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【番外編・続編加筆して統合作業中】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
番外編 アキの『副業』と孫の成長

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アキの神様生活-05.諸君、ボクは戦争が大好きだ。

「···よろしい、ならば戦争(クリーク)だ」



 エレさんがボクの世界の完成が間近だと知って妨害工作(・・・・)として戦争(ケンカ)を吹っ掛けてきたんだ。ええもちろん、ご希望通り相手してやりますとも···。全力で···。



 諸君、ボクは戦争が大好きだ。



「レオ···、アレ(・・)2本(・・)用意してくれる···?」


『あ、ああ···。アキ、本気で怒ってるんだなぁ~。考えてる事が物騒だわ···』



 ボクが売られた戦争(ケンカ)言い値で買う(・・・・・・)準備をする一方、エレさんの家では···、



「エレくん!?本気なの!?アキくんにケンカ吹っ掛けちゃって大丈夫なの!?」


「ああ!あいつ、オレより後に始めたのにもう完成間近だと!?こっちはこんなに苦労してるし貧乏生活が終わらないし!!ふざけやがって!こっちが先輩なんだぞ!格の違いというものを見せてやる!全兵力をもって潰してやるぞ!!」


「思いっきり嫉妬じゃない!?どうなっても知らないよ!?」


「大丈夫だ!問題ない!!侵略成功したら相手からGPを奪えるんだ!それを換金して借金返済に充てればいいのだよ。勝てばよかろうなのだァァァァッ!!」


「それで勝ってもリアルでは信用最悪になっちゃうよ···。本当にいいんだね···?」


「二度も同じことを言わせるな!心配いらん!あっという間に片づけてやるさ!こっちには決戦兵器があるのだからな!!ふはははーーー!!」


「(これはマズいなぁ~。こうなったらアキくんに勝ってもらって、エレくんにリアルなお仕置きをしてもらわないとなぁ~)じゃあ、始めるよ?」


「まずは相手の兵力を削ぐぞ!マイクロウェーブ発射装置起動!!特大ビーム砲で跡形もなく消し去ってやる!!グーレリアの空中庭園『エレーニア』も起動だ!!」


「···え?えっと···、エレくん?その兵器ってレオリアの世界じゃないと発動できないんだけど?世界を(また)いで向こうの世界へは発射装置から送信できないよ?空中庭園も大きすぎて世界を跨げないけど···」


「···え?」


「あと、兵士の士気がどん底なんだけど?みんなやる気ないけど···」


「な!?なぜだ!?あの世界は黄金の理想郷が!」


「え~っと···『別の世界に攻め入る理由はなんだ?こっちは特に困ってないんだが?』とか、『守るならまだしも、こっちから攻めるって気が滅入るわぁ~』とか、『ないわ~!こっちから戦争なんて、ないわ~!』とか、『どういう事だ!?どういう判断だ!?』とかいろいろクレームが来てるよ?きちんと回答しないと動いてくれないよ?」


「なん···、だと!?なぜだ!?なぜこううまくいかないんだ!?説得が足らんかったーー!?」


「そういえばうちから侵攻って初めてだよね?ずっと防衛戦ばっかりだったからね。エレくん?ちゃんと説明してからやらないと、反発されてうまく動かないよ?」


「そんな悠長なことやってられるか!!すでに宣戦布告した以上、向こうから反撃食らうぞ!!ちくしょーめーー!!」


「今のところその傾向はないけど···」



 ···よし。向こうはゲームの中で戦争(・・・・・・・・)をしようとしてたけど、きちんと準備せずに強引にやってたようだね?でも残念···。なにもそっちの土俵(・・・・・・)でやり合わなくてもいいんだよ。


 こうすればね!!



 バーーーーン!!!



 ボクはエレさんの家の扉を蹴破った!!もちろん身体強化7倍の全力でね!!そして···、ボクの手にはドス黒くて禍々しい神殺しの短剣(・・・・・・)両手に(・・・)『タダチニ ソウビ』したよ!



「なあっ!?ま、まさか!?こっちでカチコミされただと!?」


「ア、アキくん!?その両手に持ってるのはまさか!?」


「···そっちから戦争(ケンカ)吹っ掛けてきたんだから、やられる覚悟はできてるんですよね?お命···、頂戴いたす!!」


「ま、待て!話せばわか」


「話して戦争が終わるかぁーーー!!」



 ボクは持っていた神殺しの短剣をエレさんに思いっきりぶっ刺した!!



 ドスッ!ドスッ!



「ぐふっ!!···あ、あれ?痛くない?」


「ええ。痛くないですよ~。呪いを付与せずに『神の力の核だけ』をいただいただけですから。···今からボクが逆に『ワールド・エクリプス』を仕掛けてあげますよ。それじゃ」


「ちょ!?ま、待って!!」


「えい」



 ビリビリビリ~~~!!



「あばばばばばばーー!?」



 ボクは弱めの雷魔法でエレさんを感電させた。安心して下さい、気絶してるだけですよ。電圧を思いっきり上げて電流を微弱にしつつ、心臓には電流流してないんでね。



「きゅう···」


「じゃあ、ボクはこれで。エレさんが起きる前に『ワールド・エクリプス』を完成させないといけないんでね」


「アキくん···。今回はごめんね。エレくんの暴走を止められなかったよ」


「ナビさんはエレさんを止められないでしょ?こうなったのもエレさんが選択した結果だから気にしなくていいですよ。それじゃあ」



 そしてボクは足湯に浸かりながら神様の業務(スマホゲーム)をしつつ、レオリアとグーレリアで『ワールド・エクリプス』の準備をレオにお願いした。



『今回はエレが全面的に悪いな!オレからも謝るよ』


「レオは関係ないじゃん。それに、エレさんには痛い目をみないと気付かないだろうからね。向こうから仕掛けた以上、負けたらそれなりに賠償責任が伴うからね~。これで借金増えちゃったね~。とっても困ったさんになっちゃってるよね~」


『おぉ~···、アキって怒らせたら怖いんだな···。おっ!?ワールド・エクリプスが発動したぜ!』


「へぇ~。神殺しの短剣を起点に黒魔力が噴き出して、こんな感じで黒魔力に世界が覆われちゃうんだね~。このエーレタニアでは発動を阻止したけど、まさかボク自身が別世界で発動することになるなんてなぁ~」


『本来ならその世界の神界まで攻め込まないといけないから、顕現中を狙うのが定石なのによく成功させたなぁ~。しかも2つの世界同時なんて前代未聞だぜ?』


「ははは!まぁ、褒められることじゃないけどね。さて!足湯でのんびりしながらワールド・エクリプスを発動させたし、何かデザート買って帰ろうか!ハルにもお土産をあげたいしね!」


『いいなぁ~。ナビだとメシ食えないからなぁ~』


「ごめんね~。こればっかりはボクじゃどうにもならないしね。さあ、帰ろうか!」


『おう!』



 夕方になってエレさんは目が覚めたようだった。



「う、う~ん···。あれ?どうなったんだ?」


「エレくん···。エレくんが担当した2つの世界、アキくんがワールド・エクリプスを発動させて乗っ取りに成功しちゃったよ···」


「···え?···マジで?」


「マジだよ。そして、これまでのエレくんが貯めたGPは全部アキくんが没収しちゃったし、賠償請求が来ちゃってるよ」


「···マジで!?」


「だから言ったでしょ?どうなっても知らないって。アキくんへの借金がエーレタニアだけじゃなくてGPまでついちゃったよ···」


「···破産、できないの?」


「破産ってなに?」


「地獄が···、始まった···」



 この日、エレさんにはボクが蹴破ったドアの修理費が追加で借金に加わり、さらに賠償請求として30万GPを要求しておいた。


 レオの話によると、破産制度なんてないらしいから、エレさんはこれから世界を借金状態で育てなくてはならなくなってしまったんだ。


 そして、乗っ取った2つの世界はボクとレオで調整してすくすくと育ってるよ。もう85%まできてるから、あとちょっとだね!


 乗っ取った世界の人たちからは···、



『神が替わって生活が安定したぞ~!』


『神が替わったから彼女ができたぞ~!』


『神が替わったおかげでオーディションに合格したわ~!』


『神が替わったおかげで事業が大当たりしたぞ~!』


『神が替わったおかげでねんがんのアイ○ソードをてにいれたぞー!』



って感想が届いたよ。なんか関係ない感想もあるけど···。まぁ、いいか!

 ブチギレしたアキくんですが、それでも冷静にエレくんに逆襲しましたね。アキくんは本気で怒ると逆に冷静になるタイプです。

 これによってアキくんは管理する世界が3軒になりました。乗っ取った世界の人々はエレくんの横暴に愛想つかしてましたので、新たな神様となったアキくんに大いに期待してその通りになったので大喜びでした!


 今回のお話はアキくんが神様になってエレくんより上手だったらどうなるかな~?対戦させてみようかな?と思ったところからでした。さすがに世界間でドンパチやりだすと戦争もの小説になってしまうので、あっさりと神様同士のガチンコバトルで決着つけさせましたけどね。


 さて次回予告ですが、エレくんサイドのお話なので、サブタイトルも『神様の憂鬱EX』に戻ります。

 アキくんにリフォーム中の世界を乗っ取られてしまい、さらには壊されたドアの修理費や賠償金まで借金してしまったエレくんの悲惨な状況をお届けします(笑)!

 ナビくんが気を使ってアキくんからGPを借り、その上で再び別世界をリフォームしようとしますが、その世界にも異世界から侵略を受けてしまいます!なんとかしようと足掻いたものの、うまいこといかなかったのでアキくんに救援要請を求めます。しかし、それは有償なので借金が···!?


 それではお楽しみに~!

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