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【完結済・第6章まで加筆修正完了】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
第17章 王都繚乱

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17-5.新旧交流戦 その1

 グロー歴515年3月9日 曇

 

 今日は新整調者(ピースメーカー)の実力を知ってもらうということで交流戦をする事になった。場所はカイジの町の町からかなり離れた荒地だ。ちょっと遠いのでドラゴン族組全員に分乗して運んでもらったんだ。

 

 

 初めにカーネさんとアイリさんから注意事項の説明があったよ。

 

 

「ここは何もない場所なので思う存分力を発揮してもらっても構わないが、魔法に関しては射程が長すぎると影響範囲が広がりすぎて周囲に悪影響と黒魔力を広げてしまうかもしれないので、十分気を付けてくれ。まぁ、多少であればオレが後始末しておくのであまり心配はいらないぞ!」

 

「兄さんが魔法について言及しましたけど、多少は私とリオとナナさんの3重結界で対処いたしますわ。ただ、おそらくすぐ破壊されるでしょうけど、しないよりはマシですわ。あとはジーンさんも多少は黒魔力を処理するようですわね。まずは午前中に個人の能力を見て、午後は団体戦といたしましょうか」

 

 

 まぁ、ドラゴンキャノンを超えるとちょっと結界が厳しいだろうからね。さて、午前中は個人の能力を見せてもらうことになった。

 

 まずはエイルさんだ。武器は槍だね。ちょっとした演武を見せてもらったけど、とても流れるような槍捌きでキレイだったよ。···でも、どこかで見たような型なんだよなぁ~。その答えはフユが言った。

 

 

「それってリム流槍術ですよね?おれは建国祭の会場でやり合いましたよ」

 

「おっ!?ご存じでしたか。まぁ、有名な槍術ですからね。一応皆伝ですけどね」

 

「すごいですね!確かユキは奥義も使えるって言ってたけど、エイルさんも使えるんですか?」

 

「もちろんですけど、ユキ様をご存じで?」

 

「はい。試合でやり合いました。とっても楽しい時間でしたよ」

 

「そうですか···。ふふっ!ユキ様はあんまりお友達がいらっしゃらなかったので、フユくんは気に入られたと思いますよ?」

 

「あぁ~。そんな感じだったかもしれないですね」

 

「···それ以上だとナツは思うけど?」

 

「それ以上って?」

 

「···お嫁さん」

 

「えっ!?ちょっと~!?ユキとはそんなんじゃないって!」

 

「ははは!それはユキ様にとって最高ですね!お似合いだと思いますよ」

 

「エイルさんまで!?からかわないで下さいよ~!」

 

 

 ははは。ユキちゃんネタでフユがいじられちゃったね。さて、次はデジアさんだね。

 

 

「あたしはそんなに戦闘が得意じゃないからあんまり見せられるものはないよ。バフ・デバフ系だからね」

 

「では、私がお相手いたしますわ。どうぞ好きなデバフをおかけになってくださいまし」

 

「そうかい?じゃあ、これなんかはどうだい!?」

 

「あら、これはなかなか···。重力系ですわね~。素晴らしい精度ですわね~」

 

「これを食らって平気な顔してるだって!?どうなってるんだい!?」

 

「ああ、これは自身にデバフ無効化魔法をかけておりますの。最初の瞬間だけデバフの効果が出ますが、すぐに無効にしてしまうのですわ」

 

「とんでもないね···。これが先代の力かい」

 

「では、次はイピムさんにお願いいたしますわ」

 

「おう!では最強技を見せようか!···んん~~!はぁーーーー!!」

 

 

 イピムさんは力を貯めてから一気に斧を振り下ろした!すると、斬撃が飛びつつ、地面を割ってしまった!少なくとも100mぐらいは地割れが発生して深さは···、ちょっと見えないんだけど···。カーネさんが感心していたよ。

 

 

「ほう!素晴らしいな。オレも似たような事はできるが、ここまで深くはえぐれないな。これは頼もしいな!」

 

「では、次はヨウさんにお願いしますわ」

 

「···斥候だから大したことできねーぞ。じゃあ、ステルスで誰かの背後にタッチしてやるぜ」

 

 

 そう言ってヨウくんは姿を消した。···本当にどこにいるかがわからないね。足音とかも聞こえないからね。どうやってるんだろう?

 

 そして次の瞬間、ナツがボクの後ろに立った!えっ!?ボクだった!?

 

 

「···甘い」

 

「な!?なんでわかったんだよ!?」

 

「···行動した瞬間に気配が漏れてた。···移動は完璧だったのにがっかりだよ」

 

「くそーー!慎重にやっていたのに!」

 

「···ナツの言う通りだね。···タッチしようとした時に感情を出しちゃったね。···それで気配が漏れたんだよ」

 

「···俺は、今回もダメなのか」

 

「···あと少しかな?···ナツはそう思うけど?」

 

「···え?」

 

「···移動は把握できなかった。···その時のやり方をタッチする時にもやればよかった」

 

「あと少し···」

 

 

 まさかボクが狙われるとはね。でも、すぐにナツが防いじゃったけど、あと少しって事は才能の開花も近いってことだね。

 

 さあ、最後はコルくんだ。コルくんは年始に見てるからね。あれから2か月だけど、成長したのかな? 

 

 

「うふふ。じゃあ、最後はコルさんですわね。どうされます?」

 

「じゃあ、ボクの最強魔法を撃ちます!リナ、リナの助言でちょっと工夫してみたよ!」

 

「そう!楽しみね~!」

 

 

 ということはドラゴンキャノンだね!コルくんは魔力を超圧縮して両腕が光りだした。手を組んで発射体勢に入った!

 

 その時だ!なんと!両腕以外にも両足でも魔力を超圧縮しだしたんだ!えっ!?どうする気なんだ!?

 

 

「いっくよ~~!ドラゴンキャノン!!」

 

 

 まずは1発(・・・・・)撃った!今回は炎系魔法を付与しているみたいだね!通常の着弾だと爆発だけなんだけど、今回は衝撃波がボクたちを襲った!

 

 威力は年始の時とは比較にならないほどの強さだ!リオ以上だね!でも、ドラゴンキャノンは1発だけじゃなかった(・・・・・・・・・・)

 

 

「まだまだ!第2撃(・・・)だーーー!!」

 

 

 なんと!両足に超圧縮していた魔力を、1発目の発射体勢のまま腕に移し替えて即座に2発目を撃った!今度は雷属性だった!

 

 2連発の属性付きドラゴンキャノンを撃ったにもかかわらず、コルくんは息を切らさずにその場に立っていた。···このチームで間違いなく最強の力を持っちゃったね。

 

 これを見ていたリナは大感激だった!

 

 

「すごいじゃない!属性付与も完璧だし、なにより連発はわたしも考えたことなかったわ!···ふふふっ。もうコルはわたしを超えちゃったわね」

 

「やっと整調者(ピースメーカー)の力の扱い方がわかったから、ちょっと試してみたんだ。初めて成功したよ(・・・・・・・・)!」

 

「···えっ!?これが初めてですって!?」

 

「うん!リナが見ててくれるならできるかな?って思ってやってみたんだ」

 

「あんたね~!···ふふふっ!あははは!やっぱりコルはすごいわね~!じゃああとでわたしもやってみるわ!追い越されて指くわえてみてるなんてできないし!」

 

「うん。楽しみにしてるよ!」

 

「はい、素晴らしい出来でしたわね!昔のリオを軽く超えてますわね。これはとても素晴らしい戦力ですわ。では、次は私たちの力をお見せいたしましょうか」

 

 

 こうして新世代の整調者(ピースメーカー)の力を見せてもらったんだ。次はボクたちだね。

 新世代組の実力が明かされました。ヨウくんはせっかく力を得たのに精度が甘いようです。ナツちゃんにバレちゃいましたね。

 一方のコルくんは思いついた技をぶっつけ本番で成功させてしまいました!やっぱり恋は人(竜)を強くするのでしょうか?


 さて次回予告ですが、交流戦2話目はタイマン勝負!フユくんとナツちゃんはイピムさんに挑み、ハルちゃんはヨウくんに挑みます。どうなるのでしょうかね~?


 それではお楽しみに~!

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