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【完結済・第6章まで加筆修正完了】アキの異世界旅行記 ~旅先でなぜか変なフラグ立ってトラブルに巻き込まれて···ホント困ってます~  作者: ぷちきゅう
第10章 ドタバタなあいさつ回り!~激しいバトルを添えて~

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10-7.エイテ帝国に着いたぞ~!

 本日は土曜日なので朝と夜の2回投稿します!

 本日は作者が埼玉の某ハイブリッドレジャーランドのイベントに日帰り参加するために向かっており、この投稿は東京国際空港羽田行きの飛行機内から投稿していますよ!

  グロー歴505年3月14日 晴れ

 

 やっとエイテ帝国に着いたよ~!

 

 途中思わぬ足止めを食らったけども無事戦闘もなく着けて良かったね。

 

 さて、まずは入国審査だ。特に何もなく入れたよ。まぁ、結構色々とトラブルに巻き込まれたから、ある意味新鮮だったけどね。

 

 エイテ帝国の首都レイスは港町だ。貿易に力を入れてるみたいで、他の大陸との窓口にもなっているようだね。ここで水揚げされた交易品が、ピムエム皇国やレオナード王国とかに運ばれてるんだよ。

 

 逆にこの大陸からの輸出もあるんだよ。貿易で賑わっているのって、元の世界だとシンガポールがそうだね。

 

 街中に入ると大勢の人で賑わっていた。ジスタ3国のコレクタよりも人が多いね!

 

 ボク以外は人混みに揉まれて四苦八苦していたよ。ボクは夏や年末の聖地での20万人訪れるイベントで多少慣れてるけどね。

 

 さて、まずは宿を確保しよう!ハルが冒険者ギルドの近くに大きな宿があると教えてくれたので、まずはそこへ向かおう!

 

 結構大きなホテルだった。ロビーも広々としていて、大きな喫茶店があったよ。空間に余裕が結構あったから、高級感あるね~。

 

 どうも商談とかでも使われてそうだ。ちょっとお値段高そうだけど、長期滞在じゃないからいいか!

 

 では!チェックインだ!···毎回気合い入れないといけないチェックインってどうかとも思うけどね。

 

 

「すいません。今日からとりあえず3泊でダブルの部屋を2部屋お願いしたいんですけど、空いてますか?」

 

「いらっしゃいませ。ダブル2部屋で3泊ですね?空いていますよ。朝食バイキング付きで合計54000ジールになりますが、いかがでしょうか?」

 

「思ったよりいいお値段ですね!それでお願いしますね」

 

「かしこまりました。朝食は午前6:30から9時の営業です。こちらの札を持ってお越し下さい。部屋は3階です。もし予定変更されるようでしたら早めにお申し出下さいね。どうぞごゆっくり」

 

 

 ···普通にチェックインできちゃったよ。久しぶりだったなぁ~、この感覚!

 

 お値段の割には内装は良かったよ。ハルのオススメなのも頷けるね!

 

 

 さて、一息ついたところで今後の予定を打ち合わせようか。ボクたちの部屋にリオとナナに来てもらった。

 

 

「いやー、ここも相変わらず人が多いわね〜。歩いてるとすぐに疲れちゃうわ」

 

「···アキは慣れてる感じだね。私もこれはしんどかったんだけど」

 

「元の世界だと20万人近いイベントに何度か行ったことあったからね。あれに比べればどうってことないかな?でも、結構ボクも疲れたよ」

 

「20万人···!はぁ〜、考えられないわね。この国の総人口ぐらいあるわよ?とんでもない世界だったのね、アキの世界って」

 

「あー、オレは1回アキの世界を体験した事があったけど、すごかったなー。メシがうまかったなー!」

 

「アンタは食べることしか頭にないのか!?まぁ、いいわ。アキ?今日はこれからどうする?」

 

「まずは船の時間を調べたいね。ここからアイム島まで船で3日ぐらいかかるって事だよね?便数って多いの?」

 

「どうだったかしら?あたしは飛んできたからよくわからないのよね〜」

 

「ということは、港に行かないと分からないってことか。夕食まで時間あるからちょっと行ってみようか?」

 

「そうだなー。ついでに市場も見てみようぜー!おいしい食材があるかもしれないからなー」

 

「そうだね!貝以外(・・・)の海産物を買ってバーベキューもいいね〜!」

 

「···貝以外って、どういう事?」

 

「リオは前に貝食べて寝相が大暴れしちゃったんだよ。いわゆるアレルギーなんだろうけどね」

 

「···アレルギー?···毒じゃなくて体に何か悪影響を与えるようなものって事?」

 

「···ハルの勘ってスゴイね。ほぼ当たりだよ。酷い場合は命に関わることもあるんだよ」

 

「···そういうものがあるんだね。今日もひとついい勉強になった」

 

「そんな弱点がリオにあったのね〜。あたしも知ってよかったわ。(···逆に食べさせて暴れるのも面白いかも?)」

 

「···なんだか今寒気がしたぞー!?ナナ!何か変な事考えたなー!?」

 

「(ギクッ!!)そ、そんな事ないわよ〜!言いがかりはよしてよ!」

 

「お、おう。それは悪かったなー。悪気はなかったんだけどなー。ちょっとだけ生命の危機っぽい予感がしただけだからなー」

 

「(···案外鋭いじゃないの)まぁ、勘違いは誰でもあるからいいわよ。これぐらい」

 

「じゃあ、今からでかけようか!地図アプリだとここから10分ぐらいだね」

 

 

 さて、ボクたちは港の方へ出かけたんだ。

 

 結構大きいぞ!?何本埠頭があるんだ?元の世界みたいに荷役設備がないから人海戦術で荷揚げしてるので、めちゃくちゃ広い!

 

 船着き場はどこかな?案内看板が見当たらないからちょっと聞いてみるか!

 

 

「すいませ〜ん!アイム島に行く船ってどこから出てるかご存知ですかぁ〜!?」

 

「アイム島!?それならここから右に7本埠頭を過ぎたところに乗船口があるぞー!こっちは荷物専用だからなー!」

 

「助かりました!ありがとうございました!」

 

 

 結構痩せたお兄さんが親切に教えてくれたよ!力仕事だけど大丈夫なのかな?···もしかして身体強化が使えるのかな?それだったら筋肉関係ないか。仕事に魔法を活かせるってのもいい事だね!

 

 お兄さんに案内された乗船口にやって来た。そこそこ大きなターミナルだったね。さて、窓口はどこかな?

 

 ···あった!ちょっと暇そうにしてるから今日の便はなさそうかな?

 

 

「こんにちは!アイム島に行きたいんですけど、次の船はいつですか?」

 

「ん〜?アイム島かい?ついさっき出港しちゃったから次は3日後だよ。残念だったな〜。もうちょっと早かったら乗れたのになぁ〜」

 

「3日後なら大丈夫ですよ!今ここで予約ってできますか?」

 

「ああ!いいよ。え〜っと、次便で4人だったら···、4人部屋の『ファースト4』って窓付きの部屋が空いてるぞ?あとは大部屋に空きがあるぐらいだな。どうする?」

 

「じゃあ、その部屋でお願いできますか?」

 

「いいぜ!運賃は4人80000ジールだ。前払いになるが大丈夫か?」

 

「大丈夫です!こちらで!」

 

「まいど!じゃあ、3日後の17日の午後2時に出港で、正午から乗船開始だ。出港30分前には乗船口を閉めるから、余裕持って来てくれよな!

 一応レストランもあるが、食料に限りがあるからできる限り市場で保存食などの食料を仕入れておいてくれ。

 部屋には簡易な台所があるが、水はないから船内で買うか持ち込むかしてくれな!説明は以上だが何か質問はあるか?」

 

「水は魔法で出しても大丈夫です?」

 

「問題ないぞ!ただ、暴発して部屋を壊したら弁償になるからな。その点だけ気をつけてくれな!」

 

「わかりました。じゃあ、よろしくお願いしますね!」

 

「おっと、忘れてた!乗船名簿に名前を書いておいてもらうんだった!悪いが名前を書いてくれ!複写になってて、控えが乗船券だ。なくさないでくれよな!これで当日の手続きはないから、時間になったら直接乗船口へ行ってくれ」

 

「ハイ!じゃこれで!」

 

 

 というわけで、予約が完了した。個室に空きがあってよかったよ〜。大部屋だったら気を遣っちゃうしね。

 

 じゃあ、次は市場だ!おいしい食材があるといいね!

 無事エイテ帝国に着いたアキくんたち。

 ここでリオくんが貝に弱いと知ったナナちゃんは目がキュピーン!と光りました!これもフラグかな?

 

 さて次回予告ですが、アイム島へ向かう船は出港したばかりなので、しばらくは待ちぼうけとなってしまいました。時間があるので市場に行ったり、冒険者ギルドで情報収集したりして時間をつぶし、夜はおいしい海産物の料理を堪能したのですが、ここでナナちゃんがある行動に出て、予想通りのハプニングが起きてしまいます!

 もうおわかりでしょうね!どんな結果になるかは夜の投稿をお楽しみに!


 なお、イベント参加中は投稿できないので、投稿時間は20~22時頃になりそうです。


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