの社員の方にも投稿してから連絡したらOK!でした。この場を借りてお礼申し上げます。···あとでやっぱりダメだったら連絡下さいね!
さて、この後設定資料集を投稿いたします。




