【出てきた登場人物およびその他設定紹介(第9章まで)】
本日朝の投稿で第9章は完結しました。そのため、昼にネタバレ集を投稿し、ここは設定資料集です。読み飛ばしても大丈夫ですが、本編では語り切れなかった事も書いてますので、よろしければお付き合い下さい。
※ここではこの章で登場した人物や作中の設定をまとめて紹介しています。また、本編では説明しきれなかったネタバレにはならない裏設定も公開しています。
本編ではありませんので、読み飛ばしていただいても大丈夫です。
1.登場人物
チョッパ
かつては世界で最も有能な暗殺者として、有力者たちを恐怖のどん底に落とした女性の通称。愛称は別にあるようだ。
ハルの育ての親で、ハルは『チパ』と呼んでいた。ハルには凄腕の冒険者と偽って説明していた。
整調者になる前のカーネを敗北寸前まで追い詰めるほどの実力を持っていた。
とある任務に失敗して深手を負ってしまったために現役引退を決意するも、とある有力者がバックについて秘境とも言える雪深いブートで暗殺者養成道場を開き、門下生を裏社会ヘ輩出しているようだ。
ハルがあっという間に自分の技と知識を会得したことに恐怖を感じ『もう教えることはないから、これからは自由に世界で生きていきなさい』と言ってハル自ら出ていくように仕向けた。
神狼族
かつて世界が荒廃し、整調者システムが誕生する以前に、神が強者によって世界を統治する手法をとろうとして実験的に創造した種族。
創造がたった一人だけだったので、他種族と交わると強制的に神狼族となり、さらには他種族の力をも取り込んだ子が誕生するという仕組みが組み込まれていた。
当初は目的通りにいったものの、世代が進むにつれてあまりにもたくさんの種族の力を取り込んだ者が出始め、さらに子の強化目的で他種族を襲っていく輩までが出る始末になった。
中には整調者まで襲って力を取り込もうとしたことを察知した神は、これ以上は逆に世界の調和を乱しかねないとして、創った者の責任として整調者に討滅を命じてしまった。
神狼族には固有の創作魔法として、『共有』という魔法が使える。ただし、これは個人差があり、ハルは魔力だった。
また、『トランス』という強化状態にもなることができ、身体強化に加えてさらに強さが増す事も可能だが、時間制限がある。
神狼族による統治方法が行き詰まりをみせたために新たなシステムとして整調者を神が創った際には、あらゆる種族が対象として『期間限定で能力を貸与』し、『任務終了後に能力の一部を報奨とする』という方針を編み出し、現時点では問題なく稼働している。
ハル(判明した真実)
先代整調者による一族の討滅から唯一逃れることができた、神狼族最後の一人だった。
ハルの本当の両親が、危機を感じて秘境にハルを捨てたため、生き残ってはいないと感じさせたのが良かったようだ。
最後の一人ということで種の生存本能が強烈に発揮されてしまい、幼少でも凄まじい戦闘能力とセンスを持っていた。
アキに抱き着くと『安心する』と言い、これまで天涯孤独の身だった事から、知らないうちに寂しい思いを抱いていたようだったが、アキと結婚したことで精神が安定してさらに強くなった。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました!
これにて第9章はすべて終了です。
本作で一番ノリにノッた章でしたね~!今後もドタバタな旅は続いていきますよ~!
さて次回予告ですが、アキくんたちはナナちゃんに乗ってリオくんの実家であるレジストへ飛んでいきます。そして大騒ぎになってしまい、ナナちゃんの覚悟はまったく足りてなかったと後悔してしまいます。アキくんですら嫁扱いされてましたからね!
それでは本日夜より第10章『ドタバタなあいさつ回り!~激しいバトルを添えて~』全20話をお届けいたします。お楽しみに~!




