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【完結済・第6章まで加筆修正完了】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
第13章 にぎやかな家族旅行 そして建国祭での格闘技大会

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13-24.リナに恋する赤竜のコルくん

 本日2話目の投稿です!朝に1話投稿してますので、ここから見ちゃった!という方は1話前から読んでくださいね~!

「コルくんって商隊の護衛をしているお父さんと一緒に世界中を回ってるってさっき言ってたけど、コルくんも戦ってるの?」

 

「ちょ、ちょっとだけ···。先に僕が魔獣に魔法で先制攻撃をして、父さんが個別に倒していくってかんじ···、かな?」

 

「へぇ~!わたしとケンがやる戦法と同じね!」

 

「そ、そうなんだ···。じゃあ、僕の戦い方って正しいんだね」

 

「う~ん···。状況によると思うんだけどなぁ~。姉ちゃんの魔法って広域殲滅系(・・・・・)が多いから、そういうのが効果的ってのもあるんだけどね」

 

「なるほど···。魔法の特徴と戦いの状況に合わせて使い分けるって事なんですね」

 

「そうそう!コル!?そんな他人行儀な話し方はやりづらいわ!もっと砕けた話し方をしなさいね!その方が楽しいわ!」

 

「え!?あ、はい。じゃなくて!う、うん!そ、そうするよ。リナさん···、じゃなかった!···リ、リナ」


「う〜ん、まだ固いわね~。まぁ、ちょっとずつ慣れてね!」

 

 

 マジックショーでたまたま出会った赤竜のコルくんと一緒に祭りを回ることにしたんだけど、コルくんはちょっとだけ顔を赤くしてリナと話をしていたんだ。

 

 コルくんは赤竜だから髪も目も赤いんだ。だから顔が赤くなってもあんまりわかりにくいんだよね~。

 

 ···もしかして、これってパパが言ってた恋ってヤツなのかなぁ~?でも、おれはユキと話してる時は楽しいけど顔は赤くならないよ?えっ!?鈍感系だから?···どういう意味?

 

 

 この後、コルくんと一緒に屋台巡りしたり、おいしいお菓子を一緒に食べたりしてとっても楽しんだんだ~!

 

 そして夕方近くになり、リナが言ってた通り、魔法の見せあいっこをする事になったんだ。

 

 さすがに街中ではできないから、昨日まで格闘技大会があった会場にやってきたんだ。ここは当日でも申し込んだら訓練場が使えるって、実は試合の時に受付の係員さんから聞いてたんだよ。

 

 

「さあ!始めるわよ~!まずはコルの魔法を見せてもらおうかしら?本気で撃って構わないわよ!わたしの結界魔法は強度が強いから大丈夫よ~!」

 

「う、うん!じゃ、じゃあ!いつも使ってる魔法を使うよ!···いっけぇ~~~!!」

 

 

 ズドーーーン!!

 

 おおっと!?ナツが得意な爆裂系の魔法だったね!しかもかなりの高威力だったよ。でも、リナの結界は破られてないね。ケンの本気だとギリギリ耐えれるぐらいだから、威力としてはケンよりも低いって事かな?

 

 

「へぇ~、爆裂系ね!ナツよりは威力が小さいけど、それでもなかなかの威力ね!他にはどんな魔法が使えるの?どんどん見せちゃって~!」

 

「はあ、はあ。う、うん!じゃあ、次はこれだ!!」

 

 

 コルくんは次々に魔法を放っていった。でも、赤竜のせいなのか炎系の魔法が一番得意なようだね。

 

 

「うんうん!全属性使えるのはさすがね!しかも炎系が一番得意なようね。ドラゴン族ってみんな魔法が苦手だけど、ここまで使えるのってうちの家族ぐらいなもんだしね!」

 

「はあっ!はあっ!そ、そうなんだ···。父さんは僕がこんなに魔法が使えるのは天才だ!って言ってたんだけど···。そういう事なのかぁ~」

 

「ふふふっ!じゃあ、次は私の魔法を見せるわね!ちょっと危ないから私の後ろにいるのよ?···さぁ!まずは最強魔法からいきましょうかね~!」

 

「ちょっと姉ちゃん!?結界を破っちゃうよ!?パパたちにバレちゃうって!!」

 

「大丈夫よ!ちゃんと正式に(・・・)訓練場を借りてやるんだもの!誰の迷惑にもならないわよ!さあ、いくわよ~!格闘技大会出れなくて溜まった鬱憤(うっぷん)を晴らすわよ~!!」

 

「コルくん!姉ちゃんが撃ったらすぐに伏せてね!飛ばされちゃうよ!!」

 

「えっ!?う、うん!」



 リナは大喜びで魔力を両腕で超圧縮し始めた!本当に鬱憤を晴らす気マンマンだったよ。もしくはコルくんにいいところを見せようとしてるのかもしれないね。


 そして、腕を組んで発射体勢に入った!コルくんは伏せもせずにリナをじ〜っと見つめていた。そして···、思いっきりぶっ放した!!


 

「いくわよ~~!ドラゴンキャノン!!」

 

 

 ドズーーーーン!!!!

 

 

「うわっ!!」

 

 

 着弾直後に猛烈な爆風がおれたちを襲った!まぁ、おれたちは慣れてるからいいんだけどね。コルくんは伏せるのがちょっとだけ遅れちゃったから、ちょっとだけ吹き飛ばされてしまったんだよ。当然、結界は木っ端みじんに吹っ飛んでしまったよ。

 

 

「う~~ん!!あ~~!さっぱりしたわ~~!!やっぱり全力全開でぶっ放したら気持ちいいわね~~!!」

 

「す、すごい···。こ、こんな威力の魔法が···、あるなんて···」

 

「コルくん?これはうちのパパの最強創作魔法なんだよ。あっさりと姉ちゃんもぼくも使えるようになっちゃったけどね」

 

「そうね!でも、やっぱり撃って気持ちいいのはこれね!じゃあ、次はコルにも使えそうな中級クラスの魔法を見せるわ!しっかり見て今後の戦闘で役に立てたらいいわ!」

 

「う、うん!お願いするよ」

 

 

 ということで、リナは中級クラスで物を切断できる水鉄砲とか、土系魔法で弾を作って風魔法で飛ばすロックキャノンとか···。そんなに魔力消費はないけど、高威力の魔法をどんどん見せていったんだ。

 

 そして、しばらくしたら···、リオパパとナナママが飛んで訓練場にやって来たんだ!

 

 

「リナーー!!あれだけ街中で魔法を使うなって言っただろー!!大騒ぎになってるぞーー!!」

 

「え~~!ちゃんと正式に訓練場借りて魔法を撃ったわよ!?どこが悪いのよ~~!!」

 

「威力がデカすぎるんだぞー!!ドラゴンキャノン撃っただろー!!」

 

「撃ったわよ!コルにわたしの最強魔法を見せたかったから撃ったのよ!なんで怒られなくっちゃならないのよ~!」

 

「あ、あの!僕が見たいって言ったからなんです!リナのお父さん!ごめんなさい!」

 

「···へっ!?ど、どちら様ー?」

 

「あっ!ごめんなさい!僕は赤竜のドラゴン族のコルって言います。たまたまリナに会って、僕が魔法が得意だって言ったからリナが魔法を見せてくれたんです!悪いのは僕です!!」

 

「···あ~、そういう事ね~。完全に理解したわ。リオ、今回は許してあげましょ。どうも正式に訓練場借りてやったみたいだし、不慮の事故って事で女王様にアンタが(・・・・)話しておいて」

 

「···ナナー?どういうことだー!?」

 

「···鈍感だから気づかんか。いいからアンタは女王様に魔法の威力が強すぎただけって説明しておけばいいわ。ええっと、コルくん、だっけ?リナの魔法はどうだった?」

 

「···美しかったです。こんな魔法があるなんて思いもしませんでした。僕もまだまだだと思いました」

 

「うふふ!そうね~。この魔法は元はリオの魔法だけど、リオの魔法はキレイな魔法が多いから見とれちゃうよね~!」

 

「は、はい!リナのお母さん。いい魔法を見せてもらって、僕、感動してます」

 

「ほら!コルもこう言ってるわ!今日のわたしは悪くないわよ!」

 

「···はぁーーー。コルくん、だっけー?キミの親はどうしたんだー?」

 

「父さんは商隊の護衛をやってて、今日は休息日なのでホテルでゆっくりしてると思います。祭りがやってたので、僕だけで見て回ってたんです」

 

「そうかー。それじゃーもう夕方だし、ホテルまで連れてってやるぞー」

 

「えっ?そこまでしていただかなくても···」

 

「気にしなくていいのよ~。じゃ、みんなで一緒に行きましょうか!」

 

「「「「は~~い!!」」」」

 

 

 って事で、もう夕方になっちゃったからリオパパとナナママに連れられてコルくん親子が泊っているホテルに来たんだ。

 

 

「コル!何かあったのか?こちらの方々はどちら様だい?同じドラゴン族のようだけど···」

 

「父さん!今日祭りでマジックショーを見てたら同じドラゴン族の人を見かけて、一緒に回ってたんだ!すごい魔法も見せてくれたんだ!」

 

「すごい魔法?···もしかして、さっきの地響きの魔法か?父さんも何事か?とびっくりしたんだが···」

 

「あっ!ごめんなさい!私が全力全開の最強魔法を撃っちゃったんで···」

 

「そうだったんですね。失礼ですが、お名前を伺っても?」

 

「おう!オレは白銀竜のリオだぞー。こっちが妻の青竜のナナ、コルくんと一緒に祭りを見て回ったのはこっちのリナとケン、そして友達のフユとナツだぞー」

 

「これはこれは。私は商隊の護衛を専門に請けてるコランと言います。···んっ!?『白銀竜のリオ』って、もしかして元整調者(ピースメーカー)の!?」

 

「あー、よく勘違いされるけど人違いだぞー。本人はオレよりも背がかなり高かったみたいだけどなー」

 

「ああ、そうでしたか···。魔法が得意と聞いて思い浮かんでしまったのでつい···。これは失礼しました。そうそう、息子が世話になったようで、ありがとうございました」

 

「いえいえ~。娘たちもとっても楽しかったようですから!よろしければ明日以降もうちのリナとケンと一緒に祭りを楽しんでもらってもいいですか?」

 

「ええ。祭りが終わる翌日に商隊が出発するので、それまでは大丈夫ですよ。よろしくお願いできますか?」

 

「いいわよ~!リナ、ケン!明日と明後日もコルくんと一緒に祭りを楽しんでらっしゃいね~」

 

「「は~~い!コル、また明日」」

 

「···うん!また明日!今日はありがとう!」

 

 

 ということで、あと2日間祭りをおれたちだけで楽しむことになったよ!まだまだ見てないところもあるし、楽しみだなぁ~!

 リナは気づいてませんが、コルくんはリナに恋と憧れを抱いてしまいました。

 リナ自身は『同じ魔法特化のドラゴン族の男の子がいる』というだけで嬉しがっているだけなんですね~。この二人の恋の行く末も気になるところですね!


 さて次回予告ですが、アキくんとハルちゃんが祭りでデートします。ほほえましい様子をお楽しみくださいね!


 明日から7日までは平日なので21時過ぎに1話投稿です。7日で第13章は完結しますのでネタバレ集と設定資料集もお届けします。お楽しみに~!

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