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【完結済・第6章まで加筆修正完了】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
第16章 浮遊大陸編

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16-3.飛行機の原理を応用しよう!

 本日は早朝に墓参り後に愛車を車検に出し、その足で東京港からオーシャン東九フェリー様のフェリーびざんで新門司港まで2泊3日、34.5時間の船旅に出かけており、現在久里浜沖から投稿してます!

「リオ?飛ぶ時っていつもどうしてるの?」

 

「固有魔法だから深く考えてないなー。慣れてきたら思い通りに飛べるようにはなるけどなー」

 

「そうね〜。あたしもそんな感じだし、コツを掴みやすいのが青竜の特徴かしらね~」

 

「じゃあ、さっきの航空工学を魔法で実現しようとするなら風魔法で体の後ろに暴風を吹かせて、翼で揚力を得るってのが現実的かなぁ~?」

 

「とりあえず頭で考えるよりやってみたほうがいいぞー!」

 

「それもそうだね。失敗しても通常の飛行に戻せばいいから墜落もないだろうしね。じゃあ、町の外でやろうか!」

 

 

 こうして全員で町の外に出て実験することにしたんだ。

 

 そうそう、ミルちゃんは身分証を持ってなかったから、ボクとリオで保証人になって役所で発行してもらったよ。この手続きもボクがこの世界に来た時にリオにやってもらったなぁ~。

 

 ついでに長期滞在ビザの手続きもしておいた。これによっていちいち行列ができてる旅人用窓口で手続きせずに町民専用の窓口でらくらく手続きができるようになったんだ。

 

 ちょっと夕方前になっちゃったけど、少しだけ実験を始めよう!

 

 まずはリオがやってみることにした。竜モードになってから飛び上がり、そして後方へ風魔法を強めにぶっ放してみる!

 

 すると、反作用でリオの体は前に加速し始めた!と思ったら急降下してきた!?アブナイ!と思ったら次は急上昇し始めたよ!?

 

 う〜ん···。飛行制御がかなり難しいようだ。まぁ、垂直尾翼とかないから方向転換が難しいのかな?

 

 とりあえず無事に着陸したリオに近づいて感想を聞いてみるか!

 

 

「どう?かなり苦戦してたね」

 

「あー、なかなか後方に風魔法を噴射って難しいぞー。なかなか噴射を始める場所が安定しないんだよなー」

 

「それって、どういう事?」

 

「魔法はほとんど手のひらから出すだろー?今回は足から出してみたけど、足って揺れるから安定しないんだよなー」

 

「あ〜、そういうことね。足の位置が飛んでると不安定だから思った方向に吹き出せないって事か!となると、足先じゃないところから出すしかないってことかぁ~。しっぽも揺れるしね」

 

「となると尻しかないぞー」

 

「···リアルに『魔法は尻から出る』は勘弁してほしいなぁ~。とりあえず、課題の1つは見つかったよ。あとは速さとか翼の状態はどうだった?」

 

「おー!確かに固有魔法の飛行よりは速いぞー!ちょっと翼の付け根が痛かったけど、鍛えたら大丈夫だと思うぞー」

 

「なるほどね!固有魔法だと翼の付け根に負担はあんまりかかってないって事だね。固有魔法と併用は可能かな?」

 

「それはまだ試してないぞー。離陸の時だけはやったけど、どうしてだー?」

 

「固有魔法の飛行だと乗員保護もセットになってるでしょ?上空だと与圧と揺れと落下防止も必要だからね~」

 

「よーし!じゃあ、次はそれを試すぞー!」

 

 

 こうしてリオがテストプレイヤーとしてやってくれたおかげでいくつかの課題が見つかったよ。さて、これをどうクリアするかだね。

 

 これが可能になれば、桁違いの高速飛行と超高高度飛行が可能になるよ。場合によっては音速飛行も可能になるかもね!

 

 

 さて、実験も今日は終了したので帰ろうと街道に出ると、大きな商隊が通りがかっていた。すると、

 

 

「あっ!リナ〜!」

 

「えっ!?コルじゃない!どうしたのよ!?」

 

「アクロヘの商隊の護衛だよ!アクロ行きがあったから仕事で来たんだよ!」

 

「そうなのね~!ゆっくりできるの?」

 

「うん!年明けには出発だから6日ほどいるよ」

 

「そうなのね!じゃあ、わたしのうちに泊まっていきなさい。コランさんも一緒にね!」

 

「えっ!?いいの!?」

 

「いいわよ〜!パパ〜!いいでしょ〜!?」

 

「おう!いいぞー!リビングで寝泊まりになっちゃうけどなー」

 

「それで大丈夫だよ!やったー!」

 

「私までいいのですか?」

 

「おう!仕事とは言え、せっかく来たんだし、うちでゆっくりしてくれよー」

 

「ありがとうございます。では、お言葉に甘えさせていただきますね」

 

 

 なんと、コルくんとコランさんが護衛する商隊がアクロにやって来たんだよ。まぁ、1週間近く雪で物資が不足し始めてたからちょうど良かったよ。

 

 せっかくなので、コルくん親子はリオの家に泊まってもらうことになったよ。ついでに飛行について意見を聞いてみようか。

 

 

 今日の夜はバーベキューだよ。12人もいるから肉焼きセットでも追いつかなかったよ~。ハルとナナが串に刺してボクが焼いていった。

 

 ナナは包丁さえ使わなければ、他の料理に問題はなかったよ。···この世界の食材はほぼ包丁必須だから、全工程は任せられないけどね。

 

 ミルちゃんとコルくんも仲良くなってたね。でも、コルくんはリナがやっぱり1番のようだった。

 

 大量に肉焼きセットで焼いて一段落したところで、ボクたちも食べることにしたんだ。

 

 

「コランさん。護衛のお仕事で気になるところってありましたか?」

 

「そうですね···。やはり魔獣の数が多くなってるような気がしますね。それと多少手強くなってる印象もあります」

 

「そうですか···。王国の北の森についてはボクたちも巻き込まれたのである程度は討伐しておいたんですけど」

 

「そうでしたか。北から来た商隊から魔獣で通行できなかったのができるようになったと聞いてましたが、あなたたちがされたんですね」

 

「まぁ、王国の兵士にお願いしておきましたけどね。そうそう、コランさんは空を飛ぶ事ってありますか?」

 

「もちろん。偵察目的でも飛びますし、戦闘でも飛びますよ」

 

「今、ボクたちは高速飛行について研究してるんです。差し支えなければご協力いただけるとありがたいんですけど···」

 

「構いませんよ?泊めていただく恩を返すのにはちょうどいいかもしれませんね」

 

「ありがとうございます。何か意見をいただければいいので」

 

「わかりました。本当はコルだけ泊めてもらえないか?と思ってたんですけど、私も泊めてもらってますし」

 

「やっぱりコルくんはリナの事を?」

 

「ええ。お察しの通りですよ。あれから4ヶ月、コルは一気に魔法の使い方が良くなりました。威力もそうですが、かなりの魔法を使っても息が上がらなくなりましたし、リナさんの魔法を積極的に使ってましたよ」

 

「あ〜、そうですか。今、コルくんがリナと楽しそうに話をしてますし、なんとなくそんな気がしましたよ」

 

「本当にいい出会いだったんですよ。···生まれた時から母親がおらず、今まで寂しい思いをさせてたんです。

 私の前では心配させまいと考えてるようで、元気に見せかけてますが、実のところはそうではなかったのには気づいてたのですよ。

 あの出会い以降、コルはリナさんを目標に頑張っていました。今まで見たことないぐらい生き生きとしてたので、親としても初めて安心したものですよ。リオさん一家には感謝ですよ」

 

「そうでしたか。せっかくの機会ですから、コルくんにはリナともっと仲良くなってもらいたいですね」

 

「そうですね。良ければ···。いや、それはコルが決めることですね」

 

「ははは!そうですね。おそらくお互い両思いだと思いますよ」

 

 

 ちなみにケンはミルちゃんと一緒に話をしていたよ。こっちもいい雰囲気だから、両思いかもしれないね~!

 風魔法を使用した飛行魔法は課題が多そうでしたね。こうやって新規魔法を開発するのは久しぶりですが、飛行に関しては一筋縄ではいかないです。理屈がわかっていても、それをどうやって実行すればいいのか?が手探り状態です。これは新技術開発と同じなんですね~。理論は確立していても実現できないってのは結構多いんですよ。


 そして、第13章以来のコルくんが再登場です!リナちゃんは大喜びですね~!ちなみにコルくんはアクロ行きの商隊がないか、ずっと探してたんですよ(笑)。やっと見つけた時は大喜びして今日まで楽しみだったんです。しばらくはリオくんの家で一緒に生活しますよ~。


 さて次回予告ですが、コルくんはミルちゃんには初めてなので自己紹介といろいろ話をしたりするまったり回です。そして、コルくんがいることでリナちゃんは気合を入れてとある事に挑戦します!


 明日の投稿は電波の関係上、室戸岬付近を通過する18時前後を予定しております。それを過ぎると電波が届かないので···。それではお楽しみに~!

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