【第18章設定ネタバレ集】
本日朝の投稿で本作は完結しました。
こちらはネタバレ集です。これを読んでから最終話を読んでもいいですよ~!
※こちらはこの小説における設定および元ネタの紹介です。
ここを先に読んでしまうと本編の面白さが半減するかもしれませんよ?まずは本編を読んでいただきましてから、ちょっとエーレタニアを深く知りたい!
作者、何考えとんねん!と往復ビンタするようなツッコミを入れるネタとしてご活用(?)下さい。
※そろそろネタが尽き始めてきました···、と思ったら意外とありました(笑)
章タイトル『未来へ···』
元ネタは日本ファルコム様の『英雄伝説 閃の軌跡4』のラストダンジョンである幻想機動要塞『トゥアハ・デ・ダナーン』の最奥で流れる曲の名前です。
非常にラスト感のある曲なんで、本作最終章のタイトルとして引用させていただきました。
この軌跡シリーズはサントラにピアノを多用しており、非常に幻想的なんですよね~。
18-4
大氷原
元ネタは『ロマンシングサガ2』のラストダンジョンのある場所です。
南極に近い位置にあるのですが、本作は逆に北極付近にしています。第17章でミルちゃんが上空から流氷上に魔獣がたくさんいると言っていたのはここに集結するためでした。
ちなみにエーレタニアの北極には大陸がありまして、シャーベットランドの名がついてます。
これもアイスランドとかグリーンランドがそのまま使えないのでこの名前にしています。
7回攻撃と総戦闘回数
元ネタはこちらも『ロマンシングサガ2』ですね。
ラスボスである七英雄は総戦闘回数が多いと、最大7回攻撃をしてきます。これをいかに耐えるか?もしくは回避するか?がポイントなんですが、容易ではないので攻略本がないとはっきり言ってムリゲーです。
このゲームは総戦闘回数で敵が強くなっていくのですが、『退却までカウントされる』ため、下手に逃げ回ると弱いままで敵が一方的に強くなるんですね。
作者もそうですが、いまだに人気の衰えることのない作品ですね!フルリメイクも決まったとか!?どうなるんでしょうね~。
18-8
ムーオの理想郷
元ネタはKONAMI様の小島秀夫監督作品『メタルギアソリッド2』の愛国者達の考え方の一部です。
先日プレイ動画を見ましたが、20年以上前の作品なのに現代のSNSの危険性を訴えてたのは改めてすごいなぁ~と思いましたね。
ムーオも個人の力の増大を危惧して、自分の思い通りな世界にしたいと考えてしまいました。
神の力同士は引き合う
元ネタは荒木飛呂彦先生の『ジョジョ』の『スタンド能力者同士は引かれ合う』ですね!
アキくんのトラブル体質の原因が神の力の核のせいだったため、ムーオが企んでいた計画をことごとく潰しまくってしまいました。
ちなみに神は当時、この事にまったく気づいておらず、『やけに接触が多いなぁ〜?こんなはずじゃなかったのになぁ〜』と思ってました。
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アドの人形
元ネタはアニメ『新機動戦記ガンダムW』のモビルドールです。
さすがに100体を操るのは無理ありますので、この方式を引用しました。簡単な指示を出し、後は自律型AIによって戦闘を行うというものですね。
また、部位の自爆は『ファイナルファンタジー4』のボスのベイガンです。
万仞剣
元ネタは日本ファルコム様の『英雄伝説 閃の軌跡4』での八葉一刀流奥義の『無仭剣』です。
『仭』の字を検索した際にこれが出まして、この字は中国古代の長さの単位だそうで、『万仞』は非常に長いという意味なんですが、それが転じて非常に高いことや深い事を指し示す言葉になったようですね。
とても気に入ったので、使用しました。フユくんが剣術の理に至った瞬間でもあります。
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憐れみは侮辱と同等だぞ!
元ネタは『サモンナイト3』のイスラのセリフですね。
細かく解説しちゃうとネタバレになってしまうので避けますが、とある呪いを生まれる前からかけられてしまい、地獄の苦しみから逃れるために悪に染まってしまった自分に対して『そんな気持ちだったのか···』という事をとあるキャラがつぶやいた時に吐いた言葉です。
まぁ、自分しかわからない気持ちを理解するってのはこう意味にも捉えられると感じたのは衝撃的でしたね。もはやここまで来ると言葉はもう通じないですね。言葉の限界なんでしょう。
リオ!スターライトキャノンを撃つよ!!
ここのアキくんとリオくんのやりとりの元ネタは、アニメ『機動新世紀ガンダムX』の最終話で、ガンダムダブルエックスのツインサテライトキャノンに対抗してサテライトランチャーを撃とうとするオルバ・シャギアのフロスト兄弟のやりとりのまんまです。
あちらは悪役でしたが、こちらは『エーレタニアにとっての正義』の使いどころでしたね。蓄魔の腕輪に蓄えられていた2人の膨大な魔力をすべて使い果たす、最強威力の一撃を食らわせてやりました。
18-11
ファイアーウォール
元ネタは吉崎観音先生の『護衛神エイト』の結末です。
あちらはプログラミングの世界でしたが、こちらは魔法の障壁です。維持する魔力の元は龍脈にしてあります。まぁ、このあたりは地球でいうバンアレン帯ですね!これは宇宙からの有害な放射線から地球を守る役割を果たしているんです。
しかし、障壁というものはどこかに綻びがあるものですので、今後も別の世界からの侵略があるかもしれませんね···。次回作の布石···?
神を辞める
元ネタはSSのRPG『LUNAR Silver Star Story』と『LUNAR Eternal Blue』での神から人への転生です。
これも序章から考えていた展開でした。
本作では世界を完成させてから、神としての力をすべて使い果たして人となる方式にしました。こうすることで、神の力を世界中にばらまいて権限を人々に移譲しました。
エピローグ
そして発展が始まった!
元ネタは『ドラゴンクエスト3』のエンディングテロップが始まる直前の『そして でんせつが はじまった』ですね!
『そして伝説へ』の曲も大変素晴らしい曲で、感動しましたね〜!
最終話
すぐに眠くなってきたよ
元ネタは作者の祖母の実話です。
純粋な老衰の場合、起きてる時間が徐々に短くなります。作者の祖母がまさにこれでして、亡くなる前日に起きてる間に面会に行き、元気に会話をし、そこで作者が聞いた最期の言葉が『眠くなったから寝させてね』でしたね···。
最期は夜遅くだったので、看取る事は叶いませんでしたが、施設の方によると普通に夕食を食べて、その後に寝てそのまま静かに亡くなったとの事でした。
考えうる限り最高の亡くなり方でしたので、アキくんにも同じようにしてます。
ちなみに祖母には墓参りした際に引用すると報告しておきました。ただ、感想を現世では聞けないのが残念ですね···。
おそらく、『いいよ。どんなお話になるんだろうね?』って言ってくれる気がしています。
思い出を、ありがとう
元ネタは『ダイの大冒険』のヒュンケルの育ての親である『地獄の騎士バルトスの遺言』ですね!
とても感動するセリフだったので、序章第3話で最終話の話を書いた時点で、アキくんの最期の言葉はこれに決まってました!
こうして言うシーンを書けた事に感謝しますね!
本作は多数の作品からネタを引用しており、ネタバレ集は著作権法上の引用の紹介として始めたものでしたが、いかがだったでしょうか?ほぼほぼ作者の感想がほとんどでしたけどね(笑)!番外編でも一部用意しておりますが、後半は形式上ネタバレ集ができないため、あとがきでのご紹介となる見込みです。
次は設定資料集です。夜に投稿して、本作を完結済とさせていただきます。




